『リッテンハウス裁判』最終弁論終了も、Youtube生配信が全停止で物議、さらに被害者の犯罪歴がリーク

リッテンハウス裁判の最終弁論が終了

さて全米注目のカイル・リッテンハウス氏の裁判が最終弁論を終えました。

米現地11月16日に12名の陪審員による審議がスタートする予定です。

リッテンハウス氏は、2020年8月23日にウィスコンシン州ケノーシャで起きた警官による黒人男性ジェイコブ・ブレイク氏銃撃で、事件の2日後に起きた暴動の最中に2名の男性を射殺し、1名を負傷させた容疑で起訴されていました。

殺人罪を求める検察側と、正当防衛を求める弁護側とで争われています。

問われている罪

リッテンハウス氏は警察支持者で、自身も警官になることを希望していたことがわかっています。事件当夜も、暴動から街を守るために銃をもって夜の街に出かけたと主張しています。

Wikipediaによると、リッテンハウス氏は以下の6つ罪に問われているようです。

  • ジョセフ・ローゼンバウム氏に対する第1級無謀殺人
  • リチャード・マクギニス氏に対する第1級無謀危険行為
  • アンソニー・フーバー氏に対する第1級故意殺人
  • ガイジ・グロスクロイツ氏に対する第1級故意殺人未遂
  • 被害者不明の男性に対する第1級危険行為
  • 18歳未満による危険な武器の不法所持

ただ15日の最終弁論の前に、ブルース・シュローダー判事は「18歳未満による危険な武器の不法所持」に関しては却下しました。

もしこれが有罪になると9ヶ月以下の懲役刑が科せられるものですが、シュローダー判事は狩猟法の例外事項、年齢、銃身の長さなどを理由に退けています。

そのほか、裁判ではリッテンハウス氏の正当防衛を示す証言などが出てきており、検察側が頭を抱えてしまう場面も見られています。

もしリッテンハウス氏の正当防衛が認められた場合、極左などによる暴動が起こることが危惧されるため、ウィスコンシン州のトニー・エヴァース知事は500人の州兵を待機させています。

Youtubeの裁判ライブ配信がすべて停止

奇妙なことにこの日、リッテンハウス裁判を中継していたYoutubeのライブストリームがすべて停止され、視聴者に混乱を巻き起こしました。

停止された中には複数の弁護士がリアルタイムでコメントする人気チャンネル「Rekieta Media」などもあり、チャンネル側が停止は契約違反だと主張したようです。

さすがに複数の弁護士を抱えるチャンネルを停止するのは分が悪かったのか、数分後に再開されたとのことです。チャンネル側は法廷を報道するのは公共の財産であり、著作権の対象ではないと主張したとのことです。

複数のチャンネルが同時に停止されるのは偶然とは思えず、Youtube側になにか意図があったのかよくわかりません。もしかするとこんなところにもビッグテックの検閲があるのかと。

Rekieta MediaはYoutubeは契約違反だとツイートしています。

衝撃スクープ:被害者の犯罪歴がリーク

そんな中、デイリーメールがスクープを報じています。

リッテンハウス氏に撃たれて幸いにも怪我で済んだ3人目の被害者ガイジ・グロスクロイツ氏ですが、この裁判にも証人として証言しました。

そのグロスクロイツ氏が、実は多数の犯罪歴のある人物だったことが明らかになったと伝えています。

検察による隠蔽

記事によると、グロスクロイツ氏は10年以上も前からさまざまな罪に問われている経歴の持ち主だとのことです。家庭内暴力、徘徊、不法侵入、飲酒運転2回、強盗の重罪、酒気帯び状態での銃器所持2回など。

しかしリッテンハウス裁判のわずか6日前にちょうど係争中だった案件の告訴が取り下げられており、陪審員はグロスクロイツ氏が多数の犯罪歴を持つ人物であることを知らされませんでした。

検察側のトーマス・ビンガー地方検事補はこのことを当然知っていると思われますが、裁判ではグロスクロイツ氏を救急隊員として説明し、当日は医療補助をおこなうために現場にいただけと聖人化していたといいます。

多数の犯罪

しかしグロスクロイツ氏はリッテンハウス氏に撃たれる10日前にも、警察署の駐車場で警官の車を動画撮影したところ、不審者として逮捕されています。

2010年には自分の祖母の顔を殴り、家の中の物を破損した事件がありました。

2012年には住宅に侵入し、強盗容疑をかけられていました。なんでも盗んだプレステ3台を転売しようとして捕まったとのことですが、警察の報告書ではグロスクロイツ氏の信用性の無さや嘘を指摘しているようです。

2013年には元カノのベッドルームの窓を破壊した罪で起訴されています。窓を破壊した後、女性に脅迫メールを送っているとのことです。

2015年には飲酒運転、酒気帯び状態での銃器所持で警告を受けているようです。

世紀の判決

Youtubeのライブ配信一斉中止、グロスクロイツ氏の過去の犯罪歴の隠蔽など、なんらかの裏の意図を勘ぐりたくなります。

いずれにしても陪審員がどのような裁定を下すのかが注目です。左派の暴動の圧力に屈せず客観的な審議を期待したいですが。

ではこの辺で失礼します。

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