パウエル弁護士がトランプ法務チームから外れる
さて相変わらず日々刻々と新たな情報がもたらされて目が離せない米大統領選の騒動だけど、ここにきて新たなビッグニュースが入ってきた。
トランプ氏の法務チームがシドニー・パウエル弁護士をメンバーから外したもよう。
— Jenna Ellis (@JennaEllisEsq) November 22, 2020
「シドニー・パウエル氏は独自で法務を行っている。彼女はトランプ法務チームのメンバーではない。また、大統領の個人的な弁護士でもない。」
これはトランプ法務チームのジェンナ・エリス法務アドバイザーの公式アカウントから出された声明文なので、疑いようがない。
前回書いたようにパウエル氏は、トランプ法務チームの弁護士として記者会見に出席していたので、突然何が起こったのかと物議になってる。パウエル氏を持ち上げてた某作家氏も混乱しているみたいだ。
やっぱりこの騒動はただ事じゃない。
繰り返し言うが、天体の暗示通りなにかが起こってる。
パウエル氏のツイッターがロック
また最新のパウエル氏のツイッター投稿がロックされており、これも混乱に拍車をかけているもよう。
ただロック前に投稿をキャプした人物がいたようで、そのツイート(フェイクかどうかは不明)にはS社や、投票機の選挙システムについての詳細が書かれているサイトのURLが書かれていた。
(ていうか、もはやT社はなりふり構わずだな)
いずれにしても、パウエル氏がメンバーから外れたことに関しては、パウエル氏が以前に弁護したマイケル・フリン元大統領補佐官がフォローのツイートをしている。
.@SidneyPowell1 has been suspended from Twitter for 12 hours. She understands the WH press release & agrees with it. She is staying the course to prove the massive deliberate election fraud that robbed #WeThePeople of our votes for President Trump & other Republican candidates.
— General Flynn (@GenFlynn) November 23, 2020
「シドニー・パウエルは12時間のツイッター停止を受けている。彼女はホワイトハウスのプレスリリースを理解しており、同意もしている。彼女はトランプ大統領と他の共和党候補者への#WeThePeopleの投票を奪った、大規模な組織的選挙不正を暴くための道に残ってる。」
さらにミシガン州の医師デヴィッド・ジャンダ氏がパウエル氏からのメッセージを紹介している。
その内容もほぼフリン氏のツイートと同じだが、付け加えるならパウエル氏はトランプ大統領や陣営に費用を請求したことはないと言っていること、さらに選挙不正について他国の関与の可能性、また彼女のサイト「Defending the Republic」で、この活動の支援の寄付ができる事などを述べている。
つまり今の時点で予想できる事としては、パウエル氏は単独で戦おうとしているということかな。その方がトランプ陣営にとってもパウエル氏にとっても都合がいいのかもしれないが。
他国の関与の可能性
パウエル弁護士はハウイー・カー氏のインタビューでも、他国の関与の可能性についても述べており、それらをまとめてなるべく早く訴訟を起こしたいと答えている。
それに関して2018年にトランプ大統領は、米選挙にサイバー攻撃やその他の手法で他国から干渉があった場合に、制裁を課すという大統領令を出している。
パウエル氏の主張が事実なら、これに抵触する可能性があるかもしれないと言われてる。なのでこの件は法務チームと切り離して、独自に調査する方がいいとの判断かな、まあ単なる憶測として。
ちょうど昨日、太陽が射手座に入った。
海外にテーマが向かう。これは偶然か。
過去にも告発本
パウエル氏は2014年に『Licensed to Lie』という本を出版しており、それには検察官による権力の横暴や、それを見て見ぬ振りをした裁判官などを実名入りで挙げているという。パウエル氏自身も10年間検察官を務めており、現場で見てきた不正を許せなかったのかもしれない。
なぜなら『Licensed to Lie』はパウエル氏の自費出版だった。
作家のジョン・ズミラク氏は、あまりの内容にこの本を最後まで読めなかったと言っている。さらにこの本で告発された人たちは、パウエル氏を名誉毀損で訴えることさえ出来なかったという。それほど実態に迫るものだったと。
そうした、ある意味で危険なほどの正義感が、彼女の中にあるんだろう。
ズミラク氏は、今回パウエル氏の告発が事実でないと決定したら、彼女のキャリアは終わると言っている。おそらく弁護士免許と家を失うかもしれないと。ただそれはジュリアーニ弁護士にも他の法務チームにも当てはまるとも。
パウエル氏はジャンヌ・ダルクか?
シドニー・パウエル弁護士の生年月日が見つかったが、正式なものかどうかはわからない。
一応参考までにホロスコープを出してみたが、予想通りというかまさにガッチガチ。あまりにシビア、おそらく自分にも他人にも。
ただこの図は何らかの導きがあるような感じだね。見えない力というか、こういう問題に巡り合う縁みたいなものというか・・・本人には自覚ないだろうが不思議なエネルギーを感じさせるポイントがある。たぶん複数箇所。
しかも孤立しても困難に負けない力を持っている・・・いやむしろ自ら孤立を選ぶ感じか。そこから新たな見解が生まれるが、ただ今回のような土壇場での変動もありそうな。
そういうのがズミラク氏をして、シドニーは「ただの弁護士以上」「十字軍」「ジャンヌ・ダルク」と言わせるのかもしれない。
最後に
孤高の正義感。
ただ老婆心ながら身の安全には気をつけて欲しいものだが。
いずれにしても今後の続報を待ちたい。
【追記】パウエル氏の声明
パウエル氏がCBSニュースに声明を出した。
SIDNEY POWELL STATEMENT TO CBS NEWS pic.twitter.com/cma44yO0EX
— FXHedge (@Fxhedgers) November 23, 2020
「本日のプレスリリースは理解しています。私は投票機会社によって、トランプ氏や他の共和党の票を盗んだ大規模な不正行為についての組織#WeThePeopleの代表を続けるつもりです。そして近いうちに訴訟を起こすでしょう。どんな事になっても、我々はこの偉大なる共和国の基盤を守るつもりです。」
詳しくは→こちら