5月9日は可愛かずみの命日、元カレのマンションで飛び降り自殺――精神的に病んでいた?

ポルノ系出身でメジャーで活躍

22年前の今日、1997年5月9日にタレントの可愛かずみが自殺した。

ポルノやAV系出身で成功したタレントといえば飯島愛が有名だが、それ以前は美保純や可愛かずみが定番だった。飯島愛の場合はホステス時代にスカウトされてAVの世界に飛び込んだが、可愛かずみはそもそも美容師を目指していたらしい。

高校時代にスカウトされてモデルクラブに登録、宣伝用ポスターの撮影と聞いて現場に行ったら脱ぐ仕事だったという。いったんは断ったものの、担当者が怒られているのを見て情にほだされ、引き受けてしまった。

この仕事がきっかけで渡辺護監督に見出され、1982年に1本だけにっかつロマンポルノの映画に主演した。なおこのとき渡辺監督が”可愛かずみ”の芸名を名付けたという。

その後はグラビアアイドルとして人気になり、女優やタレントとしてメジャーの階段を上がっていった。

スキャンダル

1995年、プロ野球のヤクルトスワローズに所属していた6才年下の川崎憲次郎選手との交際が発覚、川崎選手も交際を認めており、結婚間近とも言われていた。

しかしその後、川崎選手がケガの治療に専念したいとの理由から破局。ちなみに川崎氏はその後1997年に別の女性(堀恵子=堀ちえみの従妹)と結婚している。

1996年3月に志村けん氏とのツーショットなどが報じられたこともあり、精神的に落ち込んでいたという。この年12月からリストカットを繰り返したが、後に明らかになったところによると、これより何年か前から鬱に苦しんでいて、精神安定剤などを常用していたようだ。

飛び降り自殺

1997年5月9日午前中、3度目のリストカットをして自殺を図るものの、このときは無事で病院で手当を受けている。が、その日19:10分頃、当時川崎選手が住んでいた目黒区のマンションの7階から飛び降りて自殺した。

自殺翌日、彼女に婚約者がいたことが判明、その年の7月7日に七夕婚をする予定だったという。

自殺の理由は明らかになっていないが、2014年に、父親あてに遺書が残されていたことが明かされた。その遺書に、精神的に苦しんでいたことなどが書かれていたという。

可愛かずみのホロスコープ

可愛かずみ

可愛かずみ

そもそも1964年生まれだよね。この世代は人生で普通じゃないことが起きたりする可能性があるんだけど、まあそれはハウスとか他の天体にもよるので。

残念ながら出生時間不明だけど、なんとなく早い時間生まれじゃないかなという気がしてる(ただの邪推)。いずれにしても太陽も月も蟹座なので、裏表のない人という印象。それだけに、いろいろストレスもあっただろう。

手首は双子座なので、そこに火星(刃物)がある。ましてやこの図は恋愛で傷つきやすいと思うので、タイプじゃなくても適当な相手見つけて早めに結婚しちゃった方が良かった気がする。

というのも、この図だと、どうしても普通じゃない才能ありそうな男がタイプになっちゃうじゃない。だけどそういう人はうまくいきそうにない。一方で、結婚相手はそういう人じゃないのを暗示してる。

でまあそういうストレスとかがあり、トランジットの海王星と冥王星がハードになって自殺なんだけど。けっこうキツいよね、このときの配置。

可愛かずみ:自殺時

ちなみにこのとき、ハーフサムの死病軸にトランジット海王星が乗っちゃった。

川崎憲次郎氏との相性

内:可愛かずみ/外:川崎憲次郎

川崎憲次郎氏との相性も見たけど、ちょっと厳しいんじゃないかな。シナストリーがカオスっぽいので。

ハーフサムでも、可愛かずみの失恋軸に川崎氏の海王星があり、宿命軸には天王星、死病軸に金星がある。

一方、川崎氏の方は、欲情軸に彼女の水星が重なるくらいかな。(いずれもハーモ4)

まあこれ見ても難しいと思わざるを得ない。

ご冥福をお祈りします。


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