100人以上の米政府職員がバイデンに反旗を翻す――イスラエル/ハマス戦争で「誤った情報を流している」と強烈に非難

The White House, Public domain, via Wikimedia Commons

米政府職員が、文書でバイデンを批判

ネットでは宝塚歌劇団の記者会見が「ひどすぎる」の大合唱です。

さてスクープが出ています。

Axiosのスクープによると、多数の米国務省職員が、バイデン大統領がイスラエルとハマスの戦争について「誤った情報を流している」と非難し、イスラエルがガザで「戦争犯罪を犯している」と主張しているという。

いやー出てきますね。さすが天王星180度のタイミング。

そういえば今日は、ジャニーズ未成年性的虐待の「当事者の会」のメンバーが自殺したというニュースも出ましたし、宝塚のひどい記者会見もあり、まさに天体配置にふさわしい日になりました。

というわけで本題にいきたいと思いますが、このたび左派メディアのAxiosは、国務省(DOS)と米国国際開発庁(USAID)の職員100人が署名した文書を入手したという。ちなみにDOSは日本でいう外務省です。

この文書の中で、バイデン大統領が「10月10日の演説で誤った情報を流した」と非難しているとのこと。

そしてイスラエルによるガザ攻撃に懸念を示し、「人道上の犯罪に当たる」として、米政府高官に対し、対イスラエル政策を見直し、ガザでの停戦を要求するよう求めているという。

DOS職員「バイデンはジェノサイドに加担している」

きっかけは、DOSの下級職員がSNSでバイデンを非難し、「ジェノサイド(大量虐殺)に加担している」と非難した事から始まっていると言われています。

このDOS職員は、シルビア・ヤコブという女性です。↓

プロフィールによるとヤコブ氏は、国務省中東局の外交担当官として2年以上勤務しているという。

彼女はSNSで、たびたびバイデン大統領とその政権を批判し、また攻撃してきたようですが、現在彼女のアカウントは鍵アカになっており内容は確認できませんでした。騒動になったため鍵をかけたようです。ヤコブ氏はメディアの取材にも応じていません。

報道によるとヤコブ氏はSNSで、バイデン大統領に対し、中東で「何千人もの死をもたらした」と批判し、バイデンが「ネタニヤフ首相を絶対に支持する」と公言したことで「ジェノサイドを支援している」と非難していたとのこと。

そしてバイデンがイスラエルの軍事援助を表明したことに対し、11月2日に「あなたは、罪のないガザの人々を無差別に攻撃している政府に、さらに多くの軍事援助を提供している」と投稿したという。

そして同日、反対文書の署名を集めるためにメールを送っているとか。

「ハマスによる10月7日の凶悪な攻撃と、それに続くイスラエル政府の対応、そして米国政府によるその対応を全面的に支持するような態度を鑑み、私たちは、政権の短期的・長期的な紛争をめぐる政策の大幅な変更と、地域統合と安全保障への道筋を求める反対電報を起草しました。」

「草案となる電報はクラスネットで送る予定です。明日のCOBまでに関係者の署名を集めたい。」

バイデンだけじゃなくハリス副大統領にも

ヤコブ氏のSNSでのバイデン政権批判は、かなり激しいものだったようです。

バイデンに対し「あなたは、ジェノサイドに加担しているのだ」

またカマラ・ハリス副大統領にも厳しい声を浴びせていたもよう。ハリスに対し「この問題は謝罪からスタートするべきだった」

またハリス副大統領がイギリスのリシ・スナック首相と会談した際には、ハリスに「認識が欠けている」と非難したという。

そして「恥ずかしくなるくらい要領を得ない副大統領だ」とぶった切っています。まあもともとハリスは弁舌下手ですから、そう言われても仕方がない気がしますが。すぐ笑って誤魔化しますし。

そしてハリス副大統領が「イスラエルの自衛権支持」を強調したツイートに対し、ヤコブ氏は「恥ずかしくなるくらい、副大統領は感覚がずれている」と投稿していたとのこと。

またヤコブ氏は、バイデン大統領のイスラエル/ハマス戦争への対応が、2024年の選挙で「支持を失う結果になりかねない」とも指摘しているという。

・・・すでに支持失ってますけど。

文書の内容

Axiosが入手した文書は、大部分がイスラエルのネタニヤフ首相によるガザのハマスへの反撃に焦点を当てているという。

そしてバイデンに対し、大統領はイスラエルの対応を支持する一方で、ガザの人道問題に懸念を表明しているが、バイデンはイスラエルの行動にもっと疑問を呈するべきだ、と述べているとのこと。

