出資に関する疑惑報道
文春オンラインが、N国(NHKから国民を守る党)の党首、立花孝志氏の運営する「立花孝志ひとり放送局株式会社」の詐欺疑惑について報じている。
「ひとり放送局設立当時(2012年9月)から、立花氏は動画上で同社の株主を1口1000円で募集、昨年2月までに5000万円の資金を集め終え、株主募集は終了しました」
しかし、登記簿を確認すると、資本金は設立7年後の現在も当初の150万円のままで増資が登記された形跡は一度もない。また複数の株主に聞いても、株主総会も一度もなければ配当もない。それどころか、株券を発行しているにもかかわらず、集めた資金は実際には立花氏への貸付金として処理されているという。
立花氏、文春記者に電凸
この記事に関して、立花氏は文春の担当記者に電凸しており、その様子の一部始終をYoutubeにアップした。
この動画はYoutubeで一時的に「急上昇ランキング 1位」になったという。
詳しい内容は動画を見ていただきたいが、立花氏への評価はコメント欄が表している。
「ビビってんじゃね~よ文春!」
「やっぱ賢いわこの人 敵にする相手が分かってる」
「さすがマスゴミとしか言い様がない」
「民主主義の強さが出てきつつある」
「どんどん晒してくれw」
「こういう風に戦う人今まで誰もいなかった。尊敬します。」
※Youtubeより
文春は立花氏を追い詰めたつもりが、逆に自分で仕掛けた地雷踏んじゃった感?
文春vs.立花孝志氏の構図
この記事に至るまでの、立花氏と文春の経緯はこんな感じのようだ。
- 8/2(金)20:47、文春の記者が立花氏宛に「締切の都合上、8/4(日)12時まで」に回答するよう10項目の質問状を一方的にFAX。
- 8/3(土)突然の質問状しかも急な締切を迫られた中、立花氏が10問のうち重要な2問についてYoutube動画で緊急回答。
- 8/5(月)さらに立花氏が、残りの質問についてYoutubeで追加回答。8/3の動画アップ後、文春側から「この質問はなかったことにしてください」と申し入れてきた事を暴露。
- 8/20(火)、立花氏が週刊文春を訴える裁判の原告代理人をYoutube上で橋下徹弁護士に依頼
- 8/21発売「週刊文春8月29号」に「N国立花孝志 カネと女と躁鬱」という記事を掲載
すべてぶっちゃけ
各動画を見ると分かるが、(真偽はわからないとしても)立花氏は金のことも女性関係のこともすべて明解に説明しており、自らの事務所の電話番号も晒していつでも答えると断言、正々堂々とした印象を受ける。
また立花氏は、国会議員にふさわしくない自分のような人間が、国民に選ばれるような世の中になってるのがおかしい、というようなことを言っているのが、正論すぎて清々しい。(ちなみにNHKのスクランブル放送化が達成されたら、N国は解党して自らも議員を引退する、と明言している)
立花氏は現在、Youtubeだけで月300万円ほどの収入があると言っている。こうした収入目的の他に、質問の回答にYoutube動画を使うのは、メディアに都合のいい箇所だけを「切り取り」されて印象操作されるのを避けるため、という意図がハッキリしてるし、証拠を残す意味もあるだろう。
注目された当初は「NHKから国民を守る党」っていう党名からして、勢いだけのお騒がせっぽいイメージがあったかもしれないが、もともとNHK職員時代に不正経理を告発した人物だけに、なかなかしたたかな戦略家かもしれない。
立花孝志氏のホロスコープ
立花氏のホロスコープについては、以前このブログで考察したのでそちらも参照。
【参照】元NHK&現政治家の立花孝志氏、NHKのエグい裏ネタを実名入りで告発
ワンイシューはこのホロスコープの性質でもあるけど、けっこうしつこく掘り下げると思うので、敵に回すと面倒くさいかもしれないよね。
でタイミング的には、今パワフルだしやり放題な感じかもしれない。たぶん本人も追い風を感じていると思うけど。
そもそもこの獅子座はアピール力があって演出もうまく、他者を楽しませる。アイデアも豊富だし。だからYoutubeみたいな場所で力を発揮できるのは間違いないだろう。また自分でもモテると言ってるけど、たぶん相手を飽きさせないので。土星も牡羊座12度だし。(やりすぎ感もあるけど)
ただ以前の記事でも書いているが、この図は獅子座と蠍座の関係をどう使うかがカギ。毒にも薬にもなり得るっていうね。なぜならこの図って、覚醒剤で逮捕された某氏と数日違いでもあるので。
まあ今のところは非常に面白いし興味深いので、今後の動きに注目したい。
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