ロシアがCFEを正式脱退、中国は新たな計画を発表――世界の対立構図が鮮明に

ロシアがCFEを正式に脱退

ロシアが欧州通常戦力条約(CFE)から正式に脱退しました。

ロシアはすでに2007年からCFEの参加を停止していたようですが、正式に脱退を表明したことで、何かの意思表示なのでしょうか。

今年2月にもロシアは、アメリカとの核軍縮条約「新START」の履行を停止すると表明していますので、いよいよ西側諸国との対立構造が鮮明になってきた気がします。

ウクライナ戦争で中国はロシアを支援しており、中東紛争でもロシアと中国はパレスチナ側に付いており、米国とは完全に対立しています。

そのほかの各国はどうでしょう。

各国の反応

トルコのエルドアン大統領は、米国を非難しています。

ラテンアメリカの左派の国は、歴史的にパレスチナに味方しているという。キューバ、コロンビア、チリ、ボリビア、ベネズエラ、ブラジルなど。

一方アルゼンチンとエルサルバドルはイスラエルを支持しているようです。

アジアでは、インドネシア、マレーシアなどはイスラエルを非難しています。パキスタンもイスラエルの空爆を非難しました。

EUは、イスラエルには自衛権があるといいつつ、ガザへの援助も進めています。

アイルランドは、ガザの電力と水を遮断したことは人権侵害だと述べました。ノルウェーも同様にイスラエルのガザ封鎖を批判しています。

そしてBRICSのメンバーである南アフリカはパレスチナ側についています。

世の中が分裂しています。

そしてバイデン政権は、イスラエルの支援を打ち出したことにより、民主党内の極左議員が反発して分裂しているという。

いずれにしても中東の状況次第では、第三次世界大戦に進む可能性も否定できないかもしれない。

マシンが戦う時代がくる

水瓶座時代が近づいています。

過去、獅子座時代が始まった直後に、ドイツがポーランドに侵攻して第二次世界大戦がスタートしたのはご存じでしょうか。サインの移り変わりは世の中に反映します。

もし次に第三次世界大戦が起こったら、たぶん感情を持たない兵器が人々を攻撃することになる可能性が高い。なぜならそれが水瓶座の性質だからです。

はたしてそれはAIなのか、ドローンなのか、ロボットなのか。

これらは人間を戦場に送る必要がないばかりか、もしかしたら戦争が終わった後、「そいつらが勝手にやった」「誤爆だった」と言い訳することが出来てしまうかもしれない。

すでにロシアは最近ウクライナに対し、ドローン攻撃を強めているという。ウクライナによると、冬を前にしてロシアはイラン製ドローン「シャヘド」による攻撃をエスカレートさせていると伝えています。

イランは中国・ロシアと協力関係にある。そしてハマスやヒスボラの背後にいると言われているのがイランです。

中国はロボットを大量生産へ

サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国は2025年までに「先進レベル」の人型ロボットを量産する計画を公表したという。

中国の工業部門を管轄する工業情報化部(MIIT)は11月1日に、9ページにわたるガイドラインを公開し、その中で中国の人型ロボットは「2025年までに大量生産を実現する」との計画を発表しました。

MIITは「コンピュータ、スマートフォン、新エネルギー自動車に次ぐ破壊的な製品になることが期待されている」と述べています。

まあ中国は不動産が崩壊し、経済破綻が言われる中で、新たに軸となる分野が必要であり、こうしたロボット産業に期待しているかもしれない。

ロボットはあくまで工業製品としての計画でしょうが、これが絶対に軍事目的に使われないという保証はありません。なにせ中国です。

そうなるとどうか――もちろんロボットには季節や天候は関係ありませんし、疲れることもないから休む必要がない。食事も寝ることも必要ない。文句も言わない。そしてパワーがある。

なにより理屈や感情は通じない。

致命的な日本のIT技術の遅れ

残念ながら日本のIT技術は遅れてしまった。

Winny開発者の金子氏が逮捕されたことが、後々日本の技術革新の遅れに響いたという人もいる。人材が育ちにくい土壌を作ってしまったかもしれないからです。技術へのチャレンジや冒険を阻んでしまった。

なにせマイナンバーカードでさえ満足にできない国です。それでいて、デジタル庁はいかなる責任も取らないと言っている。

そしてもっと悪いことに、日本は半導体生産拠点の多くを失ってしまった。この夏、半導体不足でエアコンが修理できないという問題が浮上しました。そして自動車生産に支障が出た。

もはやこの分野で中国や欧米に太刀打ちできる術はないかもしれない。

この点について、国はあまりにも無策で無計画でした。

来るべき水瓶座時代に、日本はどう立ち向かったらいいのか。

しかし残念ながらホロスコープは、将来の日本にポジティブな暗示を与えてくれません。


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2023年4月1日
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