7人の乳児殺人で有罪になったルーシー・レトビー、さらに数十人の赤ちゃんに加害か

レトビー、さらに数十人の赤ちゃんに危害か

日本時間の昨晩、ハンター・バイデンの弁護士と検察側の司法取引の詳細がNYタイムズとポリティコに報じられ、寝る寸前だったけど思わず読み入っちゃいました。ハンター弁護士はジョー・バイデンの名前を出して半ば脅迫してたんですね。興味深い。

さて先ごろ7人の乳児殺人と6人の乳児殺人未遂で有罪評決が出たイギリスの看護師ルーシー・レトビーですが、本日8月21日に判決が出る予定です。終身刑になるのか。

そんな中、衝撃の情報が報じられました。

レトビーはさらに数十人の乳児に危害を与えた可能性があるという。

レトビーは勤務していたイングランド北西部にあるチェスター伯爵夫人病院で、7人の殺害と6人の殺人未遂で有罪になりましたが、警察は彼女が2つの病院でさらに約30人の乳児に危害を与えた可能性があるとし、その乳児を特定しているという。

この乳児らは、裁判で争われた17人とは異なります。

警察は4000件のケースを調査

ガーディアンは情報筋の話として、警察はレトビーが勤務していたチェスター伯爵夫人病院と、研修実習を行ったリバプール女性病院の新生児室の4000件の入院と医療記録を調べていると伝えています。

これは、レトビーにターゲットにされた可能性があったものの、死亡しなかった乳児の約30人のケースを調査するものだという。

警察は今年初めに、チェスター伯爵夫人病院で不審な事件に見舞われた乳児が40人ほどいたことを確認していたが、捜査が進行する過程で何人かのケースは後回しになっていたようです。

そのうち17人のケースが起訴されましたが、残りがお蔵入りになったわけではないとのこと。4月までに、約30人の疑わしいケースが特定されているという。

レトビーが2012年と2016年に実習したリバプール女性病院でも同様の捜査が続けられています。

レトビーは出廷を拒否

チェシャー州警察によると、60人から70人の刑事による捜査がまだ続いているため、具体的な事件の数を数字で示すことは不可能だと述べているという。

「これは、4000件すべてを調査するという意味ではなく、看護師として勤務している間、見落としがないよう、すべての入院患者を医学的見地から徹底的に調査するという意味である。医学的に問題があると判断されたケースだけが、さらに調査されることになります」

ただし事件から時間が経過していることや、医学的証拠が複雑なことから、捜査は難航するだろうとの見方があるようです。

判決でレトビーは英国で終身刑を科される3人目の女性になるかもしれません。しかしレトビーは判決日に出廷することを拒否するとみられ、裁判所は出廷を強制すると述べていますがどうなるか。

レトビーが出廷を拒否した事に対して被害者の親たちは憤慨しており、法の改正を訴えました。

「これは完全な不公正であり、私たち全員に対する平手打ちです。英国の司法制度は変わる必要があり、将来、このような恐ろしい犯罪の加害者たちにすべての被害者の声が届くようにする必要がある」

7人の新生児を殺害した看護師ルーシー・レトビーが有罪、英国で最も大量に子供を殺害

2023年8月19日

【続報】
ルーシー・レトビー、予想通り終身刑に↓


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