中国、イランを断固支持すると表明
イスラエル/ハマス紛争が激化する中、中国の動きが不気味です。
中国はイランを断固支持すると表明しました。
10月26日、中国の李強首相は、イランが「国家主権、領土保全、国家の尊厳」を守ることを、「中国は断固として支持する」と述べました。
これはキルギスの首都ビシュケクで開催された上海協力機構首脳会議の際に、李強首相がイランのモクベール第一副大統領と会談した際の発言です。
もし中国やロシアといった大国がイラン側に付いた場合、世界は完全に分断の様相を呈します。まさに東西冷戦の時代を彷彿とさせるかのよう。
あーあ、前から書いてきた通りやっぱり水瓶座時代はこうなっていくのか。ダテや酔狂の占いごっこやオママゴト風水とかじゃなく、ちゃんとした天体的根拠に基づく、思った通りの展開になりつつあるかも。
Premier Li Qiang said on Thursday that China will, as always, firmly support #Iran in safeguarding national sovereignty, territorial integrity and national dignity and strongly oppose any external interference in Iran's internal affairs. #SCO https://t.co/JGu2Jx1ItR pic.twitter.com/0WRdHHYe4E
— China Daily (@ChinaDaily) October 28, 2023
地図からイスラエルの名前を削除
もともと以前から中国は、イランと「包括的戦略パートナーシップ」を推進していて、核合意再建についてもイランを支持していますから、これは当然の成り行きといえます。
両国は包括的戦略パートナーシップ計画を実行に移し、「一帯一路」における協力を推進し、教育、文化、観光、シンクタンクを含む各分野や人的・文化的交流における相互の協力を強化し、「中国・イラン協力の新たな持続的成果に努めるべきである」と述べています。
そんな中、中国がオンライン地図からイスラエルを削除したと報じられました。
百度(バイドゥ)やアリババといった中国のトップIT企業が、イスラエルの名前を表記しなくなったという。
それによると、百度のデジタル地図はイスラエルとパレスチナ自治区の境界線を示しているものの、イスラエルという国名は示していません。
これはアリババの地図でも同様のようで、ルクセンブルクのような小さな国でもはっきりとマークされているにも関わらず、とのことです。
「百度やアリババが提供するオンライン地図には、イスラエルの国境線、パレスチナ自治区、主要都市は表示されているが、国名は表示されていない」↓
Israel has disappeared from China's online maps – The Wall Street Journal
Users have noticed that the country's name does not appear on online digital maps provided by companies such as Baidu and Alibaba. They show Israel's recognized borders, Palestinian territories, and key… pic.twitter.com/HgCqkkW9Uh
— NEXTA (@nexta_tv) October 31, 2023
中国軍艦が中東海域に向かった
百度やアリババなどの企業が、これを独自に判断して勝手にやるとは思い難い。
だとすれば・・・何かの前兆でしょうか。
少し前にこのブログで、中国の軍艦6隻が中東海域に向かった件について書きました。↓
6隻の中国軍艦がペルシャ湾に入港し、クウェートで5日間を過ごした後、南下してオマーンに向かったという。マスカット港を訪問した後、アラビア海に向かったとの情報です。
一部でこれは中国が、イスラエルとハマスの戦争に、もはや受け身の傍観者ではないという”明確なサインを送った”と見る向きもあるという。
中国・ロシア・イランの軍事協調関係
もっとも、これは今に始まったことではなく、すでに2019年から中国・ロシア・イランは合同軍事演習を4回も行っているようです。
【2019年12月】
ロシア、中国、イランがインド洋で合同海軍訓練を開始↓
#Iran, #China, #Russia start joint naval drills in Sea of Oman, Indian Ocean pic.twitter.com/eSJNqLGmUT
— Press TV (@PressTV) December 28, 2019
【2020年9月】
中国、イラン、ロシアが「コーカス2020」軍事訓練に参加↓
China, Iran and Russia to take part in ‘Caucus 2020’ military drills https://t.co/b9HzgAHMZQ
— Middle East Monitor (@MiddleEastMnt) September 11, 2020
【2021年2月】
イラン、ロシア、中国がインド洋で海軍合同演習を実施↓
Iran, Russia, China to conduct joint naval exercise in Indian Ocean https://t.co/XnOfjNOV1k @JM_Szuba
— Al-Monitor (@AlMonitor) February 10, 2021
【2023年3月】
中国がロシア、イランとのオマーン湾での「セキュリティ・ボンド2023」合同海軍訓練を発表、他にもパキスタン、オマーン、アラブ首長国連邦などが参加↓
China announces joint naval drills with Russia and Iran
The ‘Security Bond-2023’ exercises in the Gulf of Oman seek to 'inject positive energy' into the region, Beijing saidhttps://t.co/aOaH8doi1r pic.twitter.com/4XNmlvclD2
— RT (@RT_com) March 15, 2023
中東における中国の影響力
また中国は今年3月、長いこと敵対関係にあったサウジアラビアとイランの和解に決定的な役割を果たしました。
サウジアラビアとイランは2016年以来、断交していましたが、両政府代表が中国で4日間にわたり協議した結果、合意に達したという。
BBCニュース – イランとサウジアラビア、7年ぶりに外交関係正常化で合意 中国が仲介https://t.co/TksIF2vUn1
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) March 11, 2023
一方で米国のバイデン政権は、イスラエルとサウジアラビアの関係正常化に向けて動いていたが、その道のりは険しいと言われていました。
「見返り」求めるサウジ 険しい道のりのイスラエルとの関係正常化 https://t.co/Cyp2GJZVT6
イスラエルとサウジアラビアの関係正常化に向けた動きに注目が集まっている。中東外交の立て直しを図るバイデン米政権が、仲介に本腰を入れ始めたことが背景にある。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) August 10, 2023
サウジアラビアとイランはパレスチナに味方し、イスラエルの行動を非難しています。そして世界中でパレスチナ支持のデモが起こっている。
これは中東における支配構図が変わりつつあることを示し、ますます中国の影響力が強くなっているのではないのか。
習主席の独裁固め
また不気味なのは、李克強前首相が急死したことにより、中国は習近平国家主席の独裁体制がさらに強固になったのではないかという懸念が浮上していることです。
戦争やりたくてしょうがないけど外交弱さが露呈しているディープステート・バイデン政権さんは、大丈夫なんですかね。すでにウクライナは見捨てられそうになってますけど。TIME誌の爆弾報道が話題になってます。
最近、ついにFBI長官は、ハマスによる「アメリカ本土攻撃の脅威が高まった」と警告していますが。↓
FBI Director Chris Wray warns Hamas terrorists may "conduct attacks here on our own soil."
REMINDER: At least 172 individuals on the terror watchlist were encountered trying to enter the U.S. illegally in FY2023 — more than the previous six years combined. pic.twitter.com/XbKQyNCwGz
— RNC Research (@RNCResearch) October 31, 2023
それと、おそらくトランプが復権するようなことになる前に、中国は台湾侵攻を目指すのではないかという気がしてしまいますが。
というのもバイデン政権が「アメリカ・ラスト」ばかりやってた結果、今の状況を招いているのは明らかなのでは。
2020年の大統領選挙で主流メディアは「勝つのはバイデンだバイデンだ」と言って煽ったわけですけど、彼らが望んでいたのはこういう状況なんでしょうか?
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