他殺の可能性はなかった
北海道旭川市で、イジメに遭ったとして今年2月に行方不明になり、3月23日に公園で遺体で発見された当時中学2年生の廣瀬爽彩(さあや)さんの死因は、他殺ではなかった可能性が高いようです。
文春オンラインが伝えています。
【死体検案書入手】旭川14歳少女イジメ凍死「死因欄」に記されていた真実〈司法解剖の結果が明らかに〉
旭川14歳少女イジメ凍死事件 ♯21 #旭川14歳少女イジメ凍死事件 #文春オンラインhttps://t.co/pj6sxudgLc— 文春オンライン (@bunshun_online) June 19, 2021
『他殺」については、これまで述べてきた解剖所見において、暴行や窒息、監禁、薬物を盛られた可能性などが否定されていることから、そうとは言えない。あくまで偶発的に発生した低体温症によって死に至った。『死因の種類』として、『その他及び不詳の外因』という項目に○がついているのはそういうことです」(同前)
【出典元】【死体検案書入手】旭川14歳少女イジメ凍死「死因欄」に記されていた真実〈司法解剖の結果が明らかに〉/文春オンライン
文春オンラインが入手したとされる死体検案書には、直接の死因は「偶発性多低体温症」とされており、暴行・監禁・薬物など他殺要因は否定されているようです。
つまり自殺の可能性はあるものの、他殺の可能性はないと理解できます。
度を超えたネットの過熱ぶり
この事件が報じられた直後から、関わった人たちを特定しようとするいわゆる「ネット特定班」たちが暗躍していました。
一時その加熱ぶりは度を超えており、事件を執拗に追求していた男性の一人が、廣瀬さんの知人女性に無理矢理話を聞こうとして逮捕されるなどの事態も起きています。
そんな中で情報が錯綜し、他殺を疑う声も上がっていました。
その論拠は、廣瀬爽彩さんの失踪後にネットの掲示板に「もうとっくに死んでる」など、いかにも知っているかのような書き込みがあったこと、また発見されたときの彼女の服装が下は薄手のパンツ、上はTシャツにパーカーを羽織っていただけの軽装だったことなどです。
他にも廣瀬さんのリュックやスマホなどの所持品が見つかっていないなども指摘され、もっともらしく他殺説が取り沙汰されていました。
所持品については後に事実無根だと否定されています。
ホロスコープから感じたもの
いずれにしろ今回の報道で、廣瀬爽彩さんの死因は自殺かどうかまではわかりませんが、少なくとも他殺の可能性はないようです。
私は以前このブログで、彼女は他殺ではなく自殺だと思う、と書きました。それは彼女のホロスコープや、Youtubeの番組での発言などでそう感じたからです。
↓※そのときの記事
Youtubeの番組で廣瀬さんが話しているのを聞いた人は、彼女がそのような事を考えていると感じられなかった人もいるかもしれません。しかし彼女はそれを周囲に感じさせないのです。生まれ持ってそういう人なのです。
また、そもそも廣瀬爽彩さんは失踪当日に、知人男性にLINEで「きめた」「今日死のうと思う」とメッセージを送っていたことが明らかになっていますし、他にも同様のメッセージを受け取っていた人が数人いたようです。
第三者委員会が機能していないか?
文春オンラインの別記事によると、この事件を再調査するために設けられた第三者委員会も、人選的に問題があり遺族側が反発しているとも伝えています。
また最新の記事で”尾木ママ”こと尾木直樹氏は、この第三者委員会が機能していないと述べています。なんでも校長先生というのは、無事に任期を全うすれば自動的に叙勲がもらえ、定年後には天下りのポジションがあるというのです。
しかし在任中に何か問題が起こると、こうした恩恵を受けることができなくなるため、「事なかれ主義」に陥りがちだといいます。
つまるところ尾木氏は、第三者委員会に外部の人選が必要だと言っているのですが、今回のはほとんどが旭川市の関係者ばかりで、客観性がないのが問題だと主張しています。
最後に
そんな中で、第三者委員会は今年11月末までに行うとした調査結果の公表を「白紙」にすると言い出したと伝えられています。
廣瀬爽彩さんのホロスコープは容易ならざるものがあります。際どさをはらんでおり、いざ何かあったときにコントロール不能になりがちです。
もしかしたら亡くなった後も、そのエネルギーが呼び起こされているかもしれません。それはこの事件全体に作用しているかのようです。
また何かありましたら取り上げたいと思います。ではこの辺で失礼します。
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