バイデンがイスラエル訪問も、これまでバイデンがハマス・ガザ・イランに与えてきた莫大な金

U.S. Department of State from United States, Public domain, via Wikimedia Commons

バイデン、イスラエルを電撃訪問

ジョー・バイデン大統領が、18日水曜日にイスラエルを訪問することになったという。だとすればそれまでイスラエルの地上戦は行われないのでしょう。

この電撃訪問はアントニー・ブリンケン国務長官が訪問中のイスラエルの首都テルアビブから発表しました。ブリンケン国務長官によると、バイデン氏の訪問はイスラエルと米国の連帯を再確認するためのものだという。

ただ前記事で書いたように、もしイスラエルが地上戦を始めた場合、イランが介入すると脅しているので、その対策も話し合われるのかもしれません。

またロイド・オースティン国防長官が、週末におよそ2,000人の部隊を「派遣準備待機させた」と報じられました。

オースティン国防長官は、命令を受けてから24時間以内に東地中海に展開する準備を整えるよう命令を出したという。ただし直接戦闘に参加するものではなく、イスラエル軍へのアドバイスと、医療支援を提供するためとのこと。

たぶんこれもイランへの牽制の意味もあるのでは。

バイデン政権のイラン・ハマス・ガザへの資金援助

ただバイデン政権が、今になってイスラエルを全面的に支持すると言っても、これまでたびたびガザやハマスやイランにお金を送ってきた矛盾はどうなのか。

まず大統領就任後の2021年4月、ジョー・バイデンはこれまでのトランプの方針を覆し、ガザとハマス指導部への2億3500万ドルの援助を復活させています。

そして9.11同時多発テロの追悼記念で、イランに拘束されている5人の米国籍者と引き換えに60億ドルの資金を提供(資産凍結解除)してしまった。60億ドルは今のレートで言えば9,000億円近い。

このブログでも書いてきたように、この60億ドルが今回の攻撃に使われたという憶測は根強くあります。

トランプ政権時代のジョン・ラトクリフ元国家情報長官は、この60億ドルが明らかにイランを強化したと言っています。

ハマス攻撃の数日前にも7500万ドル

さらにまだある。

ハマス攻撃の数日前の10月初旬、バイデン政権はハマスが支配するガザに対して、7500万ドルの資金提供を承認してしまった。

共和党は反対していたのですが、押し通したのです。

UNRWAへ3370万ドル

もう一つついでに。

バイデン政権はアメリカン・レスキュー・プランから3370万ドルをハマスに送金していたことも明らかになりました。

アメリカン・レスキュー・プランはコロナ対策として作られたもので、3370万ドルが国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に割り当てられたという。

これが事実なら問題はないでしょう。

ところがUNRWAは近年、ハマス・パレスチナのテロリストたちによって、軍事的な目的のために繰り返し使用され、ステージング・グラウンド、武器庫、隠れ家として使われてきたという。

また国連の監視団「UNウォッチ」によると、UNRWAの学校は、子どもたちにユダヤ人を憎み、テロリズムを賛美するよう教えることに加担していると報告しているというのです。

こうした批判からトランプ大統領は、2018年にUNRWAへの資金援助を打ち切ったが、バイデン政権が支援を復活させてしまったのです。

UNRWAには計7億3000万ドル以上を提供

その証拠に2022年7月、バイデン政権はUNRWAに「世界で最も多くの資金を提供した」と声高に発表しており、UNRWAに2億100万ドルの税金が投入されたと語っています。

この新たな資金により、バイデン政権時代のUNRWAに対する米国の援助総額は、6億1800万ドル以上になったという。

そして2023年2月に国務省は、2021年4月以降「パレスチナ人のために8億9000万ドル以上を提供した」と発表し、「うち7億3000万ドル以上がUNRWAに支払われた」と述べています。

これは見方によればテロの資金援助にもなりかねないのでは。

人道支援のための資金が、テロの資金に

こうした資金は名目上、難民のための人道支援に使うとしているが、実際に全部が支援に使われているかどうかは怪しいと思わざるを得ません。

ウクライナへの支援もそうだけど、ちゃんと使われているかチェックしているのか。ウクライナでは最近、国防大臣と国防副大臣6人が解任されています。おそらく汚職だと言われている。援助の物資を私腹を肥やすために使ったのか。

そして前の記事で書いたように、ハマスの指導者は、カタールのフォーシーズンズホテルで優雅に暮らしているという。そのお金はどこからのもの?

案の定、上に書いたようにUNRWAは人道支援どころか、軍事活動に費やし、さらに学校で子供たちに反ユダヤ、反イスラエルの教義を教えているという。

それにはアメリカだけでなくヨーロッパの援助資金も使われているとか。

こうした援助資金を、実際はハマスのような過激派組織が中抜きしている可能性は言われているし、それがテロの資金源になっている可能性がある。

アメリカ大統領の意味するもの

しかし資金援助を止めれば、「人道的危機を招く」と左派が狂ったように批判を起こします。

何よりもトランプは、こうした左翼の批判をものともしない強さがあった。だから中東を抑えたし、ロシアや北朝鮮も抑えたし、なんなら中国も抑えた。プーチンや習近平や金正恩でさえおとなしかった。

その結果、トランプ政権時代に戦争は起きなかった。

残念ながらバイデンにはそうした強さがない。それどころか、かえって率先して敵に塩を送っているとも言えるわけで、その証拠にバイデン政権になった途端、世の中が混沌とし始めてきた。

2020年の大統領選挙でトランプが負けて、左派メディアは喜びました。

そうしたメディアのネガキャンに洗脳されて、反トランプとかトランプ嫌いになった人もいると思いますが、そういう個人的好みなどどうでもよくて、なぜならアメリカの大統領が強くなければ、他の国がナメ始め、勝手なことをやり出すからです。

その結果、明らかに平和が失われた。アフガニスタンから米軍が撤退した結果、タリバンに牛耳られ、残してきた武器が今回のテロに使われた疑いがある。ロシアはウクライナに攻め込み、そしてハマスはイスラエルを攻撃した。中国は台湾を脅かしている。

それがこのバイデン政権でハッキリわかったと思います。

あらためて第三次世界大戦の危機

そして今、第三次世界大戦の危機さえ囁かれている。おそらく今回のイスラエル/ハマス紛争がこじれれば、それに近づくでしょう。もしくは始まってしまうか。

ロシア/ウクライナ戦争、第5次中東戦争、中国/台湾戦争、これが重なれば世界大戦ではないのか。

なのでいま米国ではトランプの支持率が上がっています。

次の2024年の選挙でもしバイデンが負けるとしたら、それまでに中国は台湾への侵攻を急ぐかもしれない。なぜならトランプが大統領になったら、それが難しくなってしまうからです。

まあいずれにしても今回のことは歴史に刻まれることになるでしょうが、いま生きている我々はその矢面に立っているということです。

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