BLMの内部分裂が加速、派生アンチ組織「BLM10 Plus」が勢いを増す理由とは

BLMが内部分裂、アンチ組織が発足

以前から書いているように現在の天体の流れからして、これからは分裂・分断が目立っていきます。すでにその兆候は各所で現れ始めています。

日本でも、政府と政府分科会の尾見茂会長との見解が分裂しているのは注目すべき事です。

さてそんな中で、BLM(Black Lives Matter)も内部分裂が始まっているようです。

BLMから派生したアンチBLM組織「BLM10 Plus」が勢いを増しています。この組織は、BLMグローバルネットワーク財団(BLMGN)の資金の透明性を求めて立ち上げられたとのことです。

警官に射殺された被害者の親もアンチ組織に参加

2014年8月9日にミズーリ州ファーガソンで、18才の黒人少年マイケル・ブラウン氏が白人警官に撃たれて亡くなりました。この事件はBLM運動が加速するきっかけになりました。

この事件で射殺されたブラウン氏の父親マイケル・ブラウン・シニア氏も、このたび「BLM10 Plus」に加わったとのことです。

財務の透明性や説明責任を求める

BLMは2020年に9,000万ドル(約98億円)以上の寄付を受け取ったことを公表していますが、BLM10 PlusはBLM本体や、先日辞任したBLM共同創設者パトリッセ・カラーズ氏への金の流れなどについて、透明性や説明責任を要求しています。

パトリッセ・カラーズ氏は高価な不動産を買いあさっていたことが先ごろニューヨークポストによって報じられ、その後BLMのエグゼクティブディレクターを辞任しました。辞任理由は不動産疑惑とは関係ないと否定していますが、報道の直後でもあり、グレーなタイミングです。

また最近になって、カラーズ氏のロサンゼルスの家の周囲に、フェンスと電動ゲートが設置されたと伝えられています。

寄付を集めておきながら、何もしない

2020年に白人警官に射殺された黒人女性ブレオナ・テイラー氏の母タミカ・パルマー氏は「彼ら(BLM)が私たちに何かをしてくれたことはない」と批判し、「詐欺師」と呼んでいました。

BLM共同創始者の不動産疑惑、BLMは否定――ブレオナ・テイラーさん母はBLMを批判「うんざりしてる」

2021年4月17日

さらに2014年11月22日にオハイオ州で白人警官に射殺された12才の黒人少年タミール・ライス氏の母サマリア・ライス氏、2016年7月25日にロサンゼルスで同じく白人警官に射殺された18才の黒人少年リチャード・リッシャー氏の母リサ・シンプソン氏なども、BLMを批判しているとのことです。

シンプソン氏は「死んだ息子の名前でお金を集めておきながら、何の見返りもない」と非難しています。BLMロサンゼルス支部が葬儀のために5,000ドルの寄付を集めたが、そのお金を受け取っていないと言っています。

BLMGNは未だに我々の要求に答えない

BLM10 Plusは6月10日に新しい声明を出しています。

BLMGNは、支部や黒人組織に2,100万ドルを分配したと主張しています。しかしこの資金の大部分は、2020年11月に財務の透明性を要求を我々が呼びかけるまで提供されませんでした。この声明の時点で、これらの資金全てが分配されてもいません。

BLMGNは未だに我々の要求に答えておらず、説明責任を求める我々の要求に対する基本的な対応の欠如は、組織としてBLMが内部変革できないことを示しています。

また2020年11月30日に公式声明を発表した後、BLM10に参加した支部の名前がBLMGNのサイトから削除されたと述べています。

しかし現在では、スタート時点から支部の数が2倍になったとも言っています。

我々の声明に賛同して揃った支部の数は、ほぼ2倍になりました。この支部の中には説明責任を呼びかけるだけでなく、何年にもわたって透明性・民主主義・内部改革を求めてきた我々の経験を反映した独自の声明を発表したところもあります。

最後に

デモや抗議活動で、米国社会の分断を煽ったBLM自身が分裂するのは皮肉なことです。でもまあ左派っていえば左派らしいです。

しかし人権を利用してビジネスになる時代になったんですね。

ではこの辺で失礼します。

BLMの幹部がまた辞任、動画で内部情報を告発「酷い事実を知った」

2021年5月31日

BLM共同創設者パトリッセ・カラーズ氏が辞任、不動産疑惑は関係ないと言っているが・・・

2021年5月28日