タッカー・カールソンはまだFOXと契約中だ
元FOXニュースのキャスターのメギン・ケリー氏が、自身の番組でタッカー・カールソン氏がFOXニュースから解雇された事に関して、爆弾告発をしました。
それによると、タッカー・カールソン氏はまだFOXから解雇されていないという。
ケリー氏は現地4月27日にシリウスXMラジオの番組『メギン・ケリー・ショー』の中で、関係者から聞いた話として、タッカー・カールソン氏はFOXニュースから追い出されたにもかかわらず、実際にはまだ同局と契約中だと述べました。
そして、新しい仕事が出来ないように縛っているという。
つまりカールソン氏は人質に取られたも同然で、もしかしたら2024年の大統領選挙が終わるまで口を封じられた、ということかもしれません。
🔴 Megyn Kelly Says Tucker Carlson ‘Hasn’t Actually Been Fired’ From Fox News. Here's Why. https://t.co/gCXpsQ67nm
— Resist the Mainstream (@ResisttheMS) April 28, 2023
外された理由さえ教えてくれなかった
「私は、あなたに衝撃ニュースをお届けしたい。タッカー・カールソンは実際には解雇されていません。」「彼はまだ、FOXニュースの社員です」とケリー氏。
「私の情報では、彼はまだ出口を交渉する必要があり、今はまだ契約中なので、ポッドキャストやデジタル番組を立ち上げたり、他の雇用主と交渉する自由は全くないそうです」
ケリー氏によると、FOXニュースのスザンヌ・スコットCEOが、個人的にカールソン氏を敬遠していたという。
「スザンヌ・スコットが月曜(4/24)の朝、彼に電話をかけて“もうショーをすることは許されない“と伝え、会社のメールを遮断したんです」
また、カールソン氏は出演を打ち切られた理由を何度も聞き出そうとしたものの、スコットCEOは回答を拒絶したという。
「エグゼクティブ・プロデューサーのジャスティン・ウェルズも解雇された。彼はその理由を知ろうとしましたが、彼らは教えてくれませんでした。彼らは理由を教えようとしなかったんです。」
カールソンは別れを告げることも出来ない
「私にとっては、とても残念なことです。彼は何年も会社にいて、7年間ゴールデンタイムを担当し、FOXニュースの歴史の中で最も困難な時期の一つ、ロジャー・エイルズ(元CEO)の直後の時期を乗り越えました。」
ロジャー・エイルズ元CEOは女性キャスターにセクハラをした疑いで2016年に辞め、その翌年亡くなっています。
この話はたしか映画化されてますよね。ニコール・キッドマンがセクハラを受けたキャスターを演じてました。メーガン・ケリー氏はこのときセクハラ告発側に回った1人だと思いますが、シャーリーズ・セロンがそっくりメイクで演じたんじゃなかったでしたっけ。
まそれは置いといて、ケリー氏はカールソン氏の能力を高く評価しているといい、FOX幹部のやったことに困惑しているという。
「なぜ今なのか?なぜ今になって、ナンバーワンのスターを軽蔑して扱うようになったのでしょうか。彼はもうメールにアクセスできなくなり、自分のチームに別れを告げることもできないのです。それは彼にとっては絶対に失礼なことです。」
今までFOXニュースの人気を背負ってきたトップキャスターに、この仕打ちはさすがにどうなんでしょう。
FOXよりもカールソンの方が支持されている
「FOXニュースの視聴者は明らかに怒っているし、私もそれを責めるつもりはない。視聴率がどうなったかは興味深い」
「FOXニュースは、視聴者が離れずに“タッカーよりFOXニュースのブランドに惚れ込んでいる“と見ているでしょうね。それが本当かどうかはわかりませんが、私はただ、彼らの扱い方は無礼で気持ち悪いと思います。そして、タッカー・カールソンはもっといい目に遭うべきだと思う。」
それに関する最新の世論調査では、59対52でFOXよりもカールソン氏の方が支持されていますね。
Tucker Carlson Is More Popular Than Fox News
After being ousted from his prime-time show at Fox News Channel, commentator Tucker Carlson is more popular than the network that fired him..
More At Rasmussen Reports: https://t.co/YP6kYitYxr pic.twitter.com/SpSjlaFeNW
— Rasmussen Reports (@Rasmussen_Poll) April 28, 2023
有名弁護士を雇ったか
ケリー氏はさらに「私のかつての弁護士であるブライアン・フリードマンを雇って、契約の残りを獲得してくれることを願っている。」
今回CNNから解雇されたドン・レモン氏も、そしてタッカー・カールソン氏も、有名な弁護士であるブライアン・フリードマン氏を代理人に立てたと報じられています。
REPORTING: Both Tucker Carlson & Don Lemon have hired Bryan Freedman to represent them against their networks. He represented Megyn Kelly and given that Fox agreed to pay his full contract he may be working to ensure Tucker is free to start something new.https://t.co/S0M1UubTMW pic.twitter.com/vHrx8hi8ws
— @amuse (@amuse) April 25, 2023
ブライアン・フリードマン弁護士は、俳優、スポーツ選手、映画会社、TV会社など、エンタメ業界に多くクライアントを持つ弁護士として知られているもよう。
クライアント
ヴィン・ディーゼル、メギン・ケリー、ケビン・スペイシー、マライア・キャリー、ロバート・ダウニー・Jr、ジュリア・ロバーツ、クリストファー・ノーラン、ケイト・ベッキンセール、リンキン・パークetc・・・
またマイケル・ジャクソン・エステートの遺産相続債務の処理にも貢献しているとのこと。
左派の本気度
ケリー氏の主張が事実だとすると、さすがこの話は太陽冥王星スクエアがぶっ込んできただけあって、カオス化しそうな様相を呈しています。
やはり昨日書いたように、左派と右派の戦いが本格的になっている事を示しているのでは。それは2024年大統領選挙が近づいてきているからに他なりません。
左派はどんな手を使っても選挙に勝たなければならない。なぜならこれまでのバイデン政権の失敗、バイデンファミリーの怪しいビジネス、司法省がやってきた怪しいことなどを追求されるのは致命的だからです。そしてトランプ氏はディープ・ステートの解体を宣言している。
ゆえに、カールソン氏の右派人気は本気で邪魔であり、なんとしてでも黙らさなければならなかったかもしれません。
まるでどこかの独裁国家の話のようです。
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