中国ミサイル発射、黒人射撃の余波
昨日、「年内は騒々しくなるのかな」と書いたのだが、8月26日に中国が南シナ海に弾道ミサイルを発射したらしい。アメリカによると4発だったとのこと。中国にアメリカを牽制する意図があると報じられている。
それとやっぱりウィスコンシン州の白人警官によるアフリカ系アメリカ人のジェイコブ・ブレイク氏銃撃が各所に波紋を呼んでいて、NBAのミルウォーキー・バックスがバックスとのプレーオフの試合をボイコットした。これに伴ってレイカーズ対トレイルブレイザーズ、ロケッツ対サンダーも延期になっている。
MLBにも波及し、ミルウォーキー・ブリュワーズ対シンシナティ・レッズも試合を延期、パドレス対マリナーズ戦も中止になったという。
個人で抗議の姿勢を示すアスリートもいて、大坂なおみ選手はウエスタン・アンド・サザン・オープンの準決勝を棄権し抗議の声明を出している。MLBでもシカゴ・カブスのジェイソン・ヘイワード選手やセントルイス・カージナルスのデクスター・ファウラー選手などは試合を欠場したもよう。
撃ったのは31才の警官
この件でブレイク氏を撃った警官の氏名がようやく公表された。ウィスコンシン州司法当局によると、31才の警官ラステン・シェスキー(Rusten Sheskey)氏だと発表された。ただしまだ起訴はされていない。
Kenosha police officer who shot Jacob Blake ID'd as Rusten Sheskey https://t.co/FGkzlfOF9o pic.twitter.com/UFhZBS4O5j
— New York Post (@nypost) August 27, 2020
デイリーメールよると、シェスキー氏は警官として7年半の経験があり、年収は7万ドル弱だという。2017年には懲戒処分、2019年にも権利の侵害で提訴されているもよう。
また他のソースでは、2015年に交通違反をした10代の少女を殴った罪で訴えられているとの情報もあった。
撃たれたブレイク氏について
他に発表されたこととして、ブレイク氏の車の運転席の床下にナイフがあったとのこと。ただ撃たれた時には持っていなかったもよう。
またブレイク氏の逮捕歴も明らかになっている。2015年にバーで銃を持っていて逮捕された事は以前書いたが、その他にもDVや性的暴行、不法侵入などで起訴された記録があるようだ。
ブレイク氏の祖父ジェイコブ・ブレイク・シニア氏はシカゴで著名な牧師だったという。公民権運動の指導者であり、1968年のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師殺害の時には演説を行ったとも。
最後に
撃ったシェスキー氏の生年月日は今のところわからないが、1989年生まれというのが引っかかるね。この世代についてはさんざん書いてきたが、人によっては何かあると事が大きくなる。
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