世界的なジャズピアニストのキース・ジャレット氏、脳卒中の麻痺で復帰不可能状態と告白

脳卒中の麻痺で復帰不可能に?

世界的なジャズピアニストのキース・ジャレット氏が、過去に発症した脳卒中によって残った麻痺で復帰不可能だと報じられている。

【10月22日 AFP】ジャズ・クラシック界を代表する世界的なピアニスト、キース・ジャレット(Keith Jarrett)氏(75)は21日、2度の脳卒中により体の一部がまひしており、公演活動に復帰できる可能性は低いことを明らかにした。ジャレット氏の容体公表を受け、音楽界には衝撃が広がっている。

【出典元】ジャズの巨匠K・ジャレット氏、脳卒中で復帰ほぼ不可能に /AFP

ジャレット氏は2018年の2月と5月に脳卒中を発症し、麻痺状態になったという。現在も杖をついて歩くことはできるが、左半身の一部に麻痺が残っており片手でしか演奏できないようだ。またその状態にたどり着くまでに1年以上かかったとのこと。

回復してもコップを持てるくらいだ

ソース元のニューヨーク・タイムズの記事によると、キース・ジャレット氏が最後に公の場で演奏したのは2017年2月のカーネギーホールのコンサートだったとのこと。

翌2018年3月にもカーネギーホールで公演する予定だったというが、突然キャンセルに。この時レコード会社は「健康上の理由」と発表したが、その後何の公式アナウンスもなくなってしまった。

今回、2年間の沈黙を破ってジャレット氏は事実を明かしている。一度目の脳卒中はそれほど深刻だとは思っていなかったが、その後症状が現れたため病院にいき、一時は退院するまでに回復したという。

2度目は自宅で起き、介護施設に入所した。施設には今年5月まで滞在し、ピアノ室でなんとか片手でピアノを弾こうと試みたという。

ジャレット氏は自分が今、ピアニストだとは感じられないという。またピアノの演奏を聞いてもイライラするし、それは自分にはもうムリだと分かっているからとのこと。たとえ左手が回復しても、コップを持てるようになるくらいだろうと語っている。

キャリア

キース・ジャレット氏は3才の頃からピアノのレッスンを受け、天才的な才能を発揮していたという。7才の頃にはプロとしてリサイタルを行い、自作の曲も披露していたとのこと。

ジャズというジャンルにとらわれずクラシックやジャズフュージョンなどで成功を収めており、ピアノの他にソプラノサックスやパーカッション、ハープシコードなどもプレイする。

1965年にアート・ブレイキーのジャズメッセンジャーに加入しキャリアをスタート、その後チャールズ・ロイド・カルテットやマイルス・デイビス・バンドに参加している。並行してソロ活動も行い、自身も2つのバンドを率いていた。

1980~90年代にかけてはクラシック音楽の演奏も行うようになっている。

演奏中の観客のマナーにもうるさかったようで、途中で演奏を止めてしまうこともあったという。また演奏中に写真を取られることも嫌い、照明を消して真っ暗な中で演奏したこともあったようだ。
まあこのあたりは彼のホロスコープのさまざまなポイントが表してるが。

キース・ジャレット氏のホロスコープ

小さい頃から天才っぷりを発揮しただけあって、キース・ジャレット氏のホロスコープを見るとさすがに非凡なものを感じざるを得ない。

こだわりが強く上昇志向で、常識を破ってでも果たそうという思いがあると思うので、それが演奏にも活かされていると思うが、一方でそうしたこだわりが今回の麻痺には内心けっこうきつかったかも。

もう75才という年齢もあるだろうが、回復したとしてもコップがモテるようになるくらいだ、というすでに諦めにも似たような言い回しはその裏返しかもしれない。

ただ脳に関しては明らかに注意が必要だったので気をつけたかった。普通なら急に来るとは誰も思わないだろうけど、占星術からすればどう見てもやばいタイミングだったので。

脳溢血で倒れてその後片手ピアニストになった舘野泉氏などの例もあるし、なんとか元気になってもらいたいものだ。