いよいよバイデン弾劾調査が始まるぞ――新たに中国からの送金の証拠が見つかる

9月28日よりバイデン弾劾調査

いよいよバイデン大統領の弾劾訴追に向けての正式な手続きが始まります。米現地9月28日に第1回目の公聴会が開かれることになりました。

思えば2020年10月にハンター・バイデンのラップトップがニューヨークポストによって報じられ、その中にウクライナのエネルギー会社ブリスマとの怪しいメールのやりとりが発見されてから、早くも3年になろうとしています。

ハンター・バイデン氏のメールスキャンダル、データ提供のジュリアーニ氏が経緯を説明

2020年10月18日

この報道がすぐにSNSによって火消しされたのは、後にイーロン・マスク氏が公開したツイッターファイルで明らかになりました。

そしてラップトップは「ロシアの工作だ」という民主党のでっち上げにすっかり丸め込まれた米国民は、ジョー・バイデンを大統領に選出してしまった。

このでっち上げは100%嘘だったことがバレています。いや本当に民主党のやり方はコスい。国民はすっかり騙されたのです。

その後発足したバイデン政権のやったことはご存じの通り。

不法移民をバンバン受け入れ、アフガニスタンの米軍撤退で失策を犯し、コロナでロックダウンを課し、ワクチンを強制し、SNSを検閲させて言論の自由を奪い、ウクライナ戦争を容認し、インフレを加速させ、生活を苦しめました。米国民はこれで幸せなのか。そして世界平和はどうなったのか。

第1回目の証人3名が決定

弾劾公聴会を主催する下院監視委員会は、第1回目の証人として以下の3名を指名しました。

  • ブルース・ドゥビンスキー氏(法廷会計士)
  • アイリーン・オコナー氏(元司法省税務局検事補)
  • ジョナサン・ターリー氏(ジョージ・ワシントン大学法学部教授)

下院監視委員会のジェームズ・コマー委員長は次のように述べています。

「今週、下院監視委員会はこれまでに明らかになった証拠を提示し、バイデンファミリーが米国の利益を犠牲にして数百万ドルを手にした際に犯したかもしれない犯罪について、法律家や金融専門家から話を聞く予定だ。」

以前、下院共和党は、バイデンファミリーに関連する170件の疑わしい銀行記録の報告を確認したと発表しました。

コマー委員長によれば「銀行の記録によると、バイデンファミリーとその関係者、そして彼らの会社は、外国人とその会社から1000万ドル以上を受け取っている。」

そして銀行取引に関与している9人のバイデンファミリーを特定しています。

  • ハンター・バイデン
  • ジェームズ(ジム)・バイデン(ジョー・バイデンの弟)
  • サラ・バイデン(ジェームズの妻)
  • ハリー・バイデン(ハンターの兄ボー・バイデンの未亡人)
  • キャスリーン・バイデン(ハンター元妻)
  • メリッサ・バイデン(ハンター現妻)
  • 甥もしくは姪A
  • 甥もしくは姪B

中国からの送金の新たな証拠

そんな中、ジョー・バイデンが関わったとする新たな証拠が見つかったと報じられました。

コマー委員長は特定の銀行口座に関連する銀行記録を召喚したところ、北京から発信されたBHRパートナーズに関連する2つの電信送金の記録を受け取ったという。

BHRパートナーズは、ハンター・バイデンの会社ローズモント・セネカと中国の投資会社ブハイ・キャピタルとの合弁会社です。BHRパートナーズはバンク・オブ・チャイナ・リミテッドが支配する北京資本のプライベート・エクイティ会社で、ハンター・バイデンはBHRパートナーズの取締役に就任したと伝えられています。

1件目の記録は2019年7月26日付で、Wang Xin(ワン・シン)という女性からハンター・バイデンが受け取った1万ドルの電信送金です。BHRパートナーズのWebサイトにワン・シン氏の名前があるとのこと。

2件目は2019年8月2日付で、BHRパートナーズのCEOであるジョナサン・リー(リー・シアン・シェン=Li Xiang Sheng)とタン・リン(Tan Ling)女史からの25万ドルでした。下院監視委員会はリン氏の役割を特定しようとしています。

送金先はロバート・ハンター・バイデン(つまりハンター・バイデン)で、住所はデラウェア州ウィルミントンの「1209 Barley Mill Rd.」となっており この住所はジョー・バイデン大統領の自宅だという。

バイデンとBHR代表とのつながり

ハンター・バイデンの元ビジネス仲間であるデボン・アーチャー氏の証言によると、ジョナサン・リーCEOはジョー・バイデン副大統領時代に北京で一緒の席でコーヒーを飲んだという。

またアーチャー氏は、バイデンがリー氏の娘のためにジョージタウン大学への推薦状を書いたと証言しました。アーチャー氏によるとバイデンはコーヒーを飲んだだけでなく、少なくとも1回はスピーカーフォンでリー氏と通話したと証言しました。

それだけでなく、バイデンはリー氏の息子ジョナサンのブラウン大学への大学推薦状も書いたと報じられています。

コマー委員長は「2020年、ジョー・バイデンは自分の家族は中国からお金を受け取っていないとアメリカ人に言った。そして今、北京から発信された2本の電信に、ジョー・バイデンがアメリカ大統領選に出馬していた時の受取人の住所として、ジョー・バイデンのウィルミントンの自宅が記載されていたことがわかった。ジョー・バイデンは副大統領時代、北京のジョナサン・リーと電話で話したりコーヒーを飲んだりし、後に彼の子供たちのために大学の推薦状を書いた」と述べ、

