クリスマスパレードSUV事故、容疑者が逮捕
米現地11月21日にウィスコンシン州ウォーキシャで行われていたクリスマスパレードにSUV車が突っ込み、5名が死亡し少なくとも48名が負傷したとされる事件で、39才のダレル・E・ブルックスJr.容疑者が逮捕されました。
ブルックス容疑者は「MathBoi Fly」という名前で活動しているアマチュアのラッパーだとのことです。Youtubeにチャンネルを開設していたようですが、現在は削除されているとのこと。
Waukesha Christmas parade attack suspect was out on 'inappropriately low' bond, DA admits https://t.co/KkLXo0HzSU pic.twitter.com/lLrzto3crM
— New York Post (@nypost) November 22, 2021
事故の概要
この日午後4時から始まったパレードは、マーチングバンド、地元のダンスグループ、クラシックカー、山車などが参加し、街の中心部を約1マイル行進するものでした。
午後4時39分ごろ、イースト・メイン・ストリートで赤いSUV車(フォード・エスケープ)がパレードに向かって突進し、次々と人を轢いていきました。
その後SUVはバリアを突き破って逃走しました。現場から1.6kmほど離れた場所で止められ、運転していた人物が参考人として拘束されました。
亡くなったのは79才女性、71才女性、52才女性×2、81才男性の5名です。負傷した48名の中には十数名の子供が含まれています。
※閲覧注意(地獄絵図です)
WARNING: Graphic footage
Top-down video footage shows a driver deliberately plowing through a Christmas parade in Waukesha, Wisconsin. pic.twitter.com/fo5xXPF12q
— The Post Millennial (@TPostMillennial) November 22, 2021
多数の犯罪歴
ブルックス容疑者は1999年以降、多数の犯罪歴があり、ウィスコンシン州だけでも薬物所持、絞殺・窒息、暴行、銃器の不法所持、逮捕への抵抗などの容疑で15回以上の逮捕歴があるようです。
今年になって2回保釈されており、2020年夏に甥に向かって銃を撃った罪で、今年2月に500ドルで釈放されています。
11月2日にはミルウォーキーのガソリンスタンドで元カノを殴り、故意に車で轢こうとしたために逮捕され、1,000ドルの保釈金を払って保釈されたばかりでした。
この保釈金の安さが物議になっており、ミルウォーキー郡検事局はブルックス容疑者の保釈金は犯罪歴から考えて「不適切に安かった」と認めています。
未成年性的行為も
ブルックス容疑者はネバダ州でも未成年との性行為で起訴され、性犯罪者として登録されているといいます。
THREAD: #Waukesha #BLM Darrell Edward Brooks Jr.
He is an admitted child sex trafficker. pic.twitter.com/h1O7Ef8Xr6
— The Cocaína (@MrNukemCocaine) November 22, 2021
「今俺はロ○コンなんだ。それを説明するよ。」
「俺はネバダ州で働いてた。あの女と会い、彼女が楽しみたいと言ったので、俺はその女を連れてネバダに行ったんだ。意味わかる?俺はクラックをやった。そのとき、彼女が16才だなんて知らなかった。」
テロではない
同じウィスコンシン州で起きたため、リッテンハウス裁判との関係が疑われましたが、警察は否定しています。またテロ事件でもないとしています。
現在調査が進んでおり、動機などが解明されていくものと思われます。
ではこの辺で失礼します。
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