藤崎マーケットのトキ氏がNEM流出で涙目――いま危うい典型世代だった

仮想通貨NEMの流出騒動、まだまだこれから広がりそうな感じ。そんな中で被害を受けたお笑いコンビ・藤崎マーケットのトキ氏（33）がほぼ全財産をつぎ込んでいたと話題になっている。同じく芸人のたむらけんじ氏に勧められて取引を始めたと言うが、今回の流出でほぼすべてを失い、かろうじて残った自己資金は6万円とPiTaPaに入金されている6,000円だけだったと告白している。

コインチェックの仮想通貨が全て盗まれました。貯金すべてなくなりました。仕事ください。 pic.twitter.com/gouDYEUOmw

— 藤崎マーケット・トキ (@fujisakitoki) 2018年1月26日

返金と発表されたが・・・

とはいえ、一応コインチェック社は返金を表明しているので、現段階ではそれに望みをつなげるしかないだろう。それで晴れて返金された暁には芸人としておいしいネタになるわけだから、TV出演増えたりイジられたり、むしろ本業でウハウハ、って可能性もある。

ただまだ懸念は払拭されたわけではなくて、金融庁が同社に返金の裏付けとなる財務データや手続きの提示を求めたところ、明確な回答は得られなかったというから、まだ少し時間がかかりそうだ。

それと保有者にとっては、返金されたとしてもタイミングによっては所得税の問題がある。仮想通貨の取引で得た利益は課税対象になるから、どの時点で利益確定になるとかも含め、まだまだいろいろ混乱はありそう。もし4,000万円以上の利益が出ていたとしたら半分くらい税金がかかるので、対象者はそれこそ気が気じゃないだろう。

それに付随するけど、コインチェック社は返金補償を「88.549円×保有数」としているが、これを書いている時点で取引所Zaifによれば95円くらいにはなっているので、人によってはかなり損が出る人もいるかもしれない。そのあたり、すでにブーイングも出ているけど。
もちろん補償されるだけ御の字という人もいるだろうが。
【出典元】不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について／Coincheck株式会社

トキ氏のホロスコープ――問題の世代だった

トキ氏：現在のホロスコープ

で話題のトキ氏だけど、ホロスコープを見たら1984年生まれだった。
これも前から言ってることだが、1984～86年生まれもいま危うい世代なので、特にこういう騒動には気をつけなければならなかった。

この世代って、漠然とした野心があるだけに、こういう話には乗りやすいかもしれない。また彼の場合は、そもそもお金に対する欲望も割と高い方だと思うので、こういう話には常に気をつけるべきだろう。

タイミング的に見ても、この人は現在進行形でそうなりがちな配置になっていて、太陽が完全に「幻惑されます」って感じで怪しげな影響を受けているだけに、ハマるべくしてハマっている感は否めず、と同時にそれが限度を超えてしまうことも暗示されている。
そもそもこの太陽は、新しくて革新的なものに飛びつきやすいので。