「ジョー・バイデンが家族の経済的利益のために公職を濫用したことは、わが国の安全保障を脅かしている。バイデン一家は北京からのこの金で何をしたのか?アメリカ国民は、バイデン大統領とファーストファミリーの汚職に対する説明責任を要求し、それに値する。監視委員会は、司法委員会、歳入委員会とともに、透明性と説明責任を果たすために、証拠と資金を追い続けるだろう。」と弾劾への決意を新たにしています。

さらに別の証拠も提出された

それとは別に、中国のエネルギー会社「CEFCチャイナ・エナジー」の顧問アドバイザーだったガル・ルフト氏からも証拠が提出されたという。

イスラエルの教授でもあるルフト氏は、CEFCの顧問としてハンター・バイデンの取引の情報を知っているとみられていますが、今年2月にキプロスの空港で武器販売や詐欺の疑いで逮捕されました。

ルフト氏は「米司法省にハメられた」「私を葬り去ろうとしている」と主張し、行方をくらまして約半年間消息がわからなくなっていました。

そのルフト氏がこのたび下院監視委員会に証拠を提出したという。

この証拠はハンター氏に協力していた「ワンアイ」と呼ばれる片目のFBIの二重スパイに関するものだと言われています。

ルーマニア、カザフスタン、ロシアからも送金

このほか下院の監視・説明責任委員会は、バイデン一家の怪しい金融取引に関する調査を強化し、外国の団体から2000万ドル以上の資金が流入していることを明らかにしています。

バイデン副大統領との会談後、ルーマニアの実業家ガブリエル・ポポヴィシウ(ポポビチュ?)氏は300万ドル以上をバイデンファミリーに送金したという。

またジョー・バイデン副大統領の任期が終了した直後、中国企業のステート・エナジーHKリミテッドから300万ドルが送金されており、資金面でのつながりが示唆されています。

別の例では、カザフスタンのオリガルヒであるケネス・ラキシェフ氏が14万2300ドルを送金し、バイデンファミリーの国際的な関係をさらに際立たせている。

一方、ロシアで最も裕福な女性といわれるイェレナ・バトゥリナ氏は350万ドルをバイデンファミリーに送金しました。

ハンター・バイデンはこうした資金の流れをくらますために、20社とも言われるペーパーカンパニーを設立してその口座に送金させ、資金洗浄(マネーロンダリング)を行ったと言われています。

今さら聞けないバイデン家の汚職疑惑――時系列まとめ

2023年7月19日

海外ロビー活動にも焦点を

こうした海外の贈収賄とそれによる税逃れだけでなく、それを可能にさせた「海外ロビー活動」にも焦点が当てられなければなりません。

海外でロビー活動を行うには代理人登録を行わなければならないという、FARA(Foreign Agents Registration Act=外国代理人登録法」という連邦法があります。

ハンター・バイデンはこのFARA登録をしておらず、外国企業のために働いたり、外国企業と取引したり、当時副大統領だった父親から便宜を図ってもらったりしている間に、この法律を破った可能性があります。

またバイデン副大統領は当時、政府専用機「エアフォース2」を使ってハンター氏と少なくとも15カ国を訪問したと言われており、ホワイトハウスに渡航記録を要求しているという。もしこれが証明されれば、ジョー・バイデンは職権乱用し、汚職に関与していたことの証明になる。

ただホワイトハウスは渡航記録の提出を拒否しています。

ハンターはジュリアーニ弁護士を提訴

ハンター・バイデン陣営は、「ラップトップをハッキングされた」としてルディ・ジュリアーニ弁護士を提訴しました。

このラップトップはハンター自身がデラウェア州のPC工房に持ち込み、修理を依頼してそのまま引き取りに来なかったものです。

90日間を過ぎて引き取りに来なかったため所有権が店に移動し、店主のジョン・ポール・マック・アイザック氏がトランプ氏の顧問だったジュリアーニ弁護士にコピーを渡していました。そこからニューヨークポストの報道につながったと言われています。

今回ハンターの弁護団はラップトップの所有権がまだハンターにあると主張し、データが盗まれたとして、これ以上データにアクセスすることを禁じる差し止め命令を求めているという。

つまり証拠として提出されることを止めようとする意図があるかもしれません。

残念ながら有罪の可能性はなし

いずれにしろ世紀の弾劾訴追が始まります。

ただ毎回書いているように、もし弾劾裁判になったとしてもジョー・バイデンが有罪になることはないでしょう。

なぜなら上院は民主党が過半数を持っているからです。さすがにこれは無理筋です。

ただ、弾劾したという事実は大きいはずで、意味がないとは言えない。なにせ米国副大統領が汚職に関係したかもしれないことを広く国民に知らしめることになるし、もしかしたらTV生中継もあるかもしれない。

そして来年の大統領選挙には影響がないはずはない。

いずれにしてもこの件はラップトップ報道以来ずっと当ブログで追ってきたことなので、また展開があり次第、取り上げていきたいと思います。


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2023年4月1日
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