マキシン・ウォーターズ議員がデモを扇動、その後州兵と警官が撃たれる――グリーン議員「議会から追放すべき」

ミネアポリスで州兵と警官が撃たれる

さてジョージ・フロイド裁判が最終段階に入り、米国内の波風が一段と激しくなっている。判決次第では、大暴動に発展する恐れがある。

3月末にシカゴでは13才の男子が警官に射殺された事件があった際、メディアがボディカム映像を切り取り報道し煽ったために銃撃が各地で起きている。さらに昨日もマクドナルドのドライブスルーで銃撃があり、7才の女の子が死亡したもよう(暴動と関係あるかは不明)。

また裁判の渦中のミネソタ州ミネアポリスでは、4月18日に暴動を警戒して市内を警護していた州兵とミネアポリス警察が銃撃される事件が勃発、幸いに軽傷で済んでいるがピリピリモード。

こうした過激活動は、フロイド裁判の陪審員に対する警告とも取れるよね。「下手な判決出したら、こんなんじゃ済まないのはわかってるだろうな」というような。実際どうだろ。

民主党議員が乗り込み扇動か

ミネソタで州兵と警察が撃たれたのは、ある議員が現地に乗り込み、扇動発言をした後に起こっている。

その議員とはカリフォルニア州選出の民主党連邦下院議員マキシン・ウォーターズ議員で、この騒ぎの中、先ごろ黒人ダンテ・ライト氏が病院で警官に射殺されたミネソタ州ブルックリンセンターに現れた。

まあそもそも「カリフォルニア州」「民主党」っていう2大看板が揃ってる時点でお察しなんだけども。

当のブルックリンセンターではダンテ・ライト氏の事件以来、抗議活動が続いており、7日連続で抗議者達が市内に集まっているという。

そんな中、現地4月17日の夜にマキシン・ウォーターズ議員が、抗議者が集まっている場所に突然現れ、群衆に向かってスピーチをしたという。彼女は、このためだけにブルックリンセンターに凸したようだ。

「もっと対立しなければならない!」

ウォーターズ議員は抗議者達に向かって「今はこの国の歴史上、非常に困難な時期だ」とスピーチ、

私たちは正義を求め続けなければならない。

この一連の事件で正義を勝ち取らない限り、私たちは満足しないということを民衆に伝えなければならない。

と訴えたという。さらに駆けつけた記者団に対し

私たちはストリートに留まり、もっと活動しなければならない。もっと対立しなければならない。

私たちがマジだと言うことを、彼らにはっきりさせなければならない。

またこの地区で夜11時以降に夜間外出禁止令が出ていることに関して

外出禁止令の意味がわからない。夜間外出禁止令は、人々が話し合うのを止めろ、先導するのを止めろという意味だ。

私は抗議活動が続くことを望んでいる。

これ普通に扇動では?

ウォーターズ発言の数時間後に銃撃

この数時間後の早朝午前4時19分、市内を警備していたミネソタ州兵とミネソタ警察の2名が銃撃を受けた。

犯人は走っているSUVの中から数発の銃弾を発砲したという。

1名はガラスの破片で負傷し追加の治療が必要とのことで病院に運ばれた。もう一名は軽い怪我で済んだとのこと。

なお容疑者については、今のところまだ情報がないもよう。

以前も抗議を煽っていた

以前ウォーターズ議員は、トランプ大統領の二度目の弾劾の際に「南北戦争を起こそうとしている」とトランプ氏を批判していたという。

ニューヨークポストはこのときの発言を引用し、彼女の基準からすればマキシン・ウォーターズ自身が弾劾され、解任されるべきだ、と書いている。

記事によると、ウォーターズ議員が抗議者を煽ったのは今回が初めてではなく、2018年にもトランプ政権内の人間に嫌がらせをするよう煽っていたという。

このときウォーターズ議員は

出没しそうな場所に行こう。レストラン、デパート、ガソリンスタンドなど、あの政権内の人間を見かけたら、表で人だかりを作るのだ。

そして彼らに抗議するのだ。そして、彼らがどこからも歓迎されていないことを伝えるのだ。

・・・陰湿イジメかな(笑)。

この記事にさっそくアリゾナ州共和党が反応、「彼女はテロリストであり、社会に危険をもたらす」と言っている。

グリーン議員「議会から追放するべき」

また共和党マジョリー・テイラー・グリーン議員は、ウォーターズ議員を議会から追放する決議を提出すると表明。

グリーン議員は、ウォーターズの発言がさらなる暴力を引き起こした、と述べている。

私は、暴力行為を扇動しているマキシン・ウォーターズ議員を議会から追放する決議案を提出する。

ウォーターズ議員は私たちの社会にとって危険な存在だ。

暴動を扇動するために州を越えて移動し、昨夜ブルックリンセンターで映像に記録された彼女の命令は、今早朝にミネソタ州で起きた警備隊員への銃撃というさらなる暴行に結びついた。

現職の議員であるマキシン・ウォーターズ議員は、陪審員に有罪判決を要求し、ショーヴィン氏が無罪になった場合は暴力に及ぶと脅している。これは権力の乱用である。

マキシン・ウォーターズ議員は議会から追放されなければならない!

グリーン議員は以前バイデン大統領の弾劾を提出している。また彼女自身も、下院委員会から追放される決議を出されていた。

最後に

実際ジョージ・フロイド裁判では、被告のデレク・ショーヴィン(元警官)側に有利な証言も出ているようで、もしかすると軽い刑になる可能性もありえるか。

そうなるとBLM暴動の過激化は必至なので、陪審員も頭が痛いところかと。

アメリカが割れるね。

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