NYタイムズ韓国系女性ジャーナリストが白人を侮蔑するツイートで絶賛炎上中な件

さて、ニューヨークタイムズの編集委員であり法律家のサラ・チョン氏が、過去のヘイトツイートを掘り起こされてちょっとした炎上騒ぎになっている。さらにNYタイムズが彼女を擁護したため、騒ぎに火に油を注いたかたちだ。

暴かれた過去ツイートに非難が殺到

チョン氏は今年8月にNYタイムズの編集委員に採用されが、彼女が2013~2014年頃にツイートした、白人や警官に対するヘイトツイートなどが物議を醸した。

これらは「アホな白人」「まるで消火栓におしっこをしている犬みたいな意見をネットに書いてる」「白人は遺伝的に日焼けに弱いから、ゴブリンみたいに地下に住むしかない」「年寄りの白人が残虐なことをして喜んでいるのはほとんど病気」などと過激な言葉で綴られている。

当然ながらこれに対して「差別主義者だ」と批判が集中した。NYタイムズにも「レイシストなのになぜ採用した」との批判の声が上がったが、一方でそもそもNYタイムズ自体が体制批判的という姿勢のため「だから採用されたんだろ」と皮肉の声もある。

同紙はチョン氏のこうした過去ツイートについて「把握していた」とした上で、「彼女のジャーナリズム、そして彼女のような若いアジア人女性は頻繁にネットいじめの対象になる」との声明を出して擁護の姿勢をみせている。

アジア人がアメリカで生きるということ

サラ・チョン氏は1988年に韓国で生まれ、3才の時に両親とともにニューヨークに移住した。カリフォルニア大学バークレー校やハーバード大ロースクールを出て、法律家そしてジャーナリストになった。8月にNYタイムズに編集委員として採用され、9月には論説員になる予定だという。

チョン氏は2017年のVOXのインタビューにおいて、9.11同時多発テロ以降、移民に対して明らかに制限が厳しくなった。まだ子供だったが、それにストレスを感じていた、と語っている。そのため複雑な手続きを経てグリーンカードを取得し、ようやく自由を手に入れることができたと感じた。

そのことが、法律を勉強したい動機になったかもしれないと言っている。今では移民法は専門分野だという。
【出典元】A legal journalist on the “surreal” experience of becoming a US citizen under Trump/VOX

サラ・チョン氏のホロスコープ

確かに彼女の過激なツイートは表現的に多少常軌を逸している感もあるが、アジア人が米国で暮らすストレスは実際に住んでみないとわからないかもしれない。またそれは、それぞれの環境や個人の受け取り方によっても違うはずだ。ただ彼女はそれにストレスを感じたからこそ、バネにして法律を勉強したわけだし、結果として現在のポジションを得た。

チョン氏の生年月日を探し出してホロスコープを見ると非常に興味深かった。

サラ・チョン氏:出生ホロスコープ

サラ・チョン氏:出生ホロスコープ

これをみると子供~学生時代の体験が彼女にモチベーションを与えるのは図のとおりだと思う。特に水星や金星は射手座の天王星や山羊座の土星と180度で、この年令の頃にきつい制限を受け、それが後の彼女の行動原理に結びつく。

双子座の水星はそれを活かして広めようとする。対象は山羊座の土星や射手座の天王星なので、山羊座の土星はローカルやルールに従えと要求してくるし、射手座の天王星はそこからの独立を求める。
個人としての月はそれに巻き込まれるが、双子座はそれを個人の引き出しにして世に訴えるという構図だ。

太陽も双子座なのでローカルに従うことなく、しかもこの度数あたりは個人の能力で戦うゾーンである。太陽は火星との90度があるのみだが、彼女がツイートした2013~14頃はこの火星にトランジットの海王星が重なっていた。つまりブレーキがなくなる。

彼女の言動が非難されるのは、これほど右傾化している今の時代として当然かもしれない。ましてやここのところサターンリターンを迎えているので、プレッシャーはきつくなり何らかの見直しを考えさせられるタイミングでもある。

それでも彼女は生まれ持ったエネルギーでアグレッシブに生きているのではないか。アプローチは人それぞれだが、ホロスコープのエネルギーを消化して生きている人が世の中にどれだけいるか。

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2023年4月1日
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