ああ潮時だなと、素直に思えた
俳優の滝川英治氏が引退を決意したと報じられた。
【滝川英治「俳優引退」を決意】https://t.co/IWqeruysUB
ドラマ撮影中に自転車から落ち、脊髄損傷を負った俳優・滝川英治。懸命にリハビリに励み、パラスポーツ番組のMCで仕事復帰を果たした。多くの困難を乗り越えてきた彼が今、大きな決断をして一歩ずつ進み始めた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 8, 2020
2020年1月11日に自身の著書『歩 ―僕の足はありますか?』のイベントが開催され、ファンと顔を合わせた際に、それまで心の中にあったモヤモヤが吹っ切れる思いがしたという。
「お渡し会でファンのみなさんの熱い思いを直接受け取って、ああ潮時だな……、と素直に思えた。ここでひと区切りつけようと決心がついたんです」
これまでの活躍
滝川氏の姉はフリーアナウンサーの目黒陽子氏、従姉妹には滝川クリステル氏・滝川ロラン氏がいる。
大学生の時に芸能事務所にスカウトされ、20才過ぎ頃から俳優として活動した。舞台「ミュージカル テニスの王子様」や「リポビタンD」のCMでケイン・コスギ氏と共演している。
学生時代からスポーツ万能で、『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』などにも出場した。
撮影中の事故で脊髄損傷
2017年9月15日、BSスカパー!のドラマ『弱虫ペダル Season2』の撮影中に、ロードバイク(競技用自転車)で転倒した際、全身を強く打って重傷を負った。スタッフが駆け寄った際に発した言葉は「僕の足はありますか?」――全身の感覚が失われていたという。
ドクターヘリで運ばれ、病院で受けた診断は脊髄損傷だった。
幸い一命は取り留めたものの、首から下が全く動かず瞬きしかできない状態で、家族に五十音表を指で指してもらい、瞬きで合図して意思を伝えていたとのこと。
さらに呼吸もしづらく、一時期は喉を切開して人工呼吸器を付けていたとも。しかし一年以上に及ぶ入院生活でリハビリに励み、電動車いすを操作できるまでに回復した。
2019年1月に『PARA SPORTS NEWS アスリートプライド』(BSスカパー!)のMCで仕事に復帰した。
ホロスコープ
今さらだけど、事故時のホロスコープ状態は相当危なかった。身体の防御、運動能力などが破れるという配置だったね。
もともとこの図は社会的には犠牲を背負うという暗示がある。ただしそれが、人生再出発の起点にもなっているのは、もしかしたら必要な犠牲だったかもしれないけど。
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