声優・上坂すみれ氏が突然TwitterとInstagramを閉鎖したという。
表向きの理由は「情報発信の集約化」とされているが、実際には悪質なコメントが殺到していたためだろうと言われている。
悪質コメントが殺到――ついには逮捕者まで
個人的にアニメなどに全く疎いのでどんな人かと思いきや、その世界では上坂氏はかなりの売れっ子みたいだ。声優だけでなく歌手やラジオパーソナリティとしても活動、さらにフォトブックやカレンダーなども出版されている。ロシア語も堪能で、その他ミリタリー趣味、ロリータファッションやサブカル趣味などが、「オタク・マーケティング」に一役も二役も買ったとみられる。故意かナチュラルかは分からないが。
(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/上坂すみれ)
今となっては閲覧不可能だが、かねてより上坂氏のTwitterにはエゲツないコメントが寄せられていたらしい。そのたびブロックなどの対応をしてきたが、それに便乗してエスカレートし、一周回って“むしろ彼女にブロックされたい”という、「上坂すみれチャレンジ」という悪ノリ遊びまでがオタクの間で流行っていたとのことで、これでもか、とばかりに酷いコメントが集まった修羅場となっていたもよう。
最近では上坂氏と音楽関係者との熱愛疑惑や、父親の仕事に関する疑惑までが浮上していたというが、ついには2ちゃんねるで「絶対ぶっ●す」などと書き込んだ男性が、6/19に威力業務妨害の疑いで逮捕されるという事件になった。しかし逮捕者が出てもなお暴言は止まらず、今回のSNS閉鎖へと至った。
声優の偶像化
最近はこのような人気声優が叩かれる時、かなり辛辣なものになるのが一般的な傾向だ。このニュースを見た時、かつて人気だった声優の平野綾氏を思い出した。平野氏は涼宮ハルヒ役で脚光を浴び、そのビジュアルの良さもあって一時期はフジTVのコント番組「ピカルの定理」にレギュラー出演するなど「声優の勝ち組」と言えばこの人、と言わんばかりの存在だったが、2011年に男性とのベッド写真が流出して大騒ぎになり、その後ファンクラブが終了したり事務所を退社したりと、一気に凋落してしまい、今ではほとんど名前を聞かなくなってしまった。しかも平野氏の場合、SNSでの中傷に対して反論して炎上したりして、その対応にも問題があったようだが、それにもまして当時の彼女にはネットなどで辛辣な言葉が飛び交っていた。
こうした事態を招く要因として、アニメ声優というのは、ある意味で偶像化されているというのがあるだろう。ファンはアニメの役柄とその声優をダブらせ、時に穢れのない処女性までも求めてしまう。よく「二次元しか愛せない」などというのはその典型だ。
このような傾向は、だいたい1990年代前半の生まれの人達に現れやすい。それはその頃の天体配置が、アニメなどに特化しやすい特徴的なものだったからだ。いずれにせよ二次元の世界に入れ込んでしまった結果、声優のリアルなプライベートの異性問題などが出た時、「裏切られた」という思いが一層強くなり、反動が一層大きなものになるのだろう。
また昨今の声優のビジュアル化もあると思う。このところの声優は平野氏の例に漏れず、ビジュアル的に優れた人が多くなっている。そして当の本人や事務所も、それを売り込む「アイドル声優ビジネス」に旨味を覚えた部分があったはずだし、それをお手軽にするSNSのようなツールもある。そうした結果、ファンを深みにハメていく。
ただそれは売れるためのフォーカスが明確になる分、諸刃の刃なのかもしれない。
こうした話は昔からあり、あるドラマで主人公をいじめる役をやった女優が、プライベートで石を投げられたりカミソリ入りの手紙を送られたりした、とのちに語ったが、その女優はプライベートでも意地悪なキャラだと思い込まれてしまう。こうしたことも、現実社会と創作世界の境界が曖昧になった結果だろうが、逆に言えばそれだけ優れた作品だったということもあるかもしれない。
ホロスコープに暗示された攻撃的なエネルギー
一方で、このように叩かれカオス状態に巻き込まれる声優と、そうでない声優がいるのも事実だ。その差は何か?と問われた時、たいていはその声優がうまく立ち回っているかどうか、ということが論点になる。つまり、バレるような裏の部分を持つな、というのがファン目線での主張だ。それどころか、裏の部分がある人間は声優になるな、と言わんばかりだ。これを単純明快に言うと「俺たちを裏切るな」ということになるだろうが。
しかし私としては、どうしてもそこに「生まれ持ったエネルギー」というのが無視できない。もちろん占星術的な意味での話だ。
上坂すみれ氏のホロスコープを見ると、いかにも“コアなオタクにターゲットにされそう”なのが暗示されている。ハウスがわからないので断言はできないが、このエネルギーはかなり攻撃的だ。ひとたびネガティブに働くと、相当しつこいし度を超えて攻撃してくるだろう。それが「上坂すみれチャレンジ」というような事態を誘発するのだ。
つまりこういうのは、本人が生まれ持っているエネルギーが誘い込んでいる、というのが私の見解だ。もちろん本人にはそれが理解できるはずもない。「なぜ私だけ?」と困惑するしかないだろう。
これを読んでいる諸氏も、様々な局面で「なんでいつも私だけが」という思いを抱いている人がいるかもしれない。そのような傾向は、もしかしたら自分のホロスコープのエネルギーが招いている可能性がある。
むろん、本人がそのエネルギーを上手く使いこなせれば話は別なのだが・・・
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