【これは人災】マウイ緊急対策本部長が突然の辞任、消防用水の使用許可を遅らせたのはオバマ信者

US Civil Air Patrol, Public domain, via Wikimedia Commons

サイレンを鳴らさなかった当事者、辞任

人にものを依頼するには、まず礼儀からですよね。(独り言です)

さてマウイ島の山火事は、発生から日が経つにつれ、どんどんキナ臭い匂いがしてきます。火事だけに。

まず昨日書いた警報サイレンを鳴らさなかった件で、マウイ緊急事態管理庁のハーマン・アンダヤ長官が辞任しました。なんと「健康上の理由」だという。

アンダヤ氏の部署は警報サイレンを鳴らす責任を持っていましたが、なぜか沈黙したままだったことで非難されています。これでどれだけの命が失われたか。

報道によると、アンダヤ氏は災害対応に関する経験を持っておらず、シロウト同然だったという。

辞任する前、アンダヤ氏は会見で記者から「サイレンを鳴らさなかったことを後悔しているか」と質問され、こう答えています。

一般市民は、サイレンが鳴ったら高い場所に避難するよう訓練されている。あの夜、サイレンを鳴らしていたら、人々がマウカ(山側)に行ってしまい、火の中に入ってしまうのではないかと心配したのです

だから、WEA(ワイヤレス緊急警報)とEAS(緊急警報システム)を使うのが私たちの手順なのです。マウイ島でも、州内の他の管轄区域でも、サイレンシステムが使われたことはありません。

いや燃えてる山に逃げるほど、人はバカじゃないと思います。

消火用の水の使用許可が遅れた

さらなる驚愕の情報も入ってきてる。

消火のための水の使用許可が、なかなか州から下りなかったために消火活動が遅れたというのです。なんという愚策。

しかも許可を遅らせた張本人は、オバマ元大統領の関係者だという。

順を追っていきましょう。

8月9日にウエスト・マウイ・ランド社幹部のグレン・トレンブル氏が、ハワイ州水資源管理委員会(CWRM)のM・カレオ・マニュエル副所長に書簡を送り、消火活動用に貯水池を水で満たすための小川の迂回を遅らせた出来事を説明しました。

ホノルル・スター・アドバタイザー紙がこの書簡を入手し、報じています。

書簡によると、最初の火災は午前9時に収まったものの、電線の倒壊、猛烈な風、停電、貯水池の水位の低下などが報告されたため、同社はCWRMに連絡を取り、防火のために可能な限り多くの水を蓄えられるよう、小川からさらに水を迂回させるための承認を求めたという。

CWRMは、マウイ消防署が貯水池に水を入れる許可を求めているかどうかを同社に尋ねた上、さらに下流の使用者に問い合わせて、その人物が所有する土地や用途が一時的に水の減少の影響を受けないことを確認するよう指示したというのです。一刻を争う緊急事態に。

しかし同社はすでに下流の農家と連絡を取ろうと試みていましたが、取れなかったという。

ともかく一刻も早く水を迂回させたかったものの、火事の進行が非常に早く、水を供給するパイプが熱で溶けてしまい、漏水してしまっていたようです。

午後6時頃になってやっとCWRMから承認が下りましたが、遅すぎたと言われています。それまでに貯水池に水を満たすことはできず、トレンブル氏はもっと早く承認されていれば、多くの水を提供できたはずだと思いながら、不安な夜を過ごしたとのこと。

ようやく翌日の午後1時頃に貯水池を満水にしたものの、消火に効果があったかは不明だという。

「我々は、火災がすぐに広がることを知っている。緊急時にはより迅速に行動する必要がある。私たちは、消防署が水を必要とする前に、水を用意しなければならないことがわかっていたんだ。我々はもっとうまくやれたはずだ」

結局トレンブル氏は、火災緊急時の流水規制を緩和し、それを恒久化するための継続的な取り組みを再検討するようCWRMに要請しましたが、後の祭りです。

M・カレオ・マニュエルはオバマ信者

ウエスト・マウイ・ランド社の「水を迂回させて使いたい」という要請に難色を示したCWRMのM・カレオ・マニュエル氏について、ホノルル・シビル・ビート紙も同様の主張をしており、「承認の遅れが手遅れを招いた」と報じました。

