1955年土星・冥王星スクエア世代
俳優の渡辺裕之氏は1955年の土星・冥王星スクエア世代です。
このスクエアは獅子座と蠍座という固定サイン同士なのでかなり重苦しく、常にプレッシャーがかかりますが、それを努力ではねのけることによって地位が確立されます。まさにリポビタンDのCMのようです。
渡辺氏が軽々しく華美な雰囲気の芸能人に見えなかったのは、こういう部分からきていると思います。
一方でそのような重苦しさをを感じさせないのは、他の天体がフォローしています。
同じ組み合わせがもう一つ
一方でホロスコープには、同じサインで火星と天王星のスクエアもあります。相手に深入りしようとする火星と、独立心が強くて独自の人生観がある天王星のぶつかり合いです。
これも矛盾があります。なにかに、あるいは誰かに深く関わろうとすると、時々スイッチが入って自分の中で衝動的に「それは嫌だ、俺は好き勝手にやる」と囁くのです。それが人生で繰り返されるという矛盾です。
ホロスコープのメイン天体は全部で10個、そのうち4つもがこれに絡んでいます。
この矛盾は意識化の行動で消化するしかありません。
重々しい
ただ突然、何かの縁を切ることもあるのです。
獅子座蠍座スクエアで思い出すのは清原和博氏です。
清原氏は今だにドラッグからの脱却に苦労しています。固定サインは重々しいのです。
ご冥福をお祈りいたします。