漫画家・吾妻ひでお氏が死去、食道癌で闘病中だった――失踪・自殺未遂などアップダウンの生涯

売れっ子になるも失踪

漫画家の吾妻ひでお氏が亡くなったという。69才だった。
以前より食道癌で闘病中だったようだ。

1969年漫画家としてデビュー、週刊少年チャンピオンに連載されたギャグ漫画『ふたりと5人』がヒットした後、同人誌などマニアックな路線でも評価を受けた。1983年には『ななこSOS』がTVアニメ化された。

1980年代後半から低迷期に入り、失踪している(すでに結婚し子供も二人いた)。

この頃鬱が重くなり、自殺を試みたが失敗したという。一度警察に保護されて戻ったが、1992年に再び失踪し、配管工の仕事をしていたとのこと。また重度のアルコール依存にもなっていたらしい。

2005年に自らの体験を描いた『失踪日記』を出版し、第34回日本漫画家協会賞大賞をはじめとするさまざまな賞を受賞した。2013年には『失踪日記2 アル中病棟』を刊行している。

吾妻ひでお氏のホロスコープ

吾妻ひでお氏

初期の『ふたりと5人』はヒットしたが、編集者の要望を受け入れたため本人的には不本意だったようだ。これが後に同人誌などマイナーな路線に活路を見出すことになったが、ホロスコープ的にもそちらの方が適性があっただろう。

ただ上の時系列を見ればすぐにわかるが、冥王星蠍座時代にダメージを受けてることは明白。しかもこの図からすると相当きついだろう。その頃海王星も天秤座に入っているので失踪・アル中などはそれっぽい。

人も羨むような資質を持っていても、アスペクトで簡単に崩れるっていう例かな。

まあ『失踪日記』など、自らの暗黒時代を赤裸々に書けるのは、この図ならではなんだろうが。

ただ根本的に家族縁が薄い感じもするので、家族を捨てて失踪などというのはそれを表しているかな。

ご冥福をお祈りします。