米FDAがアルツハイマー治療薬を承認、しかし諮問委員会の科学者3名が抗議の辞任

FDAがアルツハイマー治療薬を承認

さてアルツハイマーの治療薬が米FDA(食品医薬局)に承認されて、将来のアルツハイマー病の治療効果が期待されてます。

これは米バイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム」(一般名:アデュカヌマブ)で、6月7日にFDAのサイトで発表されています。

この発表で、バイオジェンの株は一時取引停止となるほどの熱狂ぶりで、株価は7日に38%急伸しました。エーザイの米国預託証券も56%高になっていました。

しかしこれ、双子座の水星と魚座の海王星がスクエアのタイミングで承認発表されてるんだけど、どうなんでしょうね。

諮問委員会のメンバー3名が辞任

などと思っていたら、FDAの諮問委員会のメンバーが3名、この承認に抗議して辞任しています。

諮問委員会は外部の有識者11名で構成されていたといい、昨年11月の会議ではこの治療薬の有効性に疑問があるとして、ほぼ満場一致で反対されたといいます。

どうやらFDAは、諮問委員会の反対を押し切って同薬を承認していたようです。

「史上最悪の医薬品承認だ」

まず承認発表翌日の8日に、ワシントン大学の神経学者ジョエル・パールマッター博士が辞任しました。

また9日には、メイヨー・クリニックの神経学者デービッド・ノップマン博士も辞任しています。「FDAで査問委員会の意見がどのように扱われたかについて非常に失望した。私は二度とこのような立場になりたくない」

これに続いて、ハーバード大学医学部教授のアーロン・ケッセルハイム博士も辞任しました。ケッセルハイム博士は「おそらく米国史上最悪の医薬品承認決定だった」と述べています。

「これは、患者のケア、FDAに対する国民の信頼、有効的な治療法のイノベーションの追求、そして医療システムの手頃な価格を損なうことになる」

一度開発が頓挫していた

FDAの決定はいかにも山羊座っぽいです。

アデュヘルムは、2019年3月に治療効果が見込まれないとしてバイオジェンが開発を中止しています。しかしその数ヶ月後にひっくり返し、承認を目指すことが発表されました。

投資家やアナリストたちはこの発表に懐疑的だったといいます。

ではこの辺で失礼します。