破綻したFTXのサム・バンクマン=フリード、「韓国の口座」に80億ドルの負債を隠していた?

韓国の口座に負債を隠した?

2022年11月11日にチャプター11(連邦倒産法第11章)の破産申請をした仮想通貨取引所FTXですが、共同創立者でCEOだったサム・バンクマン=フリードはミスは認めていたものの、詐欺については否定しています。

そのバンクマン=フリードが創設した投資ファンド「アラメダ・リサーチ」は、FTXから数十億ドルを借り入れ、取引やトレードで顧客の資金を失っていました。

その資金がどういうルートを辿ったかが、解明されるカギになるかもしれない可能性が浮上しています。

12月13日にCFTC(米商品先物取引委員会)が起こした訴訟によると、バンクマン=フリードはアラメダ社の負債約80億ドルを「不明な韓国の口座」に移動させたと主張しています。

大谷翔平選手や大坂なおみ選手を巻き込んだFTX破綻騒動は、今後訴訟によって明らかになるのか。

口座に特権を与え、特定されないように隠蔽

CFTCの訴状によると、アラメダ社は約80億ドルもの負債を隠すため、識別できないFTXの顧客口座を使って迂回したと主張しました。

バンクマン=フリードはこの口座を「韓国の友人の口座」と呼び、巨額負債を隠すために開設を指示したという。

この口座にはFTXの管理の一部が免除されるなどの特権が付与されており、そのためアラメダ社のマイナス残高を隠すことができた、とCFTCは訴えています。

また口座には上限なしの貸し出し特権が与えられており、コードに細工が仕掛けられ、アラメダに資金や残高がなくても取引することができたと主張しています。

この韓国口座はアラメダのサブ口座だったものの、「alameda-research.com」の識別子で開設されておらず、アラメダ関連の口座であることがわからなくなっているという。

バンクマン=フリードの元カノでアラメダのCEOだったキャロライン・エリソン氏は容疑を認め、「FTXの顧客の資金を無制限に利用することができた」と証言しているのは、この口座の特権があったからですかね。

FTXサム・バンクマン=フリードの元カノ「違法だと知っていた」と証言

2022年12月24日

GitHubに足跡

ソフトウェア開発者がコードを保存・共有するために利用する「GitHub」に、元FTX幹部のニシャッド・シン氏を名乗るアカウントがあったという。

このアカウントで、アラメダ・リサーチの負債を隠すコードが作成されていたことが内部文書により判明しました。

アカウントには、「Korea KYC」や「BD expenses accounts」などのコメントが注釈されていたといい、「韓国口座」に紐付けされたコードが展開されていたとのこと。これがアラメダの負債を隠す口座の手がかりになるといわれています。

GitHubは開発者が共同で作業を行うために利用されていますが、他のFTX従業員がこのアカウントにアクセスできていたかどうかはまだ明らかになっていないようです。

ちなみにFTXのエンジニアリング・ディレクターだったシン氏は、現在のところ罪には問われていません。

最高115年の刑

CFTCの主張が事実なら、SBFのいう「ミス」などではなく、意図的にやらかしていたと思わざるを得ないですね。わざわざ誤魔化すための口座を作ってるわけですから。しかも特定されないようにしてるという。

当初SBFはツイッターで自分のミスを謝罪し「ユーザーのためにできることは責任を持ってすべてやる」などと、殊勝なことを言っていましたが。

まあこの人に裏がありそうなのはホロスコープに暗示ありますので、その可能性は考えられました。

SBFは電信詐欺、電信詐欺陰謀、証券詐欺、証券詐欺陰謀、マネーロンダリングなど8件の罪に問われ、拘束されていたバハマからニューヨークの裁判所に移送されました。

バハマの裁判所は保釈申請を拒否しましたが、ニューヨークの裁判所は2億5000万ドルの保釈金で釈放を認めました。現在カリフォルニア州の両親の自宅に移っています。

さすが民主党の州です。SBFは民主党の大口献金者でしたので。

もしすべての容疑で有罪になった場合、最高115年の懲役刑が科される可能性がありますが、民主党の州で裁かれるのでどうなんでしょう。


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