岡田有希子の衝撃の自殺から33年目――そのホロスコープに思いを馳せてみる

18才でビルから投身

4月8日は故・岡田有希子の命日だったようで、彼女も生きていれば今年でもう52才か、と思うとちょっと複雑な感じがする。ま自分もそれだけ年取ったんだけど。

芸能界入りを家族や担任の先生に反対されたため、食事を拒否して自室に籠もって籠城戦に持ち込み、親が折れるまで耐えた――そんなエキセントリックな反発をしてまでデビューにこぎつけたのに、わずか2年ほどの芸能活動の後、岡田有希子は18才で自ら命を絶った。

当時、まだ芸能報道に対して今ほど規制や自粛がない時代であり、彼女が飛び降りた所属事務所サンミュージックのビルに芸能レポーター梨元勝氏が突入し、事務所幹部から直接インタビューを取った衝撃的な映像は、今だにネットで見ることができる。

飛び降りる前にも自殺未遂

最初、マネージャーの女性が自殺したという情報が流れ、それを確かめるために梨本氏がサンミュージックのフロアに上がると、幹部の人が「飛び降りたのは岡田有希子」と衝撃の告白をする。

突入したビルの前には、まだ彼女の遺体が毛布を被せられて残っていて、道路には血が流れているという悲惨な映像が映し出されていた――今の時代では考えられないことだ。

この日彼女は、午前中に病院に搬送されていた。自宅マンションでリストカットをしてガス自殺を図っていた。幸い、住民がガス臭に気付き通報、レスキュー隊が駆けつけて事なきを得た。

病院で手当を受けた後に、サンミュージックの事務所に戻り、ふと目を離した隙に部屋からいなくなり、そのまま屋上に上がり飛び降りたという。即死だった。

岡田有希子のホロスコープ

岡田有希子

どこまで正確なデータかはわからないが、彼女は昼12時生まれだという。当然獅子座の太陽は天頂になるが、水星も近くにあって、彼女が小学生の頃から芸能界に憧れを持ったというのはわかる。

加えてアセンダントの状態も含め、夢に飛び込む思い切りの良さがあっただろう。

水星は獅子座25度なので、彼女の中ではそれが人生の目的かのように意識したかもしれない。ただしこの水星は、彼女の神経を刺激する何かをもたらしたかも知れなくて、その意味でちょっと危険だった。

「スター誕生」合格~デビュー

中学卒業の頃にオーディション番組「スター誕生」の決勝大会に挑戦し、合格してサンミュージックに所属し、デビューを目指すことになった。しかしサンミュージックといえば、所属女性タレントとの因縁めいたものがつきまとう。

この岡田有希子を始め、桜田淳子・酒井法子・ベッキーなど、サンミュージックに所属した女性タレントが、何年かおきにトラブルを起こして大問題になってきたからだ。

さておき金星の年齢でデビューしたが、これは乙女座なので徐々にギャップが生じたかもしれない。水星の頃の意識とはちょっと違うのではないか。この金星は乙女座10度なので急に奔放さが無くなってしまう。あの自室籠城してまで反発した頃と比べ、急に縮こまってしまう感じだ。

またこの金星は5ハウスの土星と150度なので、努力が必要になる。もしかしたらこの土星が、年上の男性という意味になるのかもしれないが、それはよくわからない。

自殺

アセンダントやMCの勢いに比べ、彼女の月はちょっとデリケート過ぎたかもしれない。この月は突発的心理になりやすく、それは家で一人にいるときに現れやすかったのではないか。

実際、彼女は高校を卒業した時に、それまで下宿していたサンミュージック相澤社長宅から出て、一人暮らしを始めた。彼女が自殺を図ったのは、それからすぐのことだ。

岡田有希子:自殺時

確かに、月に対してトランジットの天王星が90度になっていた。これは家から独立という意味になる。

ただし、上に書いたようにもともとの月のハードさがあったために、トランジットの天王星が必要以上にネガティブに刺激したと言わざるを得ない。これは彼女の突発性を刺激するに余りあって、結果的に衝撃的行動を誘発したと思う。

自殺の時、トランジットの天王星は射手座の22度だった。これは月・天王星という突発軸のミッドポイント(ハーフサム)を刺激したのではないか。(出生時間がどこまで正確なのかわからないけど)

もう33年も経つが、人々の記憶に残る衝撃な出来事だった。