FBIがジュリアーニ弁護士を家宅捜索
さてトランプ氏の元顧問弁護士ルディ・ジュリアーニ弁護士の自宅に、FBIが家宅捜索に入った件についてゴタゴタしてる。
米現地4月28日にFBIの連邦捜査官が、元ニューヨーク市長でトランプ氏の元顧問ジュリアーニ氏のマンハッタンにある自宅アパートと事務所で捜査令状を執行している。
FBI seizes electronics from Rudy Giuliani's Manhattan apartment https://t.co/v1m2Swho0B
— ABC7 News (@abc7newsbayarea) April 28, 2021
伝えられているところによると、このときジュリアーニ氏のPCやスマホなどの電子機器が押収されたという。
FBIは、ジュリアーニ氏が持っているハンター・バイデンのHDDにはまったく興味を示さなかったようだ。
今回の捜査令状は、ハンター・バイデンの海外のロビー活動の調査において、外国人代理人として適切に登録しなかった件について司法省が捜査しており、その一環だったと言われているが詳しいことは分からない。
もはや独裁国家だ
ジュリアーニ氏の代理人ロバート・コステロ弁護士はこの捜査について批判、これは腐敗したダブルスタンダードだといい、ヒラリーやバイデン親子など明らかに犯罪が無視されている民主党の幹部らと、冤罪の手続きを受けるトランプ氏の支持者や共和党員の差だと言っている。
また今回、電子機器が押収されたことについては、弁護士として憲法で保護されている秘匿特権を無視している、とも述べた。
ジュリアーニ氏本人はFOXニュースの番組に出演し、検察官や司法省からスパイされていたといい、もはや独裁国家だ、と語った。「彼らは私の憲法上の権利や、大統領の権利を露骨に侵害したか調査されるべきだ。」
Rudy Giuliani joins @TuckerCarlson for his first TV interview since FBI raid. pic.twitter.com/ooMhivzsZt
— Rudy W. Giuliani (@RudyGiuliani) April 30, 2021
また捜査令状については「完全に違法である」といい、捜査令状は相手が証拠を隠滅する、あるいは逃げる可能性がある場合だけだ、だけど私には正当な理由がない、としている。
それと今回の捜査令状では全ての電子機器を要求していたが、FBIはハンター・バイデンのHDDを受け取ることは何度も拒否したとのこと。「もしかしたらこのHDDがトランプに関するものかもしれないし、プーチンに関するものかもしれないのに、彼らは私の言葉を信じて鵜呑みにした」と述べた。
ただ押収されたものは弁解の証拠になるとしており、トランプ氏や自分は無実であることの証明になる、とも言っているもよう。
ダーショウィッツ名誉教授「この捜査は違憲」
さらにハーバード大学ロースクールの名誉教授アラン・ダーショウィッツ氏も、この捜査は違憲だとしており「捜査と押収の権限の誤用だ」と言っている。
Alan Dershowitz slams FBI raid on Giuliani's apartment as 'unconstitutional' and says he will represent Trump's embattled lawyer https://t.co/WbhCuDFCMj
— Daily Mail US (@DailyMail) May 2, 2021
1日に出演したラジオ番組でダーショウィッツ氏は、PCやスマホのような電子機器に特権的な情報がある場合、捜査令状でなく召喚状を使う。召喚状と捜査令状では昼と夜ほどの差がある、と述べている。
これは憲法違反である、だからこの件でジュリアーニ氏の弁護士から相談を受けたとき、ダーショウィッツ氏は無償で法的アドバイスをしたようだ。さらに、
バナナ共和国(主に中南米の小国)やキューバのカストロなど、世界の多くの国では大統領選挙で相手候補が負けると、その候補者を追い詰め、弁護士や友人を追い詰める。
そういうことはアメリカでは起こらなかったが、それが今起こっているのだ。彼らはルディ・ジュリアーニを追い詰めている。次は誰になるのかは誰にも分からない。
左派メディアがデマ記事、すぐに撤回
この話はさらに続き、ワシントンポストやニューヨークタイムズなどの左派メディアが、ジュリアーニ氏がロシアのエージェントだとする露骨な記事を書いたという。左派はなんでもロシアのせい、が基本みたいだが(笑)
読んでいないので詳しくは分からないが、その記事ではジュリアーニ氏は昨年の大統領選挙に向けて、バイデン氏にダメージを与えるためにロシアの工作に絡んでいた、また保守系メディアOANがそれを広めるために一役買っていた、というような記事を書いていたとか。
その中でジュリアーニ氏は、ロシアの工作作戦のターゲットになっており、FBIから正式に警告を受けていた、と記載していたらしい。しかしジュリアーニ氏は「この記事は完全に誤報だ。私はそのような警告を受けたことはない」と否定している。
この結果、ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、NBCなどが当該部分を撤回し、記事の訂正を発表した。
あのCNNが批判?
しかもおかしな事に、左派の代表格でもあるCNNが、この件についてワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、NBCに苦言を呈したという。
'A Major Black Eye': CNN's Stelter Calls Out Washington Post, NY Times, NBC Over Giuliani Retractions https://t.co/xPQLU9xcST
— Mediaite (@Mediaite) May 2, 2021
CNNのアンカー、ブライアン・ステルター氏の番組で、3社がすぐに記事を撤回したことについて説明し、「大きな汚点だ」と言ったとか。
ステルター氏
このような大規模なインチキ記事は、悪意のある捏造を許してしまう。
正しいことをしようとするメディアと、それを気にしてないメディアを一緒くたにしてしまう。
CNNがそれ言うんだね(笑)。捏造を暴露したCNNディレクターのリーク動画、つい最近のことだと記憶しているが。
まあ、最近視聴者数の激減が深刻みたいだから少しでも点数稼ぎたいのかもしれない。
いずれにしても政権とメディアと司法が連携するようなことがあったとしたら、どんな社会主義国?って感じだが。
知らんけど。
ではこの辺で失礼します。
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