FBI長官ついにギブアップ、バイデンファミリーの調査文書を渡すことに同意

FBIレイ長官、屈する

ついにFBIのクリストファー・レイ長官が、バイデンファミリーの海外贈収賄に関する調査をした内部文書を、下院監視委員に提供することに同意しました。

以前も書きましたが、この文書は「FD-1023フォーム」といい、ジョー・バイデン氏が副大統領だった時代に、米国が政策を決定する見返りに、海外から賄賂をもらい、その資金をバイデンファミリーに分配していたという問題に、バイデン氏本人が関与している疑惑を調査した文書です。

もともとこのフォームは、FBIの内部告発者によってその存在が報告され、それを受けて下院監視委員会が、フォームを提出するようFBIに召喚状を発行していました。

FBIのレイ長官は提出を拒否していましたが、すったもんだの結果、ようやく渡すことに同意したという。

ドントウォーリー、ちゃんと左派メディアも報じてます↓

FBIの内部告発者

内部告発者は、当時バイデン副大統領が政策の決定に影響力を行使する代わりに、海外から賄賂を受けていたとする犯罪スキームがあり、それを調査したFBIの文書FD-1023フォームが存在すると告発していました。

また銀行の記録からは、海外からの送金記録、それを息子ハンター・バイデン氏が設立した15社以上のトンネル会社の口座を通じて、バイデンファミリー9名に分配されていたことも明らかになっています。

詳細↓

バイデンファミリーは外国から1000万ドル以上を受け取り、隠蔽しようとした

2023年5月11日

この告発情報がガセでないことは、FD-1023フォームが2020年6月30日付けであること、賄賂が500万ドルという具体的な数字を示していたことなどから、明らかだったという。

こうした具体的な情報は、内部の人間でないと知り得ないことであり、つまりこの内部告発者が信頼できると判断されたようです。

同時に告発者は、FD-1023には「疑惑の犯罪スキームがどのように採用されたか、またその目的について正確に記述」され、「政策決定と金銭の交換を伴う取り決めが詳細に示されている」と主張しており、告発者がこの文書に精通していたことがわかるものとなっています。

FD-1023をめぐる攻防

これを受けて下院監視委員会の委員長であるジェームズ・コマー議員は、5月3日にFBIに召喚状を発行し、「biden」というワードを含むすべてのFD-1023フォームを、5月10日までに提出するよう要求しました。

FBIのレイ長官はこれに応じず、拒否しました。

コマー議員は5月15日にレイ長官に直接面会し、2回目の要求をしましたが、「その内容は受け入れがたいものだった」と失望を顕わにしました。

その後も再三にわたって要請してきましたが、FBIからの協力は得られませんでした。

5月22日に行われた2回目の会議では、FBI側はFD-1023フォームから論点を外して、機密情報源に関する議題にすり替えようとしたという。コマー議員は「FBIの駆け引きは容認できない」と述べました。

そこでコマー議員はもう一度FBIに要請し、5月30日までに提出しろ、さもなければ議会侮辱罪の手続きを開始する、とレイ長官に圧力をかけたのです。

「議会と米国民は、この記録に含まれる疑惑を検証するためにFBIが何をしたのか、もし何かあればそれを知る必要がある。レイ長官がこの未分類の記録の提出を拒否した場合、監視委員会は議会侮辱の手続きを開始する」

最後の追い打ち

これに追い打ちをかけたのが、ケビン・マッカーシー下院議長でした。

マッカーシー下院議長は5月30日に、FBIレイ長官が期限までに文書を提出しないなら、侮辱罪に問われることになる、と最終通告しました。

「彼は我々に文書を渡すことができる。我々にはそれを見る権利がある。その委員会においては、共和党も民主党も同じであり、もし彼が法律に従わないなら、我々はクリストファー・レイとFBIに対して、侮辱罪を適用するつもりだ。彼らは法律を超えているわけではない」

レイ長官は「文書はない」とウソをついていた

30日の期限ギリギリになって、レイ長官は「文書は渡さないが、議員達がFBIに来て直接FD-1023フォームを読むことは認める」と提示したという。

しかしコマー議員は、委員会にFD-1023フォームを提出しない限り、召喚に応じたことにはならない事を明確にしていたため、この提示には納得するはずもない。

けっきょく翌6月1日夜遅くに、FBIがFD-1023フォームを議会に持ち込む取り決めがなされたという。それは6月5日に決定したようです。

それまでレイ長官は、「そのような文書はない」とウソをぶっ込んでいたらしい。

ところがコマー議員とグラスリー上院議員は、すでにFD-1023フォームのコピーを見ていたようです。そのことをレイ長官に伝えると、ようやく認めたという。

またコマー議員によると、FBIに来て閲覧させるという提案は、レイ長官が「(黒塗りで)編集するつもりだった」と述べています。こういう場合、「黒い線ばかりで何も表示されない」んだとか。

「会話を通じて、レイ長官に対する信頼度は低下するばかりだった」

ともかく最近のFBIは、ロシアゲートのダーラム報告書といい、1月6日国会議事堂乱入事件といい、トランプ自宅の強制家宅捜索といい、陰湿な職員イジメといい、SNS検閲の主導といい、ろくでもない話題が多すぎますね。

バイデン疑惑ファミリー

これでバイデンファミリーの海外疑惑について、新たな展開を見ることが出来るのか注目したいと思います。

話は変わりますが昨日お伝えした、ハンター・バイデン氏のラップトップ画像公開について、まだサーバーの問題が解決していないようです。これを書いている現時点でまだアクセスできませんね。

ツイッターで報告している人もいるように、サーバー攻撃が続いているのかもしれません。おそらくバイデン政権にとっては大ダメージなので、絶対に拡散されたくないでしょう。

公開した運営側は、技術的な問題をゆっくりと解決する、と言っています。そのうち見ることが出来るようになればいいですが。

ちなみにハンター氏の弁護士は今回の画像公開で、さっそくデラウェア州のPC修理店の店主だったジョン・ポール・マックアイザック氏の調査を要請したようです。ラップトップの所有権は移動したが、中身のデータは別だ!と主張しているとか。

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2023年4月1日
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