カリフォルニア州、刑務所収容の犯罪者最大76,000人の釈放計画が進行中――アメリカどうなるの?

カリフォルニア州が刑務所収容者の釈放を準備

さてギャビン・ニューサム知事のリコール投票に進むかというカリフォルニア州だが、このたび刑務所に収容されている犯罪者を、釈放する準備をしているとの報道が話題になっている。

その対象数は76,000人で、この中には終身刑になった凶悪犯罪者の約20,000人も含まれるとのこと。

これはニューサム知事の、刑務所を閉鎖して施設数を減らす政策の一環と言われてる。カリフォルニア州では人口が減っているため、予讃削減の狙いがあるのかな。
知らんけど。

クレジットポイント制?

カリフォルニア行政法局によると、服役囚が規則を守り、更生や教育のプログラムに参加してクレジットを稼ぐことで、早く家に帰れる可能性(釈放)が高まり、より安全な刑務所につながると言ってる。つまり今すぐ釈放というわけではなく、少なくとも数ヶ月後からだとのこと。

これによって、刑務所内の囚人の数を減らすのに役立つ、とも言っている。

まあポイント制みたいなものを利用して改心を促すという狙いかな?そう上手くいくんだろうか。

それより、凶悪犯罪者を何万人も釈放して治安大丈夫なの?と思ってしまうが。

刑務所削減も進行中

そもそもカリフォルニア州は、2006年に刑務所の収容人数が16万人に達し、一時は刑務所内の体育館やジム施設を使うまでに膨れ上がっていたという。

そのため2011年に連邦最高裁が、収容者の人数を削減する命令を出していたようだ。(それって、犯罪を減らせって事では?)

それで一応、コロナ前には11万7000人にまで減っていたとのことだが、これにはからくりもあって、州の刑務所から郡の刑務所に移った者もいるという。

すでに2021年10月までにサンフランシスコ郊外のトレイシーにある刑務所を閉鎖することが発表されており、2022年7月までにスーザンビルの刑務所も閉鎖が発表されている。

さらなる釈放を要求も

ただ民主党やその支援団体は、さらなる受刑者の釈放や刑期の短縮を求めており、また一部では州内に35ある刑務所のうち、少なくともあと10箇所を閉鎖すべきだと主張している団体もあるという。

えーと、治安ぶっ壊したいのでしょうか?

たしかカリフォルニア州ロサンゼルスでは、2020年度に警察予算を削減したら犯罪が激増したので、今年2月に予算の増額を決定してたはず。

同じようにBLMとかAntifaが大活躍のオレゴン州ポートランドなども、警察予算の削減で銃撃犠牲者が激増、ジョージ・フロイド事件のミネアポリスも同じような感じで、いったんは予算削減をしたものの、けっきょく予算を増やしている。

たしか大統領選のとき、バイデン氏が「警察削減についてはまだ黙ってろ」とスピーチしてる映像がFOXでリークされた事があった。ここでも取り上げたけど。

だからどうこう言うつもりはないが、そういうことなのかな?

ニューサム知事の独断強行か?

いずれにしてもカリフォルニア州のこの新しいルールは5月1日から始まるが、一般にはほとんど知らされていなかったという。

当然ながら共和党議員はこの政策に反対していて、ジム・ニールセン上院議員は「これはニューサムが自分の権限だけでやっている。悪行だ。」と批判している。

今回ニューサム知事は「緊急規制」という形で行ったらしく、市民などの声も聞かずに独断で進んでいるようだ。しかし恒久的なルールにするには、議案を提出するプロセスを経なければならないという。ま当たり前だけど。

最後に

ニューサム知事に限らず、ニューヨーク州のクオモ知事といい、コロナロックダウン中に自らフロリダに旅行した疑惑のミシガン州グレッチェン・ホイットマー知事といい、民主党はなかなか個性的な人材が揃ってるんだねえ。

いずれにしてもアメリカはどんな方向に進むのかな。まあホロスコープの暗示が着々と進行しているとしか思えないけど。

興味津々だから見続けるしかない。

ではこの辺で失礼します。

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