ハンター・バイデンのハードディスク内のデータを検証――薬物・不適切画像・証拠メール

ハンター・バイデン氏の回顧録

ジョー・バイデン大統領の息子ハンター・バイデン氏が、自身の回想録「Beautiful Things」を出版して話題になってる。

米現地4月6日に発売されたという「Beautiful Things」は、主にハンター氏がアルコールや薬物乱用と闘った経験を語ったものだそうで、自身は2014年にコカイン使用の陽性反応が出たため海軍予備校を除隊している。

ノートPCは私から盗まれたものかもしれない

ハンター氏は4月2日にCBSでインタビューに答え、以前ニューヨークポストが報じたラップトップPC(Mac Book Pro)について、「確かに私から盗まれた物かもしれない」と答えている。

しかし「盗まれた」というのはこれまで各メディアで報じられてきた経緯とは異なっており、実際にこのラップトップをFBIに提出したのはデラウェア州でPC修理店をやっていたジョン・ポール・マックアイザック氏という人物だと伝えられてきた。

2019年4月に水が浸水して壊れたPCが修理店に持ち込まれ、規約に定められた期日になっても持ち主が引き取りに来なかったため、店主のマックアイザック氏が中身を確認したところ、とんでもないデータが入っていたため怖くなってFBIに連絡したという。

これを伝えた当時のニューヨークポストの記事はツイッターやFacebookなどから凍結され、現在まで続くビッグテックの検閲のきっかけとなった出来事だった。

ハードディスクの検証

さてこのPCについてデイリーメールがハードディスクのコピーを入手したらしく、新たに鑑識の専門家を使って検証した事を報じている。

記事によるとPCには
・10万3千通のテキストメッセージ
・15万4千通の電子メール
・2千枚以上の写真

等が含まれており、父親バイデン大統領がどのようにして息子の恋愛の悩みに巻き込まれたか、薬物で暴言を吐かれたか、ハンター氏が薬物でお金を使い果たしてしまったため孫の請求書の料金を支払ったか、などが明らかになっているという。

ハードディスクの検査をしたのはFBIに29年間従事したベテランの情報セキュリティの専門家ブラッド・マリマン氏が設立したMaryman & Associatesが担当したという。

報告書によるとOSのタイムスタンプは2016年~2019年になっており、データが改ざんされたり捏造された証拠は見つからなかったとしている。

PCの中身

ハンター氏は父親に、大統領選に出馬するよう望んでいたのがPC内のメールによって明らかになっている。

これに対して父親のジョー・バイデン氏は出馬を約束しているが、メールには気をつけろ、ハッキングされてる可能性がある、とたしなめている。

ハンター氏が心配される理由は十分にあり、長男ボー・バイデン氏(ハンター氏は次男)が亡くなった後、ハンター氏はハリー未亡人と付き合ったが、その後別れるまでの恥ずかしいやりとりがたくさん残っていたという。

またハンター氏とその仲間が、薬物売買や○春などに関わっていた証拠もたくさん残っていると報じている。さらにいかがわしい動画などもあったようだ(まあすでに流出してるけど)。

さらに、ハンター氏は自分で動画を作って出演することに熱中していたようだとも。

その他父親とのメッセージのやりとりの画像などはデイリーメールの記事にアップされている。

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