ナイキの幹部が過去の殺人を告白――18才の少年を銃殺していた

Nike幹部、過去に10代少年殺害を告白

アラスカ、ギリシャと続いてインドネシアでもM5.8の地震があったみたいです。不気味です。

さてスポーツブランドのナイキ(Nike)の幹部が、むかしギャングに所属していた頃に18才の少年を殺したと告白した事が話題になっています。

これはスポーツ・イラストレイテッドに掲載された独占インタビューで告白されたもので、長年沈黙してきた秘密だといいます。

これも過去のぶり返しですかね。

ラリー・ミラー氏

現在72才のラリー・ミラー氏はNikeの幹部です。

1997年にNikeに入社し、バスケットボール部門の副社長兼ゼネラルマネージャーとして、AIRジョーダンをリリースしているジョーダンブランド、ナイキバスケットボール、コンバースなどの管理を担当した後、1999~2006年までジョーダンブランドの社長を務めました。

その後2007~2012年までNBAのチーム、ポートランド・トレイルブレイザーズの社長を務め、Nikeに復帰してジョーダンブランドの社長に就いています。

さらにNBAチーム諮問委員会、NBA労働関係委員会のメンバーで、現在住んでいる(あの)オレゴン州ポートランド市長の経済開発内閣のメンバーにもなっています。

まあ見る限りでは上級ですね。
ただ、若い頃はそういう感じではなかったようで。

「何年もの間、それから逃げてきた」

今回のインタビューで、ミラー氏は50年以上沈黙してきた秘密を明かしました。

「何年もの間、そのことから逃げてきました」「このことを隠蔽し、人に知られないようにしてきました」

それはマイケル・ジョーダンやNBAコミッショナーなどの親しい親友たちにも隠してきたといいます。しかし近々発売される著書の内容が事前に漏れる前に、スポーツ・イラストレイテッドで独占的に公表することにしたとのことです。

ミラー氏は自身の過去を明らかにすることで、危機に陥っている若者や服役中の人たちに経験を語り、ポジティブな人生へ導くことができるのではと語っています。

30才まで刑務所に入ったり出たり

ミラー氏は30才まで刑務所に入ったり出たりしていたといいます。

フィラデルフィア州ペンシルベニアで8人兄弟の3番目として生まれ育ちましたが、よくある話とは違って家庭は安定していたようです。成績も優秀で、模範的な子供だったとのことです。

そんな少年が、13才の頃にギャングに参加した事からトラブル人生になっていったと。16才の頃にはただのゴロツキ・チンピラだったと語っています。

何度も逮捕され、13~30才までのほとんどを少年院や刑務所で過ごしていたといいます。

18才の少年を射殺

1965年9月30日の夜、事件は起きました。

ガールフレンドから渡された38口径の銃を持ち、友人らと酒を飲んでいた際に、敵対するギャングに刺された友人の報復をするために街に探しに出た折、遭遇した人物=18才のエドワード・ホワイト氏を撃ってしまったといいます。

すぐに逮捕されましたが、ミラー氏は被害者のことを知らず、友人を刺した事件に関係しているかも知らなかったようです。

「みんな酔っていた」「意識がもうろうとしていた」

服役中に更生

いずれにしろ、服役中にミラー氏は勉強に励んだようです。1982年30才の時にテンプル大学で会計学の学士号を取得し、1985年にはラサール大学でMBAを取得しています。まあもともと子供の頃は成績が優秀だったわけですから。

しかし出所後に就職しようとした会計事務所の最終面接の際、自分の過去を喋ったことにより相手の態度が変わってしまいます。

そこでミラー氏は決意したといいます。
二度とこの話はしないと。

ここまでバレなかった

その後ミラー氏はバレるんじゃないかというピンチが何度もあったようです。また常にそうした意識に苛まれ、悪夢となっていました。

あるときはクリントン夫妻の夕食会に招待されたこともあったといいます。

しかし犯罪歴が多々あるにもかかわらず、ミラー氏の過去の犯罪を記した公的な記録はほとんどネットに残っていないみたいですが、なぜかはわかりません。

そのためかは不明ですが、これまでバレずに済んできたようです。

ナイキCEOのコメント

これについてNikeのジョン・ドナヒューCEOはコメントしています。

「ラリー・ミラーはNikeの歴史において影響力のある役割を果たし、Nikeファミリーの一員として愛されています。」

「彼のストーリーは人間の精神の回復力や忍耐力、強さを示す例だ。彼の経験が人々やコミュニティを阻んでいる汚名を取り除くことにより、刑事司法改革に健全な議論をもたらすことを願っています。」

最後に

素直に捉えれば犯罪を犯した少年が見事立ち直って成功したという美談にも聞こえますけど、一方でなんとも言えない印象も残ります。

まあ、どう捉えるかは人によって違うでしょうけど。

ではこの辺で失礼します。