バイデン政権、「コロナウィルスの機能獲得研究を支持する」と表明

バイデン政権は機能獲得研究を支持する

ホワイトハウスによると、バイデン政権は(ウィルスの)「機能獲得研究の実践を支持する」と述べました。

現地2月27日にホワイトハウスのジョン・カービー報道官は記者の質問に対し、「ジョー・バイデン氏は機能獲得研究は”将来のパンデミックを防ぐのに重要である”と考えている」と述べました。

これは先日、米エネルギー省(DOE)が、コロナ発生起源について「武漢ウィルス研究所から漏出した可能性が高い」とするレポートを提出したことに基づいた記者会見での発言です。

米エネルギー省がついに「コロナウィルスは武漢研究所から漏洩した」とする報告書を提出

2023年2月27日

DOEは、これまで定説とされてきた「コロナウィルスは自然界で進化したものであり、武漢の生鮮市場から感染がスタートした」とする説を否定したことになります。

これについてホワイトハウスは、コロナウィルスの発生起源について「まだ(政府としての)コンセンサスが取れていない」と微妙な発言をしています。

しかし一方で、機能獲得研究については「安全、確実、透明性をもって行われる限りは支持する」としており、暗に機能獲得研究が行われていることを知っているかのような発言になりました。

もともとコウモリのウィルスは人に感染しなかった

武漢ウィルス研究所の石正麗(せき・せいれい/シー・ジェンリー)博士は、2008年からコウモリ由来のSARSコロナウィルスの研究を行っており、ノースカロライナ大学のラルフ・バリック博士らと共に2015年11月に論文を発表しました。

科学誌「ネイチャー」に掲載された研究論文は、コウモリのウィルスはヒトには感染しないものの、それを可能にするキメラウィルスを人工的に生成することにより、ヒトへ感染させることができるという危うい研究だったのです。

このようにウィルスを人工的に改造してバージョンアップし、感染力や致死力を高める事を「機能獲得研究(Gain-of-Function Research)」といいます。

しかし良心的な科学者は、こうした研究が「危険であり、科学の倫理に反する」として批判していました。

実際、こうした機能獲得研究によって強力になったコロナウィルス(COVID-19)は、世界中を席巻し、多数の死者を出すことになったのはご存じの通りです。

閻麗夢博士の暴露

かつて武漢ウィルス研究所に勤務していた香港のウィルス学者、閻麗夢(えん・れいむ/イェン・リーモン)博士は、「新型コロナウイルスは中国の武漢ウイルス研究所で作られた」と出版物やインタビューの中で暴露しています。

閻麗夢博士はパンデミックが始まって間もない2020年4月に中国を脱出し、米国に亡命しました。

閻博士はFOXニュースのタッカー・カールソン氏の番組に出演した際、研究所からの漏洩は「偶発的なものではない(つまり故意)」と主張しました。

私はBSL-3の研究所でCOVID-19を扱っていました。偶発的な実験室の漏洩でこのようなパンデミックを引き起こすことは不可能です。

なぜ中国共産党はウィルスを武漢で撒いたのか、調査しなければなりません。

(※BSL-3:バイオセーフティレベル3)

こうした主張は今まで「陰謀論」だとレッテルを貼られ、SNSやメディアなどで批判され追放されてきましたが、DOEの報告によりようやく流れが変わってきました。

ファイザー幹部の暴露

1月末にジャーナリスト組織プロジェクト・ベリタスが、ファイザーのディレクターであるジョードン・トリシュトン・ウォーカー医師に囮取材を仕掛けた動画をリークしました。

それによるとウォーカー氏は、機能獲得研究が行われ、ウィルスを変異させていることを暴露したのです。猿にウィルスを投与し、連続して感染させ続けて、変異株を作るのだという。

そのようにして変異株を作り、先手を打ってワクチンを対応させているとも。

ウォーカー氏は機能獲得研究は「してはいけないものだ」としつつも、こうしたことが行われている事を認めました。

「このウィルスが自然発生したというのは筋が通らない。そんなのはデタラメだ」-ウォーカー氏

【爆弾リーク】ファイザー幹部、隠しカメラ取材に引っかかる――うっかりコロナウィルスの人工作成を暴露

2023年1月26日

この動画が拡散された後、ファイザー社は社内に箝口令を敷いています。

Youtubeはこの動画を即刻削除しましたが、プロジェクト・ベリタスはYoutubeの幹部に突撃取材し「なぜ動画をBANしたのか?」と質問した動画も公表しています。

その後、Youtubeのスーザン・ウォジョッキCEOが辞任を発表しました。

ボストン大学の危険な機能獲得研究

2022年10月にボストン大学の科学者が、致死率80%のコロナ変異株を開発したと発表しました。

【衝撃】ボストン大学、死亡率80%のコロナ株を作り出してしまう――専門家からは批判

2022年10月18日

これはオリジナルのコロナウィルスとオミクロン株をハイブリッドさせたものだという。これを投与したマウスの8割が死亡したとのこと。

一方オミクロン株に感染させたマウスは全て生き残ったという。つまり機能獲得研究によって、致死率の高い危険なウィルスが誕生したのです。

この研究に対し、科学者からは批判が噴出しています。

「危険な火遊びは禁じられるべきだ」

歴史の教科書に載る

新型コロナウィルスのパンデミックは、世界の歴史に刻まれるでしょうね。たぶん歴史の教科書にも載るのでは。

もしその驚異のウィルスが、人間が行った機能獲得研究によってパワーアップし、世界中の人の命を失ったとすれば、教科書はどう説明するでしょうか。

はたして事実が明かされる日は来るのか。

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2023年4月1日
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