CDC元長官「脅迫され、追放された」と告白
米疾病予防管理センター(CDC)の元所長ロバート・レッドフィールド氏が、コロナウィルスが武漢の研究所から流出したと発言した後、仲間の科学者たちから殺害予告を受けた、と語ったことが話題になっています。
Ex-CDC Director Robert Redfield says he received death threats from fellow scientists after saying he believed the coronavirus originated in a lab https://t.co/6xhbCYX4MG pic.twitter.com/gYDep7cXlh
— The Hill (@thehill) June 3, 2021
レッドフィールド氏はヴァニティ・フェアのインタビューの中で、3月にCNNでコロナウィルスが研究所から漏れ出たと言った後に、脅されたと述べています。
「私は脅迫され、追放された」
著名な科学者からも
レッドフィールド氏はCNNに
「武漢で発生したこの病原菌の原因として最も可能性が高いものは、研究室から発生したものだ」「実験室の職員に感染することは珍しいことではない」と発言したといいます。
また研究所での最初の感染は「事故だったと考えている」とも述べました。
この後、さまざまな人から脅迫を受けた中で、著名な科学者からのものもあったといいます。
レッドフィールド氏は「政治家からそうされることは予想していたが、科学界からは予想外だった」と言っています。
「ウィルス起源を調査するな」と警告された
これのソース元であるヴァニティ・フェアの記事は、新型コロナウィルスのこれまでの経緯が詳しく書かれていて、かなりの長文ですが読み応えがありました。
記事の中には、これ以上ウィルスの起源を調査しないよう上司から警告された、と国務省の元次官補トーマス・ディナンノ氏が記した内部メモがあったことを伝えています。
その理由は「このままではやっかいな問題が起きてしまう」
"In an internal memo obtained by Vanity Fair, Thomas DiNanno, [of state dept] wrote that staff “warned” leaders within his bureau “not to pursue an investigation into the origin of COVID-19” because it would “‘open a can of worms’ if it continued.” https://t.co/MeQubNs1Rl
— Virginia Hughes (@virginiahughes) June 3, 2021
最後に
ヴァニティ・フェアの記事は、これまでウィルスが研究所から流出したという説が出ては潰されてきたことが書かれています。
5月26日にバイデン政権は、ウィルスの起源に関して90日以内に調査するよう指示しました。
しかし元MI6秘密情報部のリチャード・ディアラヴ氏は、おそらくデータが消失しているため、証明するのは難しいだろうと語っています。
Sir Richard Dearlove, who who headed up the secret intelligence service between 1999 and 2004 says:
“We don’t know that's what's happened, but a lot of data has probably been destroyed or made to disappear so it’s going to be difficult to prove defini… https://t.co/ib1UIh0OzL
— The Telegraph (@Telegraph) June 3, 2021
ではこの辺で失礼します。
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