5月に行われた男子プロゴルフツアーのプロアマ戦で、招待客に不適切な対応をした事が問題になった片山晋呉プロが、事件後初めて公の場に現れ会見を行った。しかしイマイチ世間の反応はよくない。
スポンサーあってのスポーツ
そもそもゴルフをやらない人にはあまり馴染みのないこの「プロアマ戦」だが、たいてい水曜日に行われている。ゴルフの試合はほぼ1週間かけて行われるが、だいたいのパターンは火曜日に練習ラウンド、水曜日にプロアマ戦、木・金で予選、土・日で決勝だと思う。
でプロアマ戦は1組にプロ1名が入って和気あいあいとプレーする(はず)。ふだん画面やメディアを通じてしか見ることのできない先鋭プロたちと、同じフィールドでプレーできて、なおかつ直に会話したり、アドバイスもらったりできるのだから、ゴルフ好きにとってはかなりのステイタスになることは間違いない。
プロ側にしてみればスポンサーヨイショ的な意味もあり、双方持ちつ持たれつの関係で成り立ってる。海外のメジャー大会で、観客のことを「パトロン」と呼ぶのはゴルフそのものが昔からそういうものだからだ。
天狗が問題?
で片山プロの場合は、この関係を壊すような態度をしてしまったことが問題視された。同じ組のアマ氏がまだプレーしているにも関わらず、自分だけパッティングの練習をしたり、ホールアウト後もグリーン周りの練習を継続していたことなどが招待客の気分を害した、と今回の会見では報告された。
このあたりはゴルフ経験者じゃないとニュアンスが伝わらないかもしれないが、簡単に言えばプロとプレーできたりコミュニケーションすることを楽しみにしていたアマ氏の気持ちを裏切った、ということだろう。
一方でプロにしてみれば、日々1戦1戦が勝負であり、大げさに言えば人生がかかってる。少しでも上位に入って賞金を稼がなければならないのだから、大事な本番を目の前にして寸暇を惜しんで練習したかったという気持ちもわからないではないが、いかんせん状況が悪かった。スポンサーあってのスポーツ、という大前提を無視してしまった。
片山プロは以前からそういうタイプだったという記事を見かける。それに比べ「そんなことはないはずだ。彼は普段からグッドガイだよ」というような擁護論調をあまり見かけない。「天狗」と一言で片付けるのは簡単だが、資質的にどうなのだろうか。
片山晋呉プロのホロスコープ
そこでホロスコープを見てみた。
wikipediaによると、片山プロは父親の影響で子供の頃から英才教育を受け、学生時代から脚光を浴びてきたようだ。それはこの図では双子座の土星と水星・太陽が120度というのに表れている。
またアスリートにとって重要な火星も射手座にあり、いい感じだ。
ただ、この図は水の元素がない。
水のサインは「相手に同調」という性質だから、わりと人の気持ちに入っていきやすいわけだけど、この場合はそれがなくて、その代わりに風の元素が多く、相手に肩入れしないというのがある。
ただ風のサインはむしろコミュニケーションには向くので、それだけが今回のような問題を起こしたとは思いにくい。
むしろこの場合、月の状態が関係しているかなと思う。
この月は、人によっては冷淡になることもあるだろう。
タイミングも悪く、今はこの月の近くに土星があるはずで、かなり重圧になることが暗示されている。
また土星には海王星が90度になっており、片山氏にとって容易にネガティブに作用するはずだ。
この2つで問題が大きくなるのは十分な力がある。
問題当時、片山プロはむしろ「すいません」と謝ったと言うが、このタイミングではそれで済むのは難しい。
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