英ジョンソン首相に涙ながらに訴えたウクライナ女性、政治活動家だったことがバレる――今はびこるプロパガンダ工作員たち

英ジョンソン首相に涙ながらの訴え

ウクライナ女性が、イギリスのボリス・ジョンソン首相に涙ながらに訴えたという記事が話題になってます。

「貴方はウクライナ人のストイシズムを語りますが、ウクライナの女性と子供たちは空から降ってくる爆弾やミサイルに怯えているんです。私たちは欧米にウクライナの空を守って欲しいと必死にお願いしています。飛行禁止区域を設定してほしいんです。貴方は今、キエフまで来ていません。リヴィウにも来ていません。怖いからです。NATOが我々を守りたくないからです。NATOが第三次世界大戦を恐れているからです。でももう始まっているんです。そしてウクライナの子供たちが被害を受けているんです。私の家族も、私の同僚も、みんな泣いています。どこへ逃げたらいいかわからないんです。これが今起きていることなんです首相」

【出典元】ウクライナ女性が英ジョンソン首相に涙ながらに詰め寄る /TBS NEWS

グローバリストの活動家だった

TBSの記事では、この女性はウクライナの首都キエフから逃れてきたNGOのダリア・カレニューク氏だとされていますが、ナショナルパルスによるとこの人物はグローバリストの政治活動家だと伝えています。

カレニューク氏はジョー・バイデンの2020年大統領選挙キャンペーンに起用され、世界経済フォーラム(WEF)のグローバル・ヤング・リーダーを務めているもよう。

WEFはドイツの経済学者クラウス・シュワブ氏が会長を務め、「グレート・リセット」を提唱しています。

はびこるプロパガンダ工作員たち

他にもロシアのウクライナ侵攻を巡る問題では、プロパガンダと取れるいろいろな工作がされているのがバレています。

ウクライナの兵士を見送る子供2人の写真がSNSで拡散し、たくさんの「いいね」を得ています。これはたまたまアダム・キンジンガー下院議員のアカウントですが、他にも投稿している人がいます。

いかにも心に訴えかけるこの画像は、全然関係ない2016年のものだというのがバレています。

ミス・グランド・ウクライナがロシアと戦うためにウクライナ軍に入隊?

ミス・グランド・ウクライナだというアナスタシア・レナ氏が、ロシアと戦うためにウクライナ軍に入隊したという話がSNSで拡散され、たくさんの「いいね」を獲得しました。これはその一つです。

ウクライナ軍には36,000人の女性が入隊しているという美談が添えられていました。

しかしこの画像は、彼女のインスタグラムに投稿された単なるウクライナへの支持を表明するイメージ画像で、彼女が手にしているライフルは「エアソフトガン」であることがバレています。ちなみにお値段174.99ユーロで売られているみたいです。

これがばれ、レナ氏は5日後に「私は兵士じゃない、ただの人間」と投稿しました。

「アナスタシア・レナって誰?元ミス・グランド・ウクライナのアナスタシア・レナがライフルを構える画像が拡散されています。アナスタシア・レナはエアソフトガンを持った画像をシェアしました。」

ロシアとの戦場に向かうウクライナ兵士の恋人との別れ

これは、ロシア軍と戦う戦場に向かうウクライナ兵が、愛する人と別れの抱擁&キスを交わす扇情的な動画です。ご丁寧に盛り上げのためのBGMまで付いてます。

こちらにもたくさんの「いいね」をいただきました。

しかしこの動画は、2017年の映画「The War of Chimeras」からの切り取りだということがバレています。

アノニマスの脅迫

またハッカー集団「アノニマス」が大規模なサイバー攻撃を仕掛けて、ロシア市民の銀行口座を空にすると脅している動画が拡散されました。

動画では「2022年3月3日に、全てのお金があなたの銀行口座から引き落とされ、ウクライナ軍に有利になるよう振り込まれる。」と言っているもよう。

しかしウクライナのデジタルフォーメーション省が、この動画はフェイクだと発表しました。

ヒーローになった「キエフの亡霊」

「Ghost of Kyiv(キエフの亡霊)」と呼ばれるウクライナ軍のスゴ腕パイロットが、ロシアの戦闘機6機を撃墜したというのがSNSで話題になりました。

キエフの亡霊は、またたく間にネットでヒーローになったのです。

ざんねーん。

この動画は2008年に発売されたゲーム「Digital Combat Simulator」で作成されたものだそうです。

こうしたフェイク画像や動画は、ウクライナ侵攻当初から問題になっています。