そして電気や水道などのライフラインを止め、援助を制限し、数十万人のパレスチナ人を避難させる攻撃を含むこれらの行動は、「すべて国際法上の戦争犯罪、および人道に対する犯罪にあたる」と指摘しているという。

「しかし、イスラエルに対する姿勢を見直すことはできなかった。明確なレッドラインもなく、行動可能なレッドラインもなく、イスラエル政府への揺るぎない軍事支援を倍加させた。」

そしてバイデン政権がイスラエルとパレスチナ間の紛争における解決への実行可能な道筋を進めなかったとし、

「ホワイトハウスと(国家安全保障会議の)メンバーは、パレスチナ人の命を明らかに無視し、エスカレーションを緩和する気がないことを文書で示し、10月7日以前から、戦略的先見性の無謀な欠如を示していた」

国務省は文書に理解を示す

さらにこの文書に署名した職員たちは、バイデンがガザでの死者数に疑問を呈し、パレスチナ保健当局の死傷者報告を「信用できない」と述べたことを非難しているという。

バイデンのこの発言は、「大量虐殺の否定だ」と非難されました。

中東担当のバーバラ・リーフ米国務次官補は先週、バイデンと真っ向から対立し、ガザでの死者数は報告されているよりも「さらに多い可能性がある」と警告しています。

その上で文書は、大統領が戦争について「誤った情報を流している」と非難しました。

Axiosによれは、DOSはベトナム戦争以来、職員がこうした反対意見を提供できる「反対意見チャンネル」を維持してきたという。その中の文書は、今回のようにメディアにリークされることもあるとのこと。

国務省の広報担当者によれば「職員が報復を恐れることなく、政策の不一致を直接、上級部長の注意を引くために確立された手順があることを誇りに思う」と述べました。

「私たちは、この部署で働くさまざまな人々が、米国の政策がどうあるべきかについて異なる信念を持っていることを理解している。」

文書は中堅以下の外交官の感情を反映しているもの

Politicoも、同じ文書を入手したとみられる。

それによれば、この文書には「機密だが機密ではない」と記されているとか。つまりリークされても構わないということか。また何人がこの文書に署名したのか、いつ提出されたのかは不明だとしています。

そして文書が訴えるメッセージは、多くのDOSの外交官、特に”中堅以下”の外交官の感情を反映している、と述べています。

DOSの職員の多くは、何十年も続くイスラエルとパレスチナの紛争に長い間悩まされてきたといい、この文書は、そうした多くの人々の考え方を垣間見ることができるものだという。

文書には、
「イスラエルが入植者の暴力や違法な土地の強奪を支援したり、パレスチナ人に対して過剰な武力行使を行ったりする場合、私たちは、イスラエルが平気で行動しないように、それが私たちのアメリカの価値観に反するものであることを公に伝えなければならない。」と書かれているとのこと。

水瓶座時代は人の命が失われる

ついにバイデンに米政府内からも不満が出てきました。しかも一人や二人じゃなく大量です。

まあ日本も岸田政権に国民の不満が爆発しそうな勢いであり、週末スペインではものすごい数の抗議活動が起こってます。ちなみにこれは中東絡みではなく、左派ペドロ・サンチェス首相に対して国民の怒りが爆発したものです。

こうした国の上層部に対する批判や不満は、今後も増えていくと思います。それが時代の流れであり山羊座時代の崩壊です。だからジャニーズ事務所も宝塚もああいう形になるんです。

ただ、以前このブログで、水瓶座時代は「多くの命が失われる」と書きました。そのことは私のところに鑑定に来た人たちに一部伝えています。なぜならそれは水瓶座の事象だからです。

実際、芸能人などがバタバタと亡くなっています。そして宝塚歌劇団といい、旧ジャニーズ事務所といい、自殺者を出している。

ガザで多くの命が失われたというのも、水瓶座時代の幕開けを示しているのは明らかです。それが戦争だろうがジェノサイドだろうが、方法が何であれ、命が失われたという事実には変わりはありません。

ただ心が重いのは、まだ水瓶座時代は始まっていないということです。だから今起きていることは予兆に過ぎないのです。

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2023年4月1日
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