2019年から水資源管理委員会の副局長を務めているというマニュエル氏について、早くも情報が出ています。

マニュエル氏は、バラク・オバマ元大統領が主催するオバマ財団の「アジア太平洋地域のリーダー」だという。

彼のLinkedInのコメントではオバマ元大統領を称賛しており、「あなたと一緒にそのストーリーに参加できたことにとても興奮しています!あなたが言ったように、彼の信頼性のレベルは唯一無二です!」と書いているとのこと。

マニュエルは水の崇拝者だった

それだけではありません。
マニュエル氏は変わった思想の持ち主だったことが掘り起こされています。

過去の動画によると、マニュエル氏が水を「聖なるもの」とみなしていて、主に伝統的な慣習のためのものだと考えていることが明らかになっています。

ネイティブ・ハワイアンは、水を神の地上の顕現のひとつとして扱っていた。

私たちは、水を使うものとして見ることに慣れてしまい、崇めるものとして見ていないのだ。私たちは、その伝統的な価値観に再びつながることができるのです。

あーだから水の使用許可に難色を示したのか・・・・じゃねーよ。いったい何人が犠牲になった?

2024年大統領選候補のビベック・ラマスワミ氏は、

「承認を遅らせた職員が、オバマ財団の”アジア太平洋地域リーダー”であり、水は何よりもまず”崇拝”されるべきであると考える気候活動家であることが、今わかった。

DEIのアジェンダは、文字通り人々の生活を犠牲にしている。民主党のハワイ州ジョシュ・グリーン知事は”消火のための放水に反対している”人々がおり、さらに調査する必要があると述べた。政府の第一の責任は市民を守ることだ。犠牲者とその家族は真実を知るべきだ」

電力会社が火事対策を怠り、クリーエネルギーを優先

ついでにもうひとついきましょう。

火災の原因になったと言われる電気インフラを配備したハワイの大手電気会社ハワイアン・エレクトリック社ですが、競争相手のいない独占企業だったことで、その安全対策に慢心があったとの指摘があります。

現在ハワイアン・エレクトリック社は、このたび壊滅的な被害をもたらしたラハイナ山火事より以前に、火事の脅威を見過ごしていたと非難されているという。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、ハワイアン・エレクトリック社は4年前の時点で、山火事に対するより強固な予防策の必要性を認めており、山火事の原因として知られる火花を送電線から出さないようにすることの重要性を述べていた、と報じました。

それによると4年前、同社は送電線から火花が出るのを防ぐために、もっと努力する必要があると言っていたものの、その後クリーンエネルギーへの転換に注力してしまい、ほとんど進展がなかったという。

またESGとかいう左派のアジェンダですか。

政府の職員はどこにいる?

地元のプロサーファー、カイ・レニー氏は、多くの住民が政府の不十分な対応に不満を募らせるなか、復興活動を始めました。

活動の中でレニー氏は、住民から「ここ数日、政府の職員を見かけない」と言われたという。

「何人かは助けが来るのを待っていた。私たちはただショックを受けている。」

人々が最も苦しんでいるボランティアの拠点で、州、郡、連邦政府の役人を見たことがないという。住民は車の中で寝ており、いろいろなものを求めているのです。

「毎日毎日、彼らはどこにいるんだ?」

レニー氏によれば、ボランティアの中には自分の家や愛する人を失った者もおり、避難所や配給センターで昼夜を問わず働いているという。

「州や県は、我々がいい仕事をしているから、介入する必要はないと考えているのだろうか。しかし、ボランティアたちの多くは、もう5日も6日も昼夜を問わず働き続け、疲労困憊しているんだ。」

政府のミスが被害を拡大

というようにいろいろ情報が出ています。

当時、もちろん強風という自然の悪条件はあったにせよ、それ以上に人為的なミスや政府の不手際が、火災を危険な状況から悲劇に変えたとする報道が続いています。

人民のためにあるのが政府や公共機関とするなら、全くその役に立っていないばかりか、むしろ足を引っ張って被害を拡大させており、そのくせ普段は自分たちの権力や政策を主張し、反対する者を排除しようとしている。

これは山羊座時代がもたらしたものなので、マウイ島に限らず日本を含む世界各国で同じようなことが起こっており、まだしばらくその影響は続くと思います。


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2023年4月1日
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