ガザの病院、無事だった?――イスラエル空軍「ロケット弾は失敗して駐車場に着弾した」

病院は爆撃を受けていない

米国の情報機関によると、ガザの病院は爆撃を受けておらず、500人に及ぶ市民は死亡していないと結論づけたという。

前日、ガザが運営するパレスチナ保健省は、10月17日にアル・アハリ病院がイスラエルの攻撃を受け、少なくとも500人が死亡したと発表しました。

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2023年10月18日

しかしイスラエル側や米国側の分析結果は異なっています。

ニューズウィークは米空軍将校の話として「しかし、我々とイスラエルの情報では、せいぜい数十人でしょう。しかし、これはハマス側の大げさで露骨な嘘の事例に過ぎない。イスラエルではなく、パレスチナ人に責任がある」

それによると、ガザ内部から発射されたロケット弾が失敗して病院の近くに着弾したという。

ロケット弾は駐車場に着弾した

イスラエル空軍(IAF)によれば、ロケット弾は技術的に失敗し、同じく「駐車場に着弾した」と分析しています。IAFが公開したドローンによる画像では、病院の建物に破片による損傷が見られる。

こちら→https://idfanc.activetrail.biz/ANC18102023.87878

「病院の隣の建物が損傷していないこともわかる。これは、イスラエル国防軍(IDF)がこの地域に爆弾を発射していないことのさらなる証拠である。」

また空爆特有のクレーターはなく、巻き添え被害もないと指摘し、IAFは「病院の隣の建物が損傷していないこともわかる。これは、IDFがこの地域に戦争爆弾を発射していないことのさらなる証拠である」と説明しています。

駐車場の現場映像↓

ハマスのロケット弾の誤射の証拠が多い

ホワイトハウスの国家安全保障会議報道官のアドリアン・ワトソン氏は、「米国政府は、昨日ガザ地区のアル・アハリ病院で数百人の市民が死亡した爆発について、イスラエルに責任はないと評価している」と述べ、「我々の評価は、情報、ミサイル活動、上空からの画像、オープンソースのビデオや画像を含む入手可能な報告に基づいている」

その上で、「情報によれば、この爆発はハマスの同盟組織であるパレスチナ・イスラミック・ジハード(PIJ)が発射したロケット弾かミサイルの誤射によるものだろうと考えていた」と述べ、さらなる情報収集を続けていると語りました。

情報アナリストであるブレイク・スペンドリー氏によると、「現時点では、ハマスかPIJのロケット弾によるものであることを示す証拠が圧倒的に多い」と述べ、現場を映したビデオや写真は、当初ハマスが主張した500人の死者よりも、むしろ50人程度の死者数と一致すると述べているもよう。

現場のビデオに映っていた駐車場の浅いクレーターは、イスラエル空軍が使用するJDAM(Joint Direct Action Munition=誘導爆弾)のような兵器ではなく、ロケット弾による火球のようだという。

「JDAMのようなものであれば、多くの爆風エネルギーを生み、熱や炎や光で無駄になるエネルギーはそれほど多くない。今回の空爆で死亡したパレスチナ人にはいくつかの特徴があり、純粋な爆風エネルギーだけでなく、着弾による火災も多かったと思われる。」

最終的な結論には分析が必要

こうした分析が事実なのか、最終的な結論を出すには、犠牲者の死後分析やその他の法医学的な現地調査が必要とのこと。

イスラエルはここ数日、ガザ北部の病院に避難するよう警告してたというが、病院側は、南部の病院には患者を収容するだけのベッドがなく、多くの患者は攻撃で破損したり瓦礫で塞がれたりした道路では搬送できないとして、その呼びかけを無視してきたという。

またイスラエルの警告を無視したガザ北部の住民の中には、安全だと信じて病院に避難している者もいると報じられています。

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