ジャニーズ事務所トップタレントが無期限活動自粛
11月17日、ジャニーズ事務所が近藤真彦氏の無期限活動自粛を発表した。
近藤真彦、不倫報道認める 無期限芸能活動自粛を発表<全文>
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— モデルプレス (@modelpress) November 16, 2020
一部で一般女性との不倫が報じられていた近藤。ジャニーズ事務所の公式サイトでは「この度の報道を受けまして、近藤に事実確認をしましたところ、ご指摘の女性との交際は事実であると認めました」と報道を認め、「家庭を持つ一社会人による振舞いとして大変軽率であり、自覚と責任に欠ける行動であったと弊社といたしましては重く受け止めております。そのため、近藤に対して厳正な処分が必要であると認識し、その内容について慎重に検討いたしておりました」と説明。
近藤氏はデビュー40周年だったそうだが、今後の活動は白紙になったという。けっきょく芸能活動が無理無理無理無理ということになってしまったか。
メディア総スルー状態に一石を投じる
近藤氏と25才年下の女性社長との不適切交際をスクープしたのは11月12日発売の週刊文春だった。かつて2015年にメリー喜多川氏が週刊文春の独占インタビューで「うちのトップはマッチです」と言ったというが、そうしたアンタッチャブルな雰囲気を察してかメディアは総スルーだった。
そんな中で14日に放送されたフジTVの番組『ワイドナショー』で、松本人志氏が「まわりがあまりにもやらない」と切り込んだことで、一石を投じることになった。
松本は、ジャニーズ事務所を退所していた歌手で俳優の山下智久のコーナーの最後に「我々は別にマッチが嫌いじゃないし、ジャニーズ事務所が嫌いじゃないんだけど、まわりがあまりにやらないもんやから、我々もそこに一緒にされるのは嫌やなと思って」と話し始めた。
松本氏は「圧力はないと思う」としつつも、「長い歴史の中でスルーしましょというのが各局染み付いてる」と主張している。
もしかしたらこの発言の裏には、芸人のスキャンダルは総出で叩くくせに、大手事務所タレントはスルーかよ、というアンチテーゼも含まれているかもしれないけど。
古くからの慣習が通用しなくなっている
この松本氏の発言がジャニーズ事務所を動かしたのかはわからないが、今回処分が発表された。そもそも相手が文春なだけに、下手に無視してると次が飛んでこないとも限らないけど。
いずれにしても2019年7月に創業者のジャニー喜多川氏が亡くなり、最近ではタレントの退所・独立が続いていて、かつてジャニーズ帝国と言われていたのが、その影は薄らぎつつある。
もちろん世の中のコンプライアンス重視もあるだろうが、こうした古くからある慣習みたいなものが、だんだんと通用しなくなる時代が来てるのは間違いない。それは昨今、芸能人が事務所から独立する例が増えているのにも通じることだろう。
これまで事務所の力で電波や紙媒体メディアは抑えられたかもしれないが、ネットの声までは抑えられなくなっている。
最後に
かつての金屏風会見は、誰がどういう目的で行ったのか知る由もない。
ただ世の中は、30年以上忘れなかった。もしかしてその壮大なブーメランが返ってはいないだろうか。
ワイドショーが一斉に扱いだしたね。
【おあずけ】タイム終了ですね。— 松本人志 (@matsu_bouzu) November 17, 2020
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