下院議長「バイデンを弾劾するつもりだ!」――ハンターの元パートナーが議会で証言へ

ハンターのパートナーが議会で証言

明日にでもトランプが起訴されると言われています。どうせ政治的なものでしょうけど。

さて下院共和党によるバイデン家の汚職疑惑への追及が強まっています。

このたび、ハンター・バイデンの元ビジネスパートナーだったデボン・アーチャー氏を議会に召喚しての公聴会が、現地7月31日に決定したもよう。

当初24日と言われていましたが、1週間延びました。なんでもアーチャー氏は、これまで3回も宣誓証言をキャンセルしてきたという。

――ついに年貢を納める時がきたのか。

アーチャー氏の証言は、これまで以上に重要なものとなることが予想されます。

というのも、彼は以前ハンター・バイデンとともに行動し、一緒に会社を運営し、ウクライナのブリスマ社では2人とも取締役に就任していました。そのような関係から、かなりの内部情報を持っていると思われます。

(左端がアーチャー氏)↓

デボン・アーチャーについて

デボン・アーチャー氏はイェール大学卒で、大学在学中にジョン・ケリー元上院議員の娘婿クリストファー・ハインツ氏(ケチャップのハインツ家の子息)とルームメイトだったと言われています。

ハンター・バイデンもイェール大学に通っていました。

2009年、ハンター、アーチャー、ハインツは共同でローズモント・セネカ・パートナーズという会社を設立し、国際的なビジネス取引を開始したという。これとは別にハンターとアーチャーはローズモント・リアルティという会社も共同で設立しています。

2014年からアーチャー氏は、ハンターとともにウクライナのエネルギー会社ブリスマの取締役に就任しました。当時ハインツ氏は、風評リスクを理由にこれに反対していたという。

けっきょくハンターは2019年4月までブリスマの取締役を務め、月によっては最高5万ドルの報酬を得ていたと言われています。ハンターがブリスマの取締役の職を得られたのは、父親ジョー・バイデンの力で汚職捜査から逃れるためだったというのが、最近明らかになりました。

このようにアーチャー氏とハンター・バイデンは長いこと密接した関係にあり、かなりの情報を持っていると思われることから、この公聴会が非常に重要なものになることが予想されます。

アーチャーは裏切られた?

それだけハンターと密接だったアーチャー氏が、なぜ手のひら返しのような宣誓証言することになったのか。

アーチャー氏は2016年5月、ネイティブ・アメリカンの部族オグララ・スー族から約6000万ドルの債券を詐取する計画に関与したとして、他の6名とともに起訴されました。ちなみにこの事件にハンター・バイデンは無関係だとされています。

被告らは、「少なくとも2014年3月頃から2016年4月頃まで、起債資金の投資方法について嘘をつき、オグララ・スー族ネイティブ・アメリカン部族に起債させたが、起債資金は開発資金や利払いに充てる代わりに、そのほとんどを自分たちの個人的な出費、家、車、旅行、宝飾品に充てた」とのこと。

けっきょく2022年2月28日、アーチャー氏はこの容疑で有罪となり、1年+1日の実刑判決を言い渡され、没収金と賠償を命じられました。

ハンターは2019年のテキストメッセージで、アーチャー氏に「偉大な家族の一員であり、冗談ではなく、最も暗いときでも見捨てられない」とエールを送っていました。

しかし、その前年に録音されたボイスメモによると、まったく別のことを言っているという。

「ビジネスの親友デボンが、私に内緒で私を刑事事件の証人に指名した。デボンが私を証人として指名したんだ。とんでもない刑事事件の件だ」と大声で叫んでいるという。

Hunter Has Become the Hunted: Multiple Acquaintances Provide Testimony Against Biden.

刑務所に入ることになったアーチャー氏は、もしかしたらバイデン大統領による恩赦を期待したかもしれません。しかしそれは叶うことはありませんでした。

アーチャー氏は恨みに思っているのか?

