衝撃作「リービング・ネバーランド」
米R&BアーティストのR・ケリーが告発番組によって性的虐待容疑で起訴されたのはつい最近のこと、しかしこの後にもう一つでかいネタが控えてる。というのも、現地時間3月3日~4日に「リービング・ネバーランド(Leaving Neverland)」が放映予定らしいので、近い内にマイケル・ジャクソンが物議になる事が予想される。
「リービング・ネバーランド」については以前ここでも取り上げたけど、ウェイド・ロブソン氏、ジェームズ・セーフチャック氏という二名の男性が、子供時代にマイケルによって日常的に児童性的虐待を受けていたことを明かした告発ドキュメンタリーで、二人はそれぞれ7才、10才の頃から虐待を受けていたという。監督は英国人のダン・リード氏だ。
【参照】マイケル・ジャクソン児童性的虐待疑惑ドキュメンタリーが物議――今春に英と米で放映予定
この作品は1月に行われたサンダンス映画祭で上映され、その内容に観客が衝撃を受けたという。上映時間は4時間に及び二部構成になっているというが、あまりの内容に一部と二部の間に席を立った人もいたらしい。
もちろん遺族やマイケルの遺産管理団体(マイケル・ジャクソン・エステート)はこの作品に対して抗議をし、放映予定のHBOに対して1億ドルの訴訟を起こしている。
生前から取り沙汰されていた疑惑
マイケルは生前にも、児童性的虐待疑惑が取り沙汰されている。13才だったジョーダン・チャンドラー、同じく13才だったギャヴィン・ヴェンチュラ=アルヴィーゾウの件だ。2件ともマイケルは無罪だったが、チャンドラーに対しては2200万ドル(現在のレートだと24億円くらい?)もの和解金を支払っている。
何もしていないのに和解金20数億円ってちょっと奮発し過ぎのような気もするし、一方でマイケルクラスのセレブにとって、騒動を収めるためにそれだけの代償を支払う意味があったのかもしれないし、それはよくわからない。
ただ事実として、マイケルを訴えたジョーダンの父親エヴァン・チャンドラーはその後自殺しているし、ギャヴィンの母親は福祉詐欺で有罪になっていたりして、マイケルにとっては追い風になったかもしれない。おそらくファンも溜飲が下がる思いだったろう。
気になる内容は
さておきこの「リービング・ネバーランド」だが、内容をレビューしている記事などをざっくりと読んでみると、二人がマイケルから受けた性的描写はかなり露骨でエグいもののようだ。
以下のBBC日本語版の記事では、二人の発言が日本語字幕付き動画で紹介されているけど、本編はまだまだこんなものではないっぽい。(不快に思うかもしれない内容を含むので注意)
【参照(日本語訳動画あり)】マイケル・ジャクソンさんに幼い頃「何百回も虐待された」と男性2人、BBCに/BBC NEWS JAPAN
さらに二人は、自分が年齢を経ていくにつれ、マイケルの興味が他の少年に移っていくことに対して嫉妬を覚えた、と語っているという記事も見かけた。その「他の少年」の中には、マコーレ・カルキンの名前も挙げられているという。もちろんマコーレ自身は否定しているけど。
ノーギャラ、あくまでドキュメンタリー
まあこの手の告発って、受けた側は必ず「フェイクだ」「売名だ」「カネ目的」と反論するのがデフォだけど、真実は当人たちにしかわからないし、マイケルが亡き今、永遠に結論の出ないテーマかもしれないよね。
今回告発した二人はノーギャラで出演したというし、口裏を合わせないよう個別にインタビューを行い、お互いに顔を合わせたのは、サンダンス映画祭の当日が初対面だったとのこと。
いずれにしても、これでまたマイケル論争になるのかも知れないし、ファンは憤慨するのは間違いないだろうけど。
死後のホロスコープの影響
マイケルが亡くなってから今年6月で10年になる。そういえば石川源晃先生の著書『演習占星学入門―ホロスコープの考察と演習』(平河出版社)で、死後についての記述があったことを思い出した。
そんなわけでマイケルのホロスコープをチェックしたのだが、現在スキャンダルが出てもおかしくないような配置になっていると思う。
いずれにしても現地で放映後、日本のワイドショー等でも取り沙汰されるかもしれない。
個人的な興味としては、ぜひ日本でも公開してもらいたいけど。でなければDVD発売でも笑。
※当ブログでは主流メディアでなかなか報じられず、検索されない情報を取り上げています。ぜひブックマークなどをご利用ください。またあなたの大切な人や、教えたい人にお知らせ・共有してください。
詳しくは→こちら