サミー・ヘイガー――エディから「先週返事がなかったので、時間の問題だと思った」

お互いメッセージ交換するまでに修復

エディ・ヴァン・ヘイレンの訃報が、さまざまな反応を呼んでいる。

このたびヴァン・ヘイレン二代目ヴォーカリストのサミー・ヘイガーが、亡くなる前にエディ・ヴァン・ヘイレンとの関係が修復していたと語っていたことが明らかになった。現地10月7日にラジオ番組でハワード・スターン氏が明かした。

二人はお互いにテキストメッセージのやり取りをしていたという。ただ、再結成などの噂が流れることを危惧して、二人とも和解のことは秘密にしていたとのこと。再結成が実現しないことはお互い理解していたとも。

ただエディは、自分の健康状態について誰にも知られたくなかった、と語っている。

亡くなる1ヶ月前にエディから返事が来なくなったので、体調が良くないと思ったという。そして先週、もう一度連絡をしたが、返事がなかったので「時間の問題だと思った」。

しかしそれは、あまりに急なことだった。

二代目ヴォーカルとして加入

ヴァン・ヘイレンが名実ともにメジャーバンドとしてすでに確固たる地位を築いていた1985年に、初代ヴォーカルのデヴィッド・リー・ロスが脱退し、その後釜としてサミー・ヘイガーが加入した。

その後1996年に脱退するまで、4枚のスタジオアルバムと1枚のライブアルバムをリリースしたが、加入後最初のアルバム『5150』は全米No.1を獲得、その後も立て続けにNo.1になっている。また1991年リリースの『For Unlawful Carnal Knowledge』はグラミー賞を獲得した。

結果的に二代目最後になった1995年リリースの『バランス』もNo.1を獲得したが、すでにヴァン・ヘイレン兄弟との仲には亀裂が入っていたと言われており、1996年に脱退が発表された。

(※ヴァン・ヘイレンは知らなくてもこれは知っている人もいるかも)
『Winner Takes It All』サミー・ヘイガー/シルベスター・スタローン主演『オーバー・ザ・トップ』のテーマ


※父親が息子に強さを教えるストーリーは定番って感じ。

復帰するもまた脱退

その後エクストリームのゲイリー・シェローンが三代目ヴォーカルとして加入したが、前二人のような成功を収めることが出来ずに終わっている。

2004年にサミー・ヘイガーがヴァン・ヘイレンに電撃復帰し、ライブツアーやアルバム制作を行ったが、また仲が悪くなり再び脱退している。その後バンドは解散状態だったという。

2007年に初代のデヴィッド・リー・ロスが復帰し活動を再開。その後もサミー・ヘイガーとエディはずっと不仲が続いていると思われていた。

追悼メッセージ

”心が痛み、言葉が出ない。家族に愛を込めて”
-サミー・ヘイガー

”エディ・ヴァン・ヘイレンは、私がこれまで一緒に仕事をした中で最も気のいいヤツで、たくさん笑いあったよ。彼が音楽にもたらした影響、特にギターに関しては計り知れないものがある。彼は間違いなくレジェンドだ。エディ、またあの世で会おう。愛を込めて。Ozzy”
-オジー・オズボーン

”ギターレジェンド エディ・ヴァン・ヘイレンよ安らかに。君がいなくなって寂しい。”
-ビリー・アイドル

”偉大なるエディ・ヴァン・ヘイレンよ安らかに。私だと分かってもらうために何度か電話をしたけどね。スリラーの「Beat It」のソロは比類のないものだった。一緒に仕事をした時の事を考えると、いつも笑顔になるよ。永遠の感謝を。”
ークインシー・ジョーンズ

”安らかに。マイケル・ジャクソンとのギグが決まったときにエディと話したのを覚えてます。あれは2009年・・・彼はとても協力的で、彼のジャムに招待してもらったんだけど、残念なことに私はリハーサルで忙しくて参加できなかった。彼はモンスタープレイヤーだし失ったものは大きい。”
-オリアンティ

”親愛なるエディへ。あなたは長い間闘ってきた。私たちの友情と、あなたの子供のような瞳の輝きをいつも大切にします。”
-ナンシー・ウィルソン(HEART)

”レジェンドであるエディ・ヴァン・ヘイレンが死去したと聞き、心を痛めてる。彼の家族と彼を支えた周囲の人すべてに哀悼の意を表します”
-デイヴ・ムステイン(Megadeth)

”彼の家族と仲間に哀悼の意を表します。彼は偉大だった。”
-シンディ・ローパー

”エディは文字通りギタープレイを変えてしまった。その後のバンドはかなり素晴らしくなった。彼の家族、友人、そしてファンに祈りと癒しを。”
-リック・スプリングフィールド

”エディはパイオニアであり、天才であり、友達だった。この日、世界は伝説と真のオリジナルを失った。彼の家族や友人に愛を送ります。”
-ジョーン・ジェット

”オーマイガー、RIPエドワード・・・私たちの祈りはあなたの家族、友人、ファンと共にあります。なんという喪失感・・・真に驚くべきミュージシャンだった。”
-デヴィッド・カヴァーデール(Whitesnake)

”もう履かれることはない”
-スティーヴ・ヴァイ

”親愛なる友人のエディ・ヴァン・ヘイレン死去のニュースを聞き、ショックを受けている。彼は最後の最後まで癌との長く険しい闘いをした。エディは特別な人であり本当に素晴らしい友人だった。親愛なる友人よ、また会える日まで安らかに”
-トニー・アイオミ

”彼はギターワミーバーロックそしてライムの方向性を変えた、流れを変えてしまった。そして彼のメロディックなクレイジーさは絶好調だった。エディが亡くなって寂しい。”
スティーブン・タイラー(Aerosmith)

”なんと素晴らしい長旅だったことか・・・”
-デヴィッド・リー・ロス

”心がズタズタだ。エディはギター神というだけでなく、純粋で美しい魂を持っていたんだ。安らかに眠ってくれ、エディ!”
-ジーン・シモンズ(KISS)

”ハイ、エディ、君は我々の世代の中でベストだった。君が亡くなったことはとても残念だ。あなたを愛する人達にお悔やみを申し上げます。君がいなくなって寂しいけど、俺のパートナーが言っていたように「君はいい場所に旅立った」んだね。友よ安らかに!”
-マイケル・シェンカー

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No words…Heartbroken, my love to the family💔

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”言葉がない。心が痛い。家族に愛を”
-マイケル・アンソニー(元Van Halen)

”エディ・ヴァン・ヘイレンは、彼が開発したギターテクニックを全世代のギタリストに広めた才能溢れたギタリストだ。私がこれまで音楽業界で出会った中で、彼は最も魅力的なミュージシャンだった。非常にシャイで、自分のギタリストとしての能力に全く自惚れていなかった。フランク・ザッパは、彼がギターを再開発したと言っていたし、私もそれに同意する。彼がいなくなるのは寂しいが、その輝かしい遺産は歴史に刻まれる。究極のギターヒーローだ。”
-リッチー・ブラックモア

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2020年10月7日