米国&カナダ、撃墜した飛行物体の捜索をなぜか終了

Chase Doak, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

米国とカナダ、飛行物体の捜索を終了

4月に何か起こったとしたらそれは興味深いと思ってる今日この頃です。

さて、北米で大騒ぎされた未確認飛行物体の捜索を終了するとのことです。あの騒動は一体何だったんだ?

アメリカ軍とカナダ軍の連合組織NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)は現地2月17日、アラスカ州沿岸とミシガン州ヒューロン湖で撃墜した未確認飛行物体の捜索を終了したと発表しました。

またカナダのRCMP(カナダ連邦警察隊)も、2月11日にユーコン準州上空で撃墜された未確認飛行物体の捜索活動も停止したと発表しています。

打ち切りの理由

一応打ち切りの理由は、「空中の画像やセンサー、地表のセンサーや検査、水中のスキャンなど、さまざまな機能を用いて組織的な捜索を行ったが、残骸は発見できなかった」としています。

カナダの方も「降雪があったこと、物体が発見される可能性が低くなっていること、物体が特別な捜索努力を正当化するシナリオに結びつかない」などとして捜索を終了したと述べました。

あっさりしてます。

正体不明の飛行物体は、国家安全保障上の脅威になる可能性もあるのに、いとも簡単に簡単に打ち切られましたね。やっぱりスノーデン氏の言うように、陰謀から目を逸らすためのでっち上げだったんでしょうか?

ロイド・オースティン国防長官は「これらの物体は軍事的な脅威を与えるものではない」と、まだ回収できていないにもかかわらず言い切っており、まるで正体を知っているかのような発言をしていました。

エドワード・スノーデン「飛行物体騒ぎは、目を逸らすためのでっち上げだ」――米国の陰謀隠しだと主張

2023年2月15日

アマチュア気球クラブが名乗り出た?

そんな中でアラスカ上空で撃墜された飛行物体に関して、イリノイ州のアマチュア気球クラブが「我々の気球が行方不明だ」と述べているという。

北イリノイ・ボトルキャップ・バルーン旅団(NIBBB)は、最後にアラスカ上空で気球の位置が確認された後、行方不明になっていると報告しています。

この気球「ピコ・バルーン K9YO」は、アマチュア無線を積んだ趣味用の高高度気球で、水素を充填し、GPS追跡機能とアンテナを搭載した小型送信機があり、47,000フィートまで上昇し、ジェット気流の速度で移動するという。

K9YOは4ヶ月以上前にスタートし、地球を7周していたとのこと。「123日と18時間の飛行の後、2月11日00:48にハゲマイスター島付近ズールーで最後の報告を行った」と2月14日付のNIBBBブログに投稿されていたもよう。

ただ米軍がアラスカ上空で撃ち落とした飛行物体は、2月10日午前10:45(現地アラスカ時間)に撃墜されていますけどね。時差にしてはちょっと開きがある気がするけど。

これを書いている現在、なぜかNIBBBのWebサイトはアクセス不可能になっています。――たまたまなのか?今回の対応に苦労していたという情報もありますが、わかりません。

「NIBBB はインターネットから削除された」


ちなみにCNNはNIBBBにコンタクトをとろうとしたが、できなかったという。

連発する事故

また最近米国で、列車脱線事故が立て続けに起きているのも気になるところです。

特に2月3日にオハイオ州イースト・パレスチンでは141両の貨物列車が脱線し、化学物質を積んでいたために着火されました。それらの燃焼による二次被害が懸念されており、付近の川で3,500匹の魚類の死体が確認されたという。

住民はいったん非難を余儀なくされましたが現在は戻っています。ただ水道水を飲むなと警告されているもよう。

ただの事故かもしれませんが、こういろいろ続くと何か勘ぐってしまいますが。


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2023年4月1日
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