FTX破綻騒動、その経緯とサム・バンクマン=フリードCEOについてわかっていること、大谷選手もとばっちり?

今年最大の倒産

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手がアンバサダーを務めていた仮想通貨取引所「FTX」が、米連邦破産法11条(チャプター11)に基づく破産申請をしました。これに伴い、FTXジャパンなど約130社の関連企業も対象になるようです。

これは米国における今年最大の倒産と言われ、世界中の投資家や取引先に影響をもたらすことになります。

チャプター11の適用は、負債者への返済計画を立てながら事業を継続することができるものの、FTXが米現地11月11日にデラウェア州の連邦裁判所に提出した書類によると、再建計画については何も触れていないという。

FTXの代表サム・バンクマン=フリード氏はCEOを退任し、後任にはジョン・レイ・III氏が任命されました。

ブルームバーグによるとレイ氏は事業再生と再建の専門家で、2001年12月に当時米国最大の企業破綻と言われたエンロン社の倒産では精算の管理を務めていたという。

米IT企業の相次ぐ人員削減など、時代のフェーズが明らかに変わっていることを感じさせる事象です。もう山羊座時代も終わりが近づいています。

破綻のきっかけ

FTXはサム・バンクマン=フリード氏とゲーリー・ワン氏によって2019年5月に設立されました。2021年には本社を香港からタックスヘイブンのバハマへ移しています。

その設立~2022年までに100万人以上のユーザーを獲得していたという。

破綻のきっかけになったのは11月2日にCoinDeskが報じた、FTXとアラメダ・リサーチ社のバランスシート(貸借対照表)をリークした記事です。

アラメダ・リサーチもフリード氏が設立したトレード会社で、この2つが彼の主要事業でした。

記事によると、アラメダ・リサーチが保有する資産のほとんどが仮想通貨FTTで占められていることがわかったという。ちなみにFTTはFTXが発行している仮想通貨トークンです。

メッキが剥がれた

このことからFTXとアラメダ・リサーチは、異常な結びつきであることがわかりました。

このリーク記事が流れて以後、ユーザーは計60億ドルもの引き出しを要求してきたという。ま普通そうなりますよね。

またFTXの買収を計画していたライバル会社「バイナンス」のチャンポン・ジャオ(趙長鵬)CEOが、保有するすべてのFTTを売却するつもりだとツイートしました。その理由は「最近明らかになったこと」=つまりCoinDeskの記事です。

またFTXの買収はいったん合意に達していたものの、撤回しました。

ちなみにジャオ氏は、イーロン・マスク氏のTwitter買収資金のために5億ドルを調達している大富豪です。

結局FTTの価格は暴落し、危機的状況に陥りました。これに影響されてか他の仮想通貨ビットコイン、イーサリアムなども下落しています。

サム・バンクマン=フリードについてわかっていること

弱冠30才の若き億万長者だったフリード氏は、この数日間で全財産が吹っ飛んだという――その額は160億ドル(約2兆2000億円)になるとも。

一時は260億ドルにまで上ったフリード氏の資産は、ほぼゼロになったと言われています。

スタンフォード大学法科大学院教授のバーバラ・フリード氏とジョセフ・バンクマン氏の間に生まれたユダヤ系で、叔母のリンダ・フリード氏はコロンビア大学メールマン公衆衛生大学院の現学長という学者一族です。

MIT(マサチューセッツ工科大)を卒業した後、2014年にビットコインを安く買える日本で仕入れ、他の国で高く売るという方法を使って元金1万ドルを10億ドルに化けさせたという。

フリード氏は「大学で学んだことは、社会性を身につけること以外は結局何も役に立たなかった」と語っています。

民主党の巨額献金者だった

フリード氏は、バハマにあるオフィス兼用の数百万ドルのペントハウスを9人の男女とシェア生活を送っていました。ルームメイトはお互い付き合ってる者同士か、あるいは元カレ元カノだという。

そんな中でFTXのトレーディングは運営されていたのです。バランスシートがずさんなのもわかる気がします。

フリード氏の報酬は利益の1%つまり年間10万ドル程度で、自らはビーガン生活を送っており、車はトヨタのカローラ、ファッションにも気を使っていないという。

睡眠時間4時間のショートスリーパーで、自由な時間はオンラインゲーム「League of Legends」を楽しむゲーマーと言われています。

ただし完全な左派で、FTX財団は気候変動防止や医療のために何百万ドルもの献金をしているという。またバイデンの2020年大統領選挙キャンペーンに520万ドルを寄付しています。2022年中間選挙でも3800万ドルを寄付したと言われる民主党第2位の巨額献金者です。

ガールフレンドと言われているのはハリー・ポッターファンの28才のキャロライン・エリソン氏で、アラメダ・リサーチの経営にも関わっているようです。彼氏彼女で家庭内企業してたんでしょうか。

ド派手なパートナー達もとばっちり

すでに書いたように大谷選手や、グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ジョーンズは、FTXのアンバサダーとして株式を取得しています。

NFLスーパースターのトム・ブレイディやその元妻でスーパーモデルのジゼル・ブンチェンもFTXに出資しました。NBAスーパースターのステファン・カリーもパートナーシップを結び出資しています。大坂なおみ選手も出資しています。

また選手個人だけでなく、メジャーリーグ(MLB)の大スポンサーでもあり、NBAマイアミ・ヒートのホームスタジアム「FTXアリーナ」の命名権者でもあります。

いかに本人は地味に生活していたとしても、このアピールのド派手っぷりが地味さをかき消して余りある。

フリード氏は11日にツイッターで「早急にユーザー回復の状況を明確にするよう努力します」と述べています。

日本ではソフトバンクがFTXに約1億ドル出資していたようですが。これをゼロ評価として損失計上すると報じられていますね。

ソフトバンクは2022年9月の連結中間決算は1290億円の赤字と発表してますが。

フリードのホロスコープ

サム・バンクマン=フリード氏のホロスコープはもともと破綻が暗示されています。占星術を知っていればFTXへの投資は免れる事ができたかもしれません。

また興味深いことに、上に書いたようなド派手なアピール作戦もホロスコープに示されているのが面白いといえば面白い。

いずれにしても世界中でどれだけの被害が出ているかわかりませんが、現在フリード氏はSEC(米証券取引委員会)から調査されているという。

今後フリード氏やFTX経営陣が法的責任を問われるのか、それともバイデン及び民主党への巨額献金者として、政治的な忖度で情状酌量を得る事になるのか注目ですが。

ちなみにFTXジャパンは日本円の出金サービスが停止されていましたが、11日に再開されたようです。

次の時代への心構え

山羊座が終わりに近づいています。上に書いたようにIT企業の人員削減が続出するなど明らかに事象として現れてきています。

私の占星術講座ではまず始めに12サインを理解してもらいますが、次のサインへの移り変わりにおいて、ギャップが大きいものとそうでないものがあります。例えば蟹座→獅子座へ移った途端、第二次世界大戦が勃発しました。

その中でも山羊座→水瓶座への移行は、同じくかなりのギャップを伴なうものとして、その理由は性質上ハッキリしています。

さて水瓶時代、世界の情勢や景気はどうなるでしょう?それは水瓶座の性質を理解している人なら理解できるはずです。

心構えはできていますか?

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