マイケル・ジャクソンの新たな検証本が発売、新事実発覚か?――直筆の日記が公開

マイケル・ジャクソンの新たな火種?

マイケル・ジャクソンのファンにとってはまた頭の痛い話かもしれないが、今週米国で新たなマイケル検証本が発売された。(断っておくが私はアンチではないし、DVDなども持ってる)

その本は『Bad: An Unprecedented Investigation into the Michael Jackson Cover-Up』というタイトルで、著者はディラン・ハワード氏。サブタイトルの意味は「マイケル・ジャクソンの隠蔽に迫るこれまでにない調査」と言う感じだろうか。

著者のディラン・ハワード氏はオーストラリア出身の芸能ジャーナリストで、過去にメル・ギブソンが元恋人オクサナ・グリゴリエヴァ氏に暴言を吐いた録音テープを報道したり、ハリウッド界にはびこる秘密のポーカー組織(トビー・マグワイア、ベン・アフレック、マット・デイモン、レオナルド・ディカプリオなどが関与)を暴露し、記者クラブのさまざまな賞にノミネートされている。

ちなみにこれを書いている現在、まだAmazonにこの本のカスタマーレビューは上がっていない。

マイケルの日記「週に2,000万ドル稼ぎたい」

この本がこれまでの暴露本と一線を画しているかもしれないと思うのは、タイトルにあるUnprecedented Investigationが示すように、生前マイケルが書いていた日記を初公開していることだろう。

もちろん私は読んでいないが、Mirrorが内容について紹介している。

Mirrorの記事では、マイケルの実際の直筆(と思われる)画像とともに、その内容が紹介されている。

それによるとマイケルは死の数ヶ月前から「数十億ドルを稼ぐエンターティナー・俳優そして監督」になることに執着していたという。チャップリンやウォルト・ディズニーのような永遠の存在になりたい願望が記されていたとのこと。

具体的にシルク・ドゥ・ソレイユでのコンサートやナイキとの契約、ハリウッド映画制作や名作のリメイクなどで週に2,000万ドルを稼ぎたいと書いている。(残念ながら最近シルク・ドゥ・ソレイユは経営破綻してしまったけど)

そういえばマイケルの死後、莫大な借金を抱えていたことが判明しており、それをなんとかしようとしていたのかもしれない。

薬物依存

また死ぬ前に鎮静剤プロポフォールを投与したとして、過失致死罪で有罪になった主治医のコンラッド・マーレー氏について「コンラッドは今すぐ勉強しなければならない。私は疲れるわけにはいかないんだ。」と書いており、いかにマイケルがお金を稼ぐために必死だったかを表しているかもしれない。

しかしそれがマイケルの命を奪うことになってしまったのは皮肉だ。当時マイケルは大量の鎮静剤使用のために免疫ができてしまい、効かなくなっていたという。そのため彼は静脈に直接投与を要求し、結果的にそれが致命的なものになったとのこと。

生前マイケルが準備していたロンドンのO2アリーナ公演前には、手術患者を1週間麻酔で眠らせるほどの量のプロポフォールを注文していたといい、これが死を早めたのは言うまでもない。

またマイケルはマネージャーや財務アドバイザーなどに不信感を持っていたようだ。さらに「誰かに殺されるのではないかと恐れている」と被害妄想に取り憑かれていたような記述もある。

ホロスコープ

マイケル・ジャクソン:出生ホロスコープ

マイケル・ジャクソン氏

ホロスコープを見ると、確かに妄想が肥大化している感じがあるね。それが収入に対する過大な願望になっていた可能性がある。

一方で追い詰められる感じもあった。
そうしたことが側近への不信感や、薬物へ走った原因になったかもしれないが。

最後に・・新たな疑惑も

マイケル・ジャクソン氏が亡くなってからすでに11年が経過しているが、昨年2019年に「Leaving Neverland(リービング・ネバーランド/ネバーランドにさよならを)」というドキュメンタリー映画が公開された。

この映画はマイケルから児童性的虐待を受けたと主張しているジェームズ・セーフチャック氏とウェイド・ロブソン氏の証言を元に制作され、物議を醸した。

今回の本でもそうした児童問題について触れられているようだが、新たな疑惑が浮かび上がったとも記されている。

それは1993年に当時13才だったジョーダン・チャンドラー氏に対するマイケルの性的虐待疑惑を、ロサンゼルス警察が捜査していた当時の資料が見つかったというもの。

死してなお、こうして疑惑が取り上げられるマイケルだが、その都度「捏造・カネ目当て・売名」などの批判が起きるが、正直、火のないところにこれほどくり返し何度も煙が立つものかな?と思わなくもないし、どうなんだろ。