アーチャーは何を証言するのか

31日の公聴会を前に、ニューヨークポストがアーチャー氏の情報をスクープしました。

それによるとハンターは、海外の取引先との電話に、少なくとも20回以上も父親ジョー・バイデン(当時副大統領)をスピーカーフォンで参加させていたという。

アーチャー氏は公聴会でこれを証言する予定だと報じています。彼が目撃したスピーカーフォン通話の約4分の1で、ハンターは父親を取引相手の外国人に紹介していたとのこと。

これの何が悪いのか?

海外の賄賂にジョー・バイデンの関与を示すことになるからです。バイデン大統領はこれまで「息子のビジネスについては知らない」と何度も公式に否定してきました。

「ジョー・バイデンが副大統領時代に、ハンター・バイデンの海外のビジネス・パートナーと会っているのを、スピーカーフォンも含めて目撃したすべての回について、デボン・アーチャーから話を聞くのを非常に楽しみにしている」と、下院監視委員会委員長のジェームズ・コマー下院議員はコメントしました。

しかしアーチャー氏が議会で証言するというニュースが流れて以来、彼の家族には「殺害予告」や「口を閉じていろ」という警告が届いているという。

今度こそ

3度も宣誓証言をキャンセルしてきたアーチャー氏は、今度こそ証言するのか?

代理人のマシュー・シュワルツ弁護士によると、アーチャー氏はバイデン家に関して多くの調査官と面談してきたという。

「デボン・アーチャーは法の支配と民主主義システムを強く信じており、バイデン家に関する調査において、連邦大陪審、司法省、その他いくつかの政府機関からの同様の質問にすでに答えているように、委員会の質問にも答える用意がある」と語りました。

「アーチャー氏の監視委員会での発言については、多くのリークや憶測が飛び交っているが、来週にはアーチャー氏自身の口から語られることになるだろう」

バイデンを弾劾訴追する

ケビン・マッカーシー下院議長は24日、FOXニュースの番組に出演し、もはやバイデンは「弾劾訴追のレベルだ」と発言しました。

マッカーシー議長は、バイデンが大統領に立候補した時、アメリカ国民に「(息子と)ビジネスの話をしたことがない」と言ったが、それが真実でなかったことが証明された、と述べました。

また、ハンター・バイデンの税務犯罪に関する捜査が検察の邪魔によって進まなかったと主張する2人の国税庁(IRS)の内部告発や、バイデン一族やその関係者に数百万ドルの外国資金がペーパーカンパニーを通じて渡っていたことを突き止めた下院共和党の調査についても言及しました。

「共和党が多数を占めていなければ、このようなことは何もわからなかったのだ。私たちは情報の流れに従ってきただけだ。しかし、これは弾劾訴追のレベルにまで高まっており、議会は残りの必要な知識や情報を得るための強力な権限を与えられている。」と述べました。

そして、このような権力乱用はリチャード・ニクソン以来だ、と言いました。

「私たちはこの問題を最後まで追及し、憲法に定められた弾劾訴追にまで発展させるつもりである」

アメリカ国民は騙された

2020年10月にニューヨークポストがハンター・バイデンのラップトップを報じて以来、事態がついにここまで進展してきました。

ハンターのラップトップは、ウクライナのブリスマとの不適切な関係を示していました。

当ブログでずっとこの件を追ってきたのは、もちろん事の重大さもありますが、そのときの天体配置が何か大きな事を暗示していたからです。これは私が以前から書いてきたことです。

このニューヨークポストの記事は、すぐに左派メディアやビッグテックによって検閲され、否定され、排除されていきました。私のアカウントでも直リンを貼ったら凍結され、削除を余儀なくされました。

その後50人以上の諜報機関の幹部らから「これはロシアの工作である」とレッテルを貼られました。

しかし、全部が結託して企てられたウソでした。左派は結託してアメリカ国民を騙してきたのです。

あの時の天体配置は、そんなことをしてもいつかひっくり返されるぞ、と言わんばかりのものでした。だから追いかけてきました。

結託は山羊座の腐敗です。ビッグモーターの件も損保会社との結託が疑われています。

来週のアーチャー氏の宣誓証言は非公開で行われるようですが、情報を待ちたいと思います。

それとアーチャー氏には、無事であるよう祈ります。


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