沢田研二氏がコンサートドタキャン――冥王星獅子座世代な話

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歌手の沢田研二氏のコンサートのドタキャン騒動だけど。10月17日にさいたまスーパーアリーナで開催予定だった公演が、当日突然ドタキャンになり、楽しみに集まったファンは置いてけぼりで大騒ぎ。当初「契約上の重大な問題」と発表されたが、翌日、実際は観客数が少なかったためだと沢田氏本人が説明したという流れ。

1960~80年台のスーパースター

沢田研二氏と言えば1960年代グループサウンズ・ブームの頃にザ・タイガースで一躍有名になり「ジュリー」の名で親しまれてきた。70年代に入るとソロになり「勝手にしやがれ」などヒット曲を出し続けた。

もともとハーフっぽい端正な顔立ちがメイク映えして、もしかしたらビジュアル系の先駆けといえるかもしれないけど、いずれにしてもJ-POP界に一時代を築いたと言っていい。

その後俳優など活動の幅を広げていったが、60才時の還暦記念コンサートを期に、ライブツアーに力を入れるようになったというが。

不入りによるドタキャン

今回のコンサートは今年7月に始まった「沢田研二 70YEARS LIVE 『OLD GUYS ROCK』」というツアーの一環で、全66公演の中の一つだったという。この日は17時スタート予定で、開場時間の15:30になってもゲートが開かず、中止が発表されたのは16:30頃だったようだ。ちなみにチケット代は8,000円だったらしいが、払い戻しに応じる予定とのこと。

このドタキャンに関して、ネットでは「圧力がかかって中止させられた」との陰謀論が駆け巡ったという。というのも沢田氏は、ここのところ政治的な発言をすることがあり、原発に対しても反対的な活動をしてきたからというのがその理由らしいが、圧力にしても当日いきなりってあるの?

まそれはいいとして、中止の理由について沢田氏本人が取材に対し、最終的には自らが決定したと語っている。

そして、真相をめぐり諸説が飛び交っていた公演中止について「この結論をくだしたのは、意地でしかない。僕自身にさいたまスーパーアリーナでライブをやる実力がなかったということですが、ライブをやる側の人間の位置が守られなかった」と説明を始めた。

同会場は、座席配置の形式によって5000~3万6500人が収容できる。「当初(観客数が)9000人と聞いていたが7000人だったのと、座席(の一部エリア)が死角でもないのにつぶしてあった。リハーサル前にモニターを見て『なんだこれは』となって。最終的に中止は自分で決めた」と明言した。
【出典元】沢田研二、不入りで公演中止「実力不足はあります」/日刊スポーツ(2018年10月19日記事)

プライドと現実の相反

そもそも今回のツアーには不評もあったようで、ライブレビューなどを見ると、バンドはなく演奏はギターのみで、しかも有名なヒット曲はあまり演らなくて物足りなかった、というレビューも見られる。こうした不評もあって、チケット販売に影響したのかもしれないが。

もちろん中止に対しては、プロだからステージに立つべき・ファンのためにやるべきだった、など批判の声は当然あるわけだが、上掲の記事によれば、沢田氏は事務所やイベンターに対して「ライブをやるなら満員にしてくれ、無理なら断ってくれといつも言ってる」だそうで、まあこの辺はプライドとしてわからないでもない。

ただ、当日集まったファンたちの心を踏みにじったことにはなるだろうし、その結果ファン離れにつながる可能性とか、実際的な話として違約金とか経費の弁償とかはあると言われているし、そういう現実の話と心の自我とのぶつかり合いって言う話。まあよくあるけど。

沢田研二氏のホロスコープ――冥王星獅子座世代

こういうのって、個人的に「世代」の特性じゃないかと思ってる。というのも最近「暴走老人」っていうのが問題になってるけど、これって「冥王星が獅子座の世代」というのがあると思う。沢田氏もこの世代になるけど、この中には団塊の世代とかも含まれていて、学生運動とか全共闘とかにハマった人達もいる。つまり突き動かすパッションとか反骨精神みたいなものを内に持っている世代というわけ。

沢田研二氏:出生ホロスコープ

沢田研二氏:出生ホロスコープ

で沢田氏のホロスコープを見ると、獅子座に冥王星があって土星がある。つまり50代半ば以降は獅子座っぽく人生やりますっていう図なので、還暦からコンサート活動に力入れ始めたっていうのはホロスコープ通りだ。で獅子座の冥王星なので主張が過剰になっていく。そういうのが政治的発言し始めたりとか、客が入ってないからやらないって反骨精神になっていって。

もちろん冥王星獅子座世代にも大人しい人はたくさんいて、それはその人のホロスコープの配置によるので。

沢田氏は若い頃、つまり金星とか太陽の頃っていうのは蟹座なので、しっかりグループサウンズやってたり、ソロになってもたぶん事務所の方針に素直に従って曲とか出し続けたと思うんだけど。

沢田研二氏:ドタキャン時

沢田研二氏:ドタキャン時

で今はっていうと、水瓶座にトランジットの火星があるので、獅子座の土星・冥王星に挟まれた月が常識を破って攻撃的になってしまう。あと火星もやりすぎになってしまうので。

ただ山羊座の土星は「仕事としてそれはダメですよ」って要求しているので、個人としては反発、でも社会人としては「あちゃーやっちまった」っていうところだろう。