ジーナ・ハスペルCIA長官が辞任
ラトクリフレポートでCIAの圧力が発覚したと思ったら、そのCIAのジーナ・ハスペル長官が辞任するという。
The #CIA workforce thanks Director Haspel for her 36 years of dedicated service to the American people.
You have broken barriers and empowered the next generation of CIA officers. pic.twitter.com/ELzP8XzIKt
— CIA (@CIA) January 19, 2021
これって枕屋さんの持ってた書類に書いてあったことだっけ。しかしなぜこのタイミング?
ハスペル長官はこれまでずっと姿が見えてなくて、そのせいか怪しげな憶測を呼んでいた。フランクフルトで押収したサーバーにはCIAが絡んでいたという話があったし、一説ではその場に彼女がいたとかいないとかの怪情報まで飛んでいた。
ロシアゲート文書、機密解除
噂通りクロスファイヤーハリケーン(ロシアゲート・お場魔ゲート)調査に関する書類の機密解除が、トランプ大統領によって決定された。
※これ下の方で書くけど、実はハスペル長官の辞任とリンクしてる?
なんでも、クロスファイアハリケーン調査書類のバインダーは約1フィート(30cm)の厚さだという。上の覚書の中でトランプ大統領は「このバインダーの材料は、可能な限り機密を解除する必要があると判断した」と述べている。
当然FBIはこの機密解除に異議申し立てをしたといい、そのためトランプ大統領は、書類に若干編集が加えられることに同意したという(黒塗りとかかな)。
クリストファー・スティール氏のインタビューも
ジャスト・ザ・ニュースなどによると、クロスファイアハリケーン調査書類の中にはクリストファー・スティール氏のインタビューが含まれていると伝えている。
クリストファー・スティール氏とは、このロシアゲートでっち上げの元となる情報をもたらしたとされる重要人物。
クリストファー・スティール氏のデマ情報
イギリス情報機関MI6の元諜報部員であり、ロンドンで「オービス・ビジネス・インテリジェンス」という情報コンサルタント会社を経営していたというスティール氏は、トランプ氏とロシアとの関係を示す35ページにおよぶレポート「Steele dossiers(スティール文書)」をぶっ込んだ。これはトランプ氏を大統領から引きずり降ろそうと計画されたものだった。
当時Buzzfeedが、スティール文書35ページ全文をネットに掲載。
その中には、話題になったトランプ氏のゴールデンシャワー疑惑などプライベートな情報が含まれており、トランプ氏はこれに対して「フェイクニュースだ」と否定していた。さらにロシアのプーチン大統領も「完全にナンセンス。売○婦よりもタチが悪い」と非難した。
実はこのスティール氏、ロシアから出禁を食らっていたという。なのに、なぜそんな極秘情報を手に入れることができたのか、長いこと疑問に思われていたようだ。
情報源は米国在住の一般ロシア人
米上院司法委員会リンゼイ・グラハム委員長が2020年7月に公表したFBI内部文書によると、スティール氏は主な情報をアメリカ在住のロシア人から入手していたという。
しかしこの人物は、クレムリン(ロシア政府)とは何のコネもゆかりもない人物だったとのこと。
では、そのロシア人がどこから情報を手に入れていたかというと、ガールフレンドや飲み友からだったとのこと。さらに電話をかけてきた名前も素性も知らないロシア人からの情報もあったとか。
費用を支払ったのはDNCと日羅理陣営
これによってスティール文書はまったくのガセだったことが判明、しかもその元をたどっていくと、日羅理陣営にたどり着いたという。
スティール氏を雇ったのは「フュージョンGPS」という会社だったことがわかった。フュージョンGPS社は、スティール氏に168,000ドル(約1700万円強)を支払っているとのこと。
そのフュージョンGPS社に発注したのが弁護士のマーク・エリアス氏、エリアス氏に依頼したのがDNC(民主党)と日羅理陣営だったという。
DNC・日羅理陣営
↓
マーク・エリアス弁護士
↓
フュージョンGPS社
↓
クリストファー・スティール氏
ハスペル長官が機密解除を妨害?
なので、今回このクロスファイヤーハリケーン調査書類の機密が解除されたことは、今後に大きな意味を持つのかも。
それと辞任を表明したCIAハスペル長官は、クロスファイヤーハリケーン調査の機密解除を妨害していたとの情報がある。
ジャーナリストのショーン・デービス氏が、2020年10月にFOXニュースで発言したところによると、ジョン・ブレナンCIA長官時代、ハスペル氏はロンドン支局長だったとのこと。彼女がワシントンDCとロンドンをつなぐ橋渡し役だったとか。
ブレナン前CIA長官は、お場魔や他の国家安全保障の高官に情報を提供していたという。スキャンダルを煽ってトランプを貶め、ロシアによる干渉の企てを承認した、と以前ラトクリフ長官も述べていたと。
最後に
まあトランプ氏は今後につながる置き土産を残したのでは。そのための大統領令連発、機密解除。
今後なにか起こったら起こったでそれは興味深いけど。
続報を待ちたい。
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