Youtubeのスーザン・ウォジッキCEOが辞任、議会に召喚された直後

YoutubeのCEOが突然辞任を発表

コロナウィルスやワクチン関連で、反対するコンテンツを検閲やBANしまくってきたYoutubeですが、そのスーザン・ウォジッキCEOが突然辞任を発表しました。

後任には最高製品責任者のニール・モーハン氏が就任する予定だという。

ウォジッキ氏の唐突ともいえる辞任は、共和党下院議会から召喚状(議会で宣誓証言するために呼び出し)が出た翌日のことです。

共和党下院のジム・ジョーダン議員は、バイデン政権とビッグテックが共謀して、政府に反するものを検閲・BANしてきた疑いに関して、Google(YouTube)、Amazon、Apple、Meta、Microsoftの幹部に召喚状を発行しました。

ビッグテックが単体で検閲すること自体は法的に問題ありません。政府が圧力をかけたというのが問題であり、国民の言論の自由の侵害にあたる可能性があります。

「我々は、Google、Amazon、Facebook、Microsoft、Appleの5社に対して、連邦政府との共謀が報告されているビッグテックに関する召喚状を提出しました。
説明責任への第一歩である。」

今後もGoogleの顧問として

辞任の理由についてウォジョッキCEOは、家族や個人的なプロジェクトに焦点を当てると説明しています。

「私はYouTubeのトップとしての役割から後退し、家族、健康、私が情熱を注いでいる個人的なプロジェクトに焦点を当てた新しいチャプターを開始することを決定した。」

とはいえ、今後もYoutubeとアルファベット(Googleの親会社)とは関わり続けるといい、顧問的な役割としてアルファベットのサンダー・ピチャイCEOと合意した、と述べました。

「これは、私はGoogleとアルファベット社のポートフォリオ全体でアドバイスと指導を提供するために、長年にわたって私のさまざまな経験を呼び出すことができる。」

スーザン・ウォジョッキについて

ウォジョッキCEOは1999年にGoogleのマーケティングマネージャーになり、2003年にはAdSense(アドセンス)の最初のプロダクトマネージャーになっています。

この時の仕事が評価され、Google創設者賞を受賞したという。その後、Googleの広告&コマース担当上級副社長に昇進しました。

2014年2月にYoutubeのCEOに就任し、2015年にはTime誌の「最も影響力のある100人」に選ばれたという。

彼女のCEO時代に、チャンネルメンバーシップ、スーパーチャット、ブランドコネクトなど、YouTubeクリエイター向けの収益化の形態が開発されています。 また、YouTubeの広告なし定額制サービスYouTubeプレミアムも立ち上げられました。

召喚状が発動されたタイミング

先ごろツイッターとMeta(Facebook、Instagram)は、ドナルド・トランプ氏のアカウントを復活させましたが、Google/YouTubeはBANしたままです。

これについてウォジョッキ氏は「暴力を扇動する危険性があるため、チャンネルは停止したままだ」と述べているもよう。相変わらずの左派のやり方ですが。

まあいずれにしてもタイミング的には、今回の召喚状が辞任の引き金を引いたと解釈する人は多いのではないかと思われます。

共和党が下院を勝ち取った効果がジワジワ出ています。


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