カヌー・鈴木康大容疑者のやらかしがとんでもない件――ホロスコープはそれなりに語ってるが

ここのところ太陽が冥王星に近かったので、なんだかものものしい。んなわけでピックアップしたいネタは豊富なんだけど、なかなか書く時間が・・・サラリーマンの辛いところだ。ま今日もイベント後、やっとこさ書いてるわけだけど、な日々。
そんな中でカヌー・鈴木康大容疑者の薬物混入だけど、いやもちろんやらかしたことはまずいんだけど、その背後をみるとなんか諦めの悪さの悲哀を感じる話でもある。

過去の栄光と近年のギャップ

1995・97全国小学生大会優勝、1999・2000全国中学生大会優勝、2001年・2002年国際大会出場、2003年国体優勝、2004年全日本大学選手権優勝、全日本選手権2部門優勝、2005年全日本大学選手権優勝、国体準優勝、全日本選手権準優勝、アジア選手権3位・・・とまあ、鈴木康大氏は学生時代、無双していたっぽい。(他のライバルの成績はわからないが)
【参照】wikipedia/鈴木康大

大学卒業後も現役で活躍していたが、実績の割にオリンピックには縁がなく、これまで3大会とも予選で敗退している。一度は引退したが、周囲のバックアップもあり年齢的にも東京五輪が最後のチャンス、と現役復帰したという。

その最後のチャンスで思ったようなパフォーマンスができず、また後進の台頭にこのままでは代表になれないというジレンマが襲う。また妻が同じくカヌー選手であり北京五輪代表だったというのもプライドの邪魔だったかもしれない。いずれにしてもやらかしたことはあまりに身勝手なものだったが。

鈴木氏の若年時の圧倒感を考えると、ここ近年の自分の振るわなさというか、実績がついてこない感みたいなギャップはどうしようもなく葛藤としてあったろう。それは一度権力を得たりカネを得たりしてしまった人間が、落ちぶれる事をなかなか受け入れることができない断捨離のヘタクソさと同じ理屈だ。

執着が進化をスポイルする

人間は一度成功を手にしてしまうと「自分は他人と違う」と錯覚してしまう変な動物というか有機体だ。人間以外の地球上の生物はその例に入らない。常に生存本能のために栄養を得、外敵と戦い、子孫を残す事に全力だ。それはシンプルな弱肉強食の上に成り立っているだけだ。

人間だけが優位性という錯覚を捨てられない。(例として適当かどうかは別にして)若い頃はそうだったかもしれないが、いい年になってまで「アタシは普通と違うのよ、美しいの」と宣って経年劣化と戦っておられる「美魔女」とかいう中年の奇妙な生物がいい例だろう。まあ権益にしがみつく年老いた生物も同じわけだが。
つまりいずれも執着である。

たまたま美魔女の話になっちゃったのでこのまま脱線させてもらうが、悪いけど外見が美しいのは明らかにDNAの優性遺伝のおかげとしか思えなくて、幸運なことにそういうビジュアル(時代時代の価値観にもよるが)を持つDNA配列の元に生まれさせてもらっただけなのに、自己顕示欲なのか承認欲求なのか自己肯定なのかよくわからないが、美しいのも自分の実力、と言わんばかりの壮大な勘違いをしておられる風なのが、男から見るとちょっと引く。もちろん全員が全員でないのはわかってる。

また始末の悪いことに、そうした魂的根拠の極めて薄っぺらい優位性の理屈がエスカレートすると「差別」や「レッテル貼り」という悪しき習慣の要因の一つになるかもしれないことに、本人らは気づいておられない気がするがどうだろう。これももちろん全員というわけではない。ただ民族間の差別なども元を辿れば同じ理屈なのではないかな。

人間は本来、失敗は失敗、劣化は劣化というように、人生のアップダウン曲線として受け入れて消化しないと次へのステップに移れない。一度は挫折があったとしても、それが次への引き金になる。そもそも占星術の基本は回転運動なので、螺旋階段のように徐々に上へ上へと上っていくのが、占星術的成長のロジックの骨子である。なのに一つの場所に執着してしまうというのは、次の次元への扉へ自ら鍵を掛けて可能性を否定していることになるし、希望は開かれないことが分かってない。
ちなみに美魔女を批判しているわけではないよ。その執着は次を生まない、という引き合いで出しただけであって。

鈴木康大氏のホロスコープからわかること

鈴木康大氏:出生ホロスコープ

鈴木康大氏:出生ホロスコープ

いつものように話が逸脱しちゃったので、肝心の鈴木康大氏の話題に戻す。
そもそも鈴木氏は以前触れた1985年生まれ(危ういのは1984~1986年世代)で、まさにその危ういエネルギーが直撃したいい例だろう。

また生まれ時間がわからないので断言はできないが、月が海王星に180度は飽くなき夢への追求と言った感があり、ただそれが山羊座1度なのはちょっとアクが強かったかもしれない。山羊座の初期は実績を欲しがるという意味で野心的だが、これだと跳ね返されるし、しかも海王星は実際につかもうとしてもつかめないものだからだ。彼がオリンピックに縁がなかったというのは、そうしたベースがあるかもしれない。

天秤座の太陽なので、2008年に冥王星が山羊座に入って以降は、徐々に90度になっていったのも彼の自我を傷つけたろう。もちろんそれが彼の犯した事の言い訳になるわけはないが、挫折を受け入れて次の扉を開けるのは、上に書いたように人生にとって重要な事だ。それを受け入れないがためにネガティブな行動に走らせたのではないか。

さらに。
彼の戦う運動エネルギーの火星は乙女座の16度辺りにある。これは「火山の噴火」の度数で、自ら吹き出したマグマによって自らを陥れる。つまり自分の暴走が自分を苦しめる、まさに今回の彼の悪しき行動を論証するかのようである。

しかも2017年に入ってからは海王星が魚座10~15度あたりをウロウロしており、この火星をちょくちょく刺激する。魚座の海王星=つまり目に見えないところで攻撃性が暴走するわけだ。今回の被害者になった小松選手のパドルを削って漕ぎにくくする、GPSやパスポートや現金を盗む、脅迫メールを送る、薬物をドリンクに混入する、困った小松選手の相談に乗る、すべて魚座っぽくて海王星っぽい。

あとひとつどうしても気になる部分あるが、ちょっと時間がなくなったのでこのへんにしておくかな。いずれにしても鈴木氏は罪を償って次へのステップにするしかない。