『悲報?』トランプ氏がSNSアカウント凍結後初演説、敗北宣言か?テキサスという場所

SNS凍結後、初の公式スピーチ

ペ議員が議会に出てきたと思ったら、見た目若くなってて替え玉説が出てるのに草。

さて米現地1月12日、メキシコとの国境に近いテキサス州マッカレンでトランプ大統領がスピーチを行った。これはトランプ氏のSNSアカウントが全て凍結されてから、公の発言としては初のもの。

このスピーチの全文はホワイトハウスの公式サイトにアップされている。

トランプ大統領のスピーチは、まず壁の建設を称える言葉から始まった。動画を見る限り約20分にわたるスピーチで、いつものようにトランプ大統領は一切原稿のようなものを見ず、生の声で喋っている。

敗北宣言だったのか?

今回のトランプ大統領のスピーチは、事実上の敗北宣言と見る向きもある。「next administration(次期政権)」「Biden administration(バイデン政権)」という言葉が出てきているからだ。

さらに米軍の統合参謀本部の覚書も公開されたが、そこには「次期大統領バイデンが就任し、第46代最高司令官に就任する」と明記されている。

これには軍部が味方と思っていたトランプサポーターたちにとって、ショック材料だったかもしれない。

国境に壁を建設

スピーチが行われたテキサス州マッカレンは、リオグランデ川を挟んでメキシコのレイノサと隣接しており、この一帯は「リオグランデバレー」と呼ばれている。

川ひとつ渡ればすぐメキシコというこの場所は、以前からアメリカへの不法入国者が後を絶たず、逮捕者も多いとのことだ。さらに、麻薬の密輸などでも問題になっていたという。

トランプ大統領は国家の安全を危惧し、この場所に壁を建設した。スピーチでも、この壁のおかげで密入国と麻薬の密輸が激減したと言っている。

民主党の反対

この壁の建設に対して、民主党は当初から反対していた。

つい先ごろバイデン氏は、経済対策として自営業者の支援を、黒人・ラテン系・アジア人・ネイティブアメリカン・女性などを優先すると発言し、炎上している。

また民主党の一部は、○察の弱体化を目論んでいるという情報もある。以前FOXでリークされた、梅氏の発言がそれだ。それをやって、どうするつもりなんだろう。

テキサス共和国

マッカレンの近くにアラモという地名がある。アラモは「アラモ砦」があった場所として知られ、歴史に名を刻んだ「アラモ伝道所」としてユネスコの世界遺産リストに登録されている。

1830年代半ば、この地はほぼメキシコに占領されていたという。

1836年2月、ウィリアム・トラヴィス中佐率いる200名弱の兵士はアラモ砦に進み、メキシコ軍と戦って全滅している。

これが「Remember the Alamo(アラモを忘れるな)」というスローガンになって、その後テキサス共和国は独立した。

約10年後の1845年にアメリカ合衆国に併合されるまで、テキサス共和国は独立した国家として存在していた。

最後に

トランプ大統領が、スピーチにこの場所を選んだことは偶然か、なにか意味があったのか。

テキサス州は今回の米大統領選挙で、ジョージア州、ミシガン州、ペンシルべニア州、ウィスコンシン州の4州を、憲法違反で連邦最高裁判所に提訴したが、却下された。

以前から書いているが、大統領選はまだほんの入り口だと思うよ。アメリカはこれから変革だとも書いてきたが、これから長い道のりがあると思ってる。

歴史の転換点を覗かせてもらっている思いだ。

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