国立公文書館、バイデンの偽名メールを認める
バイデン汚職に進展です。
ご存じのようにジョー・バイデン大統領はこれまで、息子ハンター・バイデンの「ビジネスは知らない」「話をしたことはない」と発言し、自身の関わり(つまり汚職)を否定してきました。
いま下院議会で、ハンター氏の海外ロビー活動やマネーロンダリング疑惑が追及されている中で、総額数千万ドルにおよぶ金銭授受の銀行記録が示され、また証人が続々と現れていても、父親が関わった明らかな証拠がまだ出てきていないことだけが、唯一大統領の立場を守っているかもしれません。
それに伴って一部の左派メディアは、ハンター氏の疑惑は認めるようになってきたものの、バイデン大統領の関わりについては沈黙しています。
しかし、それが崩れる日が来るかもしれません。
というのもバイデンは副大統領時代に、息子ハンターの関わるビジネス連絡において、自分の存在を隠すよう、いくつかの偽名を使って通信していたことが明らかになっているからです。
このたび国立公文書館(NARA)は現地8月28日、バイデンが偽名を使ったメール・電子記録・文書を約5400通保存していることを認めました。
ストーリーは展開しつつあります。
National Archives admits it has 5,400 Biden pseudonym emails https://t.co/FwPxfgKJ3e pic.twitter.com/rTzEHS0eY4
— New York Post (@nypost) August 29, 2023
NARAは情報公開請求に14ヶ月も抵抗
NARAは、政府高官の全ての公式なコミュニケーションの記録を保持するよう、連邦法で義務づけられています。
今回NARAがバイデンの約5400通の記録を認めたのは、非営利団体「サウスイースタン・リーガル・ファウンデーション(SLF)」による情報公開法請求によるものです。
SLFの弁護団は、バイデンが副大統領時代に
- ロバート・L・ピーターズ
- ロビン・ウェア
- JRB・ウェア
という3つの偽名を使っていた事を確認し、その情報を公開するよう請求していました。
この情報公開請求は1年以上前の2022年6月9日に提出されていましたが、NARAがなんだかんだで公開せずに遅らせていたため、SLFは法的措置をとったという。
ただしNARA側はその存在は認めたものの、まだ1通も実際の文書を提出していません。
SLFのキンバリー・ハーマン弁護士は「政府の完全性を維持する唯一の方法は、NARAがバイデンの約5400通の電子メールをSLF、ひいては一般市民に公開することです。アメリカ国民はメールの中身を知る権利がある」と述べています。
下院監視委員会もメール提出を要求
一方、ハンター疑惑を追及している下院監視委員会のジェームズ・コマー委員長も、8月17日にNARAに対して、上記3つの名前を含む全ての文書、通信、メールなどを無修正で提出するよう要請しました。
またハンター・バイデン、エリック・シュヴェリン、デボン・アーチャーが送信者、受信者、コピー者として含まれているか、文書や通信の内容に含まれていた文書や通信も請求。
さらに2015年12月9日にバイデン副大統領がウクライナのラーダで行った演説の、2015年11月1日から2015年12月9日までのすべての草稿も求めています。
コマー委員長は声明の中で「バイデン副大統領(当時)が息子の海外のビジネス仲間と話したり、食事をしたり、コーヒーを飲んだりした証拠がすでにある。また、ハンター・バイデンとその関係者が、バイデン副大統領(当時)の金銭的利害関係のある国での政府の公務について知らされていたこともわかっている」と述べ、
「国立公文書館は、バイデン一家の汚職の調査を進めるために、これらの編集されていない記録を提供しなければならない」と付け加えました。
「ジェームズ・コマーは国立公文書館に対し、バイデン副大統領(当時)が偽名を使っていたすべての無修正の文書と通信を要求している」↓
🚨 BREAKING 🚨@RepJamesComer is requesting all unredacted documents and communications from @USNatArchives in which:
▪️Then-VP Joe Biden used a pseudonym
▪️Hunter Biden, Eric Schwerin, or Devon Archer is copied
▪️And all drafts of then-Vice President Biden’s speech delivered… pic.twitter.com/GUPWvPFTuq
— Oversight Committee (@GOPoversight) August 17, 2023
民主党の悪いクセ
蛇足ですが当時、オバマ政権の高官たち=バラク・オバマ大統領、ヒラリー・クリントン、エリック・ホルダー、ロレッタ・リンチ、リサ・ジャクソン、ジョー・バイデンら6人が、偽名メールを使用していたと報じられています。
- リサ・ジャクソン環境保護庁長官(当時)→リチャード・ウィンザー
- エリック・ホルダー第82代司法長官(当時)→ヘンリー・イヤーウッド、デビッド・ケンドリックス
- ロレッタ・リンチ第83代司法長官(当時)→エリザベス・カーライル
- ヒラリー・クリントン国務長官(当時)→「hdr22」と「hrod17」というメールアカウント
なお、オバマ大統領については大統領特権を理由に、どのような偽名を使っていたかは公開されていないようです。
まあ想像するに、民主党はこういう手を使うのが常習化していたということであり、後でバレないように姑息なことをやっていたということですかね。
バレてますけど。
弾劾へのステップ
NARAは機密文書の時もそうでしたが、トランプ氏の情報はホイホイ公開するくせに、バイデンのは拒否するという二枚舌を平気で使います。
ただ下院議会は召喚状発行の権限を持っているので、もしNARAが拒否した場合でも強制的に召喚状を発行できる。
いずれにしてもこれでハンターの海外ビジネスにジョー・バイデンが関わっていたことが証明されれば、弾劾へと一歩進むと思われます。多数決で有罪にはならないでしょうが、弾劾訴追という事実が大きい意味を持つと思います。
まあ何か進展があることを期待したいと思